スタッフ募集すると、未経験の方が応募されることがあります
初めてエステという職業を選択してくる応募者に対して、おもてなしという接客が必要であることを先ず理解していただくことが大切です。
飲食業を経験された方が
「接客はやってきているので大丈夫です。頑張ります!」
と言います。
国家資格ではないエステは何の資格も必要なく開業、勤務ができる職種です。
技術は入社後、習えばできるようになります。
また、「お友達に、マッサージをしてあげて喜ばれたのでエステティシャンが向いていると思います。」
こんなことを言って面接にいらっしゃる方もいます。
「あ~気持ちいい、上手ね~」
これが、例えば、フェィシャルで5,000円~10,000円いただくとしたら、お金を払ったんだからこの位気持ちがいいのは当たり前・・・と、人は思うわけですね。
1回=10,000円~20,000円支払っても、この施術を数回受ければ願いが叶う!
例:シミが薄くなる、しわが薄くなりそう、ハリが出てきれいになりそうな気がする!
最初の来店時(体験)にこう思わせることができるかどうか? ですね。
体験は1度限りなので、最初に契約が取れなければ売り上げにつながりません。
自分の身体を預け、高額な代金をいただくエステサロンビジネスは“おもてなしのサービス業です。
少し、敷居が高く感じるエステのサロンでは、先ず、不安をなくすこと、
そして沢山のサロンの中から選んで来店していただいたお客様に対して、「ここへ来て良かった!」と第一印象で思っていただくこと
そして、「ここなら綺麗になれそう!」
「お金がかかるけどここなら通いたい!」
これが本来のエステティシャンの目的と役割です。
おもてなしとは、一つ一つの接客に心をこめて丁寧にもてなすことです。
施術はできて当たり前の世界ですね。
問題は接客の質なのです。
心を形で表すのがマナーであり、接客というサービスですね。
これが最小限のお出迎えですね。
ここまでが事務的だったり、無機質だったりすると、決してリピートにはつながりません。
「みんな感じがいいし、親切そうだし、ここで正解だったかも~」
そう思ってもらえたら先ずはリピート率50%です。
新人スタッフに対して、この1~5までがしっかり出来ているかが重要なことです。
南川礼子