サロンの経営を成功させるか否かはひとえにサロンで働くスタッフに対するオーナーの気持ちの持ち方、接し方、管理にかかっていると言っても過言ではないものと思います。
このことに多くのオーナー様 (以下オーナーと言う) が大なり小なり苦慮して取組んでいるのではないでしょうか。
折角雇用し一生懸命育てても短期間で辞めてしまう、会社の言うことを聞き流し売上にも殆ど貢献しないなどの悩みを抱えているオーナーも多いのでないかと思います。
そこで、今回、オーナーとしてどんなことが必要なのか、大切なことは何なのか、何をしたらよいのかについて次の5点についてお話をしたいと思います。
まず最初に、オーナーはぶれない。
サロンの経営方針、考え方、目標を明確に示し徹底し、信念をもってどんな場面でもぶれないことが大切ではないかと思います。
その場その場でオーナーの方針、考え方違ったらスタッフは何を目指し、何をしたらよいのか迷ってしまいます。
スタッフが立ち位置を見失わないように、士気が下がり不満の分子にならないように取組むことが必要なことではないかと思います。
2点目に、スタッフに愛情を注ぐ。
スタッフの生活はオーナー自身が背負っていることを認識し愛情を持って温かい気持ちで接すると共に、サロンの経営はスタッフひとり一人が担っている、スタッフなくして経営はできない。と感謝の気持ちを持つことが大切なことではないかと思います。
オーナーの気持ちはスタッフに敏感に伝わります。
3点目に、オーナーはいつも笑顔で元気でいる。
オーナーの笑顔と元気は会社の活力のもと、スタッフの安心感の原点です。
スタッフに厳しくして近寄りがたい雰囲気を漂わせている。とか、気分屋でその日、その時の気分により仕事をする、顔にだす。これではスタッフはオーナーの顔色ばかりうかがうようになり職場の雰囲気は暗くどんよりしてしまいます。
スタッフのモチベーションは下がり、コミュニケーションも取れなくなり。結果として、小さな問題も対応が遅れて後になって大きな問題になることもしばしばあります。
4点目に、評価は公正にする。
自分はオーナーからどのように思われているか、どんな評価をされているか等敏感に感じとります。
やるべきことを明確に指示し、その結果は公平に評価することは非常に大切なことであると思います。
チョットした身びいきでもスタッフの心はオーナーから離れていきます。
5点目に、分かりやすい言葉で話す。
自らの方針、考え方、指示は具体的に分かりやすい言葉で話す、或いは質問に答える。
話しが伝わってこそ理解して納得してもらえるのです。
ここで、話し方のポイントの一例として、
こういうことで“スタッフはオーナーはこんなことを考えているんだ”と意を汲んで、前向きに仕事に取組みより良い成果につながるようになるものと思います。
上記のことを確実にこなすために、オーナーはいつも自然体のコミュニケーションシップが非常に重要なアイテムではないかと思います。
オーナーはどんなときでもスタッフと真正面に向き合い距離感のない関係に努めることが肝要ではないかと思います。
距離感を縮めるためにも“鉄板ネタを持つ”こともいいのではないかと思います。
以上参考になれば幸いなことと思います。