LIFESTYLE BEAUTY vol.3 ~アンチエイジングダイエット・前編~

~中年太りは老化現象のひとつ 「酸化」「糖化」「ホルモンの変化」を抑えて太らない体に~

 

2020年には日本の女性人口の2人に1人が50歳以上になると言われています。サロンのお客様もこの年代層が増えてくると予想されます。そこで今回は、「アンチエイジングダイエット」として、中年期からのダイエットのポイントについて紹介します。

 

  • 中年太りは老化現象のひとつ 「酸化」「糖化」「ホルモンの変化」を抑えて太らない体に!

40代前後からの「中年太り」の原因は、食べ過ぎと運動不足だけではなかった!?中年太りは、白髪や老眼と同様に、体の機能低下による老化現象のひとつです。「老化」によって、体の中のさまざまな細胞や器官が衰え、本来の役割ができなくなって太りやすい体に……。太らない体づくりをすることによって、健康促進とともに、肌にハリやツヤが戻るという美容的な若返りもかないます。

 

年齢とともに太るのは 基礎代謝量低下が原因

肥満は、簡単に言えば「摂取エネルギー」が「消費エネルギー」を上回ったときに起こります。私たちはじっとしているときでも、エネルギーを消費しています。これを基礎代謝といいます。基礎代謝とは、呼吸をしたり、体温を保ったり、心臓を動かしたりする、生きているために最低限必要なエネルギーです。

老化現象のひとつに筋肉量の低下がありますが、筋肉量が低下すると、この基礎代謝が下がります。基礎代謝量は10代後半をピークに低下していき、40代を境に50代、60代でガクンと落ちていきます。運動量が変わらないように見えても、年齢とともに太る人が多いのはこのためです。若いころと同じように食べ、飲み、生活習慣を続けていれば、どんどん太ってしまいます。

 

あなたの「老化度」チェックシート

自分の体は老化が始まっているのか、チェックシートで調べてみましょう。

 □駅の階段の昇り降りなど少しの運動でも、動悸・息切れがする。

 □食事の後は、たいてい胃がむかつく。

 □下痢、または便秘になりやすい。

 □歯を磨くと血が出る。または口臭が気になる。

 □息苦しい、または咳やたんが増えた気がする。

 □トイレの回数が増えた。または時々尿モレする。

 □嗅覚、視力、聴力のうち一つでも低下している。

 □意欲や記憶力が低くなった気がする。

 □1年前に比べて性欲が減退した。

 □シミ、シワ、タルミのうち一つでも気になる。

 □風邪をひきやすくなった。または切り傷、すり傷が治りにくい気がする。

 □関節痛がある。または筋力低下が気になる。

 □寝つきが悪い。または眠りが浅い。早朝に目覚める。

5項目以上にチェックがつけば、老化が始まっているといえるでしょう。

 

  • 老化による肥満防止には 「抗酸化」「抗糖化」「ホルモン分泌量のアップ」

老化を引き起こすのは、体の中で起きる「酸化」「糖化」「ホルモンの変化」だといわれています。これらの現象は若い体にも起こっていますが、特に40代以降の体にとっては、老化に直結する大敵です。この3つ「酸化」「糖化」「ホルモンの変化」が、細胞やホルモンの機能低下を招き、老化を加速させます。また、動脈硬化や糖尿病などの生活習慣病、がんやうつといった病気、シミ、シワ、タルミといった美容的な問題、運動能力低下の原因になります。「酸化」「糖化」「ホルモンの変化」は、食事や運動、ストレス対策など生活習慣を少しずつ見直すことで、抑制することができます。

 

酸化=活性酸素

「体が錆びる」酸化を、食でストップ!「あなたの体はあなたが食べたものでできている」

私たちは、食物から取り込んだ糖質や脂質に、外気から取り込んだ酸素を反応させて、生きるためのエネルギーをつくりだしています。ただし、酸素を吸うたびに、老化や病気に大きく関係している「活性酸素」も発生します。活性酸素が体の細胞に入り込むと、タンパク質、脂質が酸化(錆びる)し、細胞の働きが低下します。活性酸素は、エネルギーをつくるときに発生するもので、生きている限り発生を避けられません。一方、私たちは体の中に、活性酸素を毒性の低い物質に変えて、消去してくれる酵素を持っています。20代の若い体なら、この消去酵素が十分にありますが、40代からは減ってきます。そこで、太らない体をつくるためには、この消去酵素の減り具合を抑えることと、減った分を補うことが必要になってきます。老化で活性酸素を消去する酵素が減少しても、意識的に抗酸化物質を取り入れることで、十分補えるのです。

 

抗酸化栄養素

抗酸化栄養素

1.ベータカロテン … ニンジン、カボチャ、ほうれん草など

2.ビタミンC … レモン、ミカン、ブロッコリー、小松菜など

3.ビタミンE … アーモンド、ほうれん草、カボチャ、イワシなど

4.ポリフェノール … 赤ワイン、ブルーベリー、ココア、緑茶、リンゴ、大豆など

5.フラボノイド … レタス、春菊、玉ねぎ、大豆、緑茶など

 

 取り入れるポイント

1から5の群の中で、まずは、一つずつ選んでとるようにします。たとえば「コーヒーを1日3回飲むところを、1回は緑茶にする」といった具合です。中でも、おすすめ食材は緑黄色野菜の王様と呼ばれる「ニンジン」。ベータカロテンが豊富なうえ、食物繊維、ビタミンB1、ビタミンCのほか、鉄分、カリウム、カルシウムなどのミネラルも多く含まれています。ベータカロテンは油と一緒にとると吸収力がアップします。野菜スティックにして、オリーブオイルと塩で食べると、手軽に栄養素をとれます。まずは毎日の食生活から意識してみましょう。

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