老化スピードを2倍3倍に加速させる「活性酸素」の撃退法

同い年なのに若く見える人と、老けて見える人。この違いこそ老化スピードの違いなのですが、なぜこうも変わってくるのかというと、そこには「活性酸素」の存在が関わってきます。実は1日に10リットルも体の中に発生している活性酸素。これを除去する力を身に着けておかないと、40歳を超えたあたりから一気に老化がスピードアップしてしまうから要注意! 肌老化や寿命、そして健康に直接的に影響を及ぼしている活性酸素。その正体から、増加させて老化スピードを加速してしまう原因、そして活性酸素を除去する撃退法をご紹介します。

 

老化現象の根源!体をさびつかせる「活性酸素」とは

体を老化させる原因の一つ、「酸化」。酸化とは体のさびであり、鉄などのさびも酸化の一種です。金属が空気に触れたままでいると劣化してボロボロになってしまうのと同じように、体の中でも酸化が進むと、肌のハリやみずみずしさが失われたり、生活習慣病やがんなどの様々な病気を引き起こしたりと、ダメージを受けて傷んでしまいます。この酸化の原因物質が「活性酸素」です。

 

□活性酸素は毎日10リットルも体内に発生している!

わたしたちは呼吸によって、1日に500リットル以上の酸素を体内に取り入れています。そして取り入れた酸素を使い、食事で摂った栄養素を燃やし、エネルギーをつくり出しているのですが、実はこの取り入れた酸素の約2%が、強い酸化作用を持つ「活性酸素」に変化してしまうのです。とはいえ、活性酸素は体にとって必要なもの。活性酸素はその強い酸化力で、体内に侵入してきたウイルスや細菌やっつけてくれる頼もしい存在でもあります。しかし、活性酸素が必要以上に増えてしまうのは大問題。ウイルスたちだけでなく、周囲の健康な細胞までも攻撃するからです。

 活性酸素に攻撃された細胞は、その細胞膜の脂質が酸化してしまいます。すると、細胞内に水分や栄養を届けることが難しくなるだけでなく、中の老廃物を細胞外に排出することもスムーズにできなくなるのです。これはもはや、ゴミ屋敷に閉じ込められて食べ物も飲み物も与えられず、餓死寸前のような状態と同じこと。そして細胞自体の働きが低下し、老朽化してしまいます。細胞の働きが低下すると、新陳代謝自体が低下してしまうので、肌トラブルや全身に不調があらわれてきます。

 

 活性酸素が恐ろしいのは、細胞の老朽化だけではありません。細胞の中にある一番大事な細胞核の遺伝子を傷つけてしまうから。ここがダメージを受けると、細胞自体がバイオハザードみたいにゾンビ細胞に変異したり、一発で死滅したりとその悪影響は大きいもの。いずれにしても、健康な細胞が減ってしまうことで、老化を加速させる原因になります。

 これらの細胞の“ゴミ屋敷内餓死”や、細胞のバイオハザード化、そして細胞の死滅などは、美容トラブルや健康被害をはじめ、生活習慣病の糖尿病や脳梗塞、心筋梗塞、がん、認知症などの原因にもなっており、活性酸素が老化と病気を招くと言っても過言ではありません。だからこそ、いかにこの活性酸素の働きを抑え込むかが、老化予防と健康維持の鍵となります。

 

 「肌のシミやシワが増えた」「肌のツヤがなくなった」などの老け顔実感、「太りやすくなった」などのメタボ現象、「白髪が増えた」「物忘れが多くなった」「視力が弱くなった」「ちょっと運動しただけでも息が切れるようになった」などの体の変化は、細胞の酸化が進んでいるサイン。一つでも当てはまるようなら、今すぐ酸化予防と活性酸素撃退に努めましょう!

 

老け顔を呼び込む!活性酸素を元気にするNG行動

肌老化だけでなく、健康被害や病気までも引き起こす活性酸素。毎日10リットルは呼吸によって発生していますが、さまざまな生活習慣でその発生量を増やしてしまうことがあるのです。

 例えば、激しいスポーツ。一見、運動は健康にも美容にも良い気がするのですが、活性酸素にとっては不正解。激しい運動で呼吸が速まると、活性酸素量も増加するからです。また、空気の悪い場所も注意しましょう。大気汚染やシックハウスなどによる化学物質を含む空気を吸うことで、活性酸素量は増えてしまいます。

 

 

そして現代人の生活において身近な加工食品やファストフードも気をつけたいところ。これらに含まれている添加物や化学調味料が活性酸素を増やすためです。さらに、強いストレスにさらされ続ける環境も回避することが大切。ストレスを受けると一時的に血液の流れが悪くなるのですが、血流が元に戻る際に活性酸素が発生するからです。

喫煙習慣や飲酒習慣がある人も活性酸素量が増えやすい体質だと言えます。タバコの煙には活性酸素の発生を助長し、活性化させる有害物質が含まれていますし、お酒を飲むと肝臓でアルコールが分解されますが、その過程で活性酸素が発生するからです。

 

 紫外線を浴びるのも要注意。紫外線にあたると皮膚細胞で活性酸素が生成されてシミやシワの原因になります。その他にも、睡眠不足も活性酸素を増加させる生活習慣の一つです。そして意外にも、電子レンジや携帯電話などの発する微弱な電磁波などによっても活性酸素が発生することが分かっています。現代人にとって活性酸素を増やす要因はそこら中にあるからこそ、活性酸素の発生を極力抑え込む方法を知り、発生しても消去できる抗酸化力を身に着けておくことが大切です。

 

抗酸化力で対抗する!老けないための活性酸素撃退法

体には必要以上の活性酸素を無害化するための「抗酸化力」が備わっています。酸素が紫外線などによって活性酸素(スーパーオキシド)に変化すると、体内の抗酸化酵素「スーパーオキシド・ジスムターゼ」(SOD)がこれと対峙して、過酸化水素に変えてくれます。次に抗酸化酵素「グルタチオンペルオキシダーゼ」(GPx)や「カタラーゼ」が過酸化水素に働きかけ、無害な水に変えるのです。これらの活性酸素撃退システムが正常に稼働していれば、活性酸素によるダメージは最小限に抑えられるのですが、残念ながら3つの抗酸化酵素たちは加齢とともに減少してしまう宿命が……。だからこそ、食事や生活習慣などで抗酸化力をサポートしてあげることが必要不可欠です。

 

□食事による抗酸化力アップ

体に備わっている抗酸化力は年々衰えてしまうため、体外から「抗酸化物質」を摂取して抗酸化力を高めることが大切です。代表的な抗酸化物質は、酵母やきのこに含まれる「βグルカン」、キウイやトマトなどに多く含まれる「ビタミンC」 、ナッツ類や大豆などに多い「ビタミンE」、ミネラルのセレン、銅、マンガン、亜鉛、赤ワインやブルーベリーなどに含まれる「ポリフェノール」、緑茶の「カテキン」、緑黄色野菜の「βカロチン」、豆類やタマネギなどの「フラボノイド」、ゴマの「セサミノール」、ニンニクやキャベツなどの「含硫化合物」、エビやカニの色素「アスタキサンチン」などがあります。

 

 つまり、偏ることなく野菜、果物、海藻、豆類、きのこ、スパイスなど、毎日の食事の中でできるだけ幅広く多くの種類を食べることが抗酸化力を高める上で重要です。また、食べ方でも抗酸化力をアップする方法があります。それは、よく噛むこと。食物の中に含まれている活性酸素は、咀嚼によって分泌された唾液に含まれる抗酸化酵素によって除去することができるからです。よく噛めば噛むほど、活性酸素を減少させることができます。

 

□生活習慣の見直しによる抗酸化力アップ

NG習慣に挙がっていたものは基本的に控える・やめるようにすることが大切です。また、激しい運動は呼吸量を増やして活性酸素の発生を促してしまいますが、ウォーキングやヨガなどの軽めの運動は抗酸化酵素の働きを高めて体の酸化予防になるため、軽めの運動をすることも心がけたいところ。ストレスの解消に努めたり、紫外線対策を徹底したりすることも忘れてはいけません。月並みではありますが、規則正しい生活習慣こそ、活性酸素の撃退にとって大事なポイントであり、健康と美容に欠かせないライフスタイルなのです。

 

 抗酸化力を強化して体内の活性酸素をいかに少なくできるかが、若々しい見た目を保ち、健康を維持する秘訣です。そのためにも、食生活と生活習慣を見直して、酸化しにくい毎日をおくりましょう!

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