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秋から冬にかけて流行する感染症

今年の感染症シーズンは、いつにも増して厳戒ムード。従来からある感染症に加え、新型コロナウイルスがどこまで流行するのか不安もありますよね。でも、恐れてばかりでは何もできません。

ここでは、秋から冬に流行りやすい感染症やその対策方法などを改めて見直していきます。正しく対策し、うつさない・うつらない行動で元気に乗り切りましょう!

インフルエンザの予防接種を打つのはいつがベスト?

肌寒くなると流行の兆しが見えてくるのが、インフルエンザ。感染力が強く、咳やくしゃみによる飛沫感染や、ウイルスが付着した物を介した接触感染があります。マスクや手洗いは非常に有効な予防方法ですが、もっとしっかり予防するならワクチンの予防接種をするという方法があります。

インフルエンザワクチンは、感染を100%防げるわけではありません。ただし、打っておくことで症状が軽く済み、インフルエンザ脳症にかかるリスクも低くなると報告されています。

今年は新型コロナとの同時流行のおそれもあることから、世間の予防意識が例年より高いです。焦りから、今年はいつもより早く予防接種を受けなければ!と思っている人もいるかもしれませんが、今年は過去5年で最大量のワクチンが準備されているとのこと。

ワクチンの効果は摂取後2週間から約5か月間持続すると言われています。10月末に打ったとすると、今年の冬が終わるころまでは効果が持続するということですね。本格的な流行期に入る前、11月中には接種を終えていたいところです。

2020年のインフルエンザワクチンの予防接種は、原則として10月1日からは定期摂取対象者の65歳以上の人、それ以外の人は10月26日から接種可能となっています。医療機関によっては予約制の場合もあるので、必ず確認してから行くようにしましょう。

ノロウイルスはコロナ対策が効かない場合も!

胃腸炎の中でも、特に感染力が強く集団感染を引き起こしてしまうノロウイルス。家族内で1人でも感染者が出てしまうと、一家そろって感染してしまい大変だった…という話もよく聞きますね。例年だと11月から増え始め、12月から3月にかけてがピークです。

ノロウイルスの感染経路は、汚染された牡蠣などの生食や不完全な加熱による食中毒、汚染されたモノを触ったことによる接触感染の他、保菌者の糞便や吐しゃ物経由での感染があります。ノロウイルスの場合、厄介なのが保菌者からの感染です。吐しゃ物が乾燥すると、そこからウイルスが空気中に漂うので、その後の掃除や殺菌処理には特に気を配らなければならないのです。

ノロウイルスには、新型コロナやインフルエンザには有効なアルコール消毒が効きません。有効なのは塩素系消毒液や熱処理です。塩素系消毒液に台所用のものを使う場合、吐しゃ物の処理には水1リットルに対して5㏄、ふき取りや布類のつけ置きには1リットルに対して2㏄が目安です。

洗えない大物の布製品や、消毒液による色落ちが心配な衣類には熱処理する方法も。洗えるものであれば、一度水洗いしてから85度以上の熱湯に1分以上つけ置きするか、スチームアイロンを1分以上当て続けてから洗濯するのがおすすめです。絨毯など動かせないものは、表面を綺麗にふき取ったあとスチームアイロンやスチームクリーナーを1分以上当て続けましょう。

処理する時は、使い捨てのマスクと手袋、ビニール袋は必需品です。使い捨てエプロンやゴーグルなどもあれば、二次感染を防ぐ効果が大きくなります。いつ感染者が出ても冷静に対処できるよう、流行前に一式を揃えておくと良いですね。

他のウイルスとの共通点としては、入念な手洗いには大きな予防効果があります。外から帰ってきた時や食事の前などは、手についているかもしれないウイルスをしっかり洗い流しましょう。

スマホが感染ルートに?正しい除菌で清潔に

スマホが無ければ生きていけない!なんて人のいるほど、現代人にとってスマホは必需品です。仕事の連絡や電子マネー決済、SNSにちょっとした調べもの…なんでもスマホに頼りきりだと、場所を問わず一日中触りっぱなしになってしまいます。

そんなスマホ、ショッキングなことに汚さはトイレの便座レベルとも言われているんです!食事中に写真を撮るなど、よくスマホを触る人は要注意ですね。毎日触るスマホだからこそ、しっかり除菌も行いましょう。

スマホを除菌する際は、まず電源をOFFにして液晶クリーナーやメガネ拭きなどで液晶部分を優しくふき取ります。よく使いがちなティッシュは、皮脂など油分を除去することができません。

以前まではスマホの掃除といえばここまででしたが、このコロナ禍の中で各メーカーが端末にあった除菌方法を提案しています。多くの場合、イソプロピルアルコール70%以上含有の除菌シートや、アルコールを含ませた布で拭くことを推奨しています。

注意が必要なのは、必ず布やシートにアルコールをしみ込ませたものを使うということ。除菌スプレーを直接かけるのは、故障の原因にもなりかねません。良く触る液晶部分だけでなく、カバーも定期的に綺麗にできると良いですね。

免疫力を上げて感染症に強くなろう

手洗いや除菌などでウイルスを持ち込まないことは何より大事ですが、それに加えて免疫力を上げることも感染症予防において重要なポイントとなります。そのカギは、規則正しい生活習慣と免疫力アップ食材。

しっかり睡眠時間を確保し、適度な運動とお風呂に浸かって温まることを日課とすれば、体力が付き体温も高い状態がキープできます。体温は1度下がると免疫力が30%も落ちてしまうということで、温活も免疫力を上げることにつながります。

食べ物で免疫力をアップさせるためには、まず腸内環境を良くする発酵食品や食物繊維を積極的に取り入れていきましょう。さらにビタミンACEのように抗酸化作用のある栄養素を多く含んだものや、免疫細胞を作るためのタンパク質を積極的に摂るのがおすすめです。

温活のためには、しょうがやスパイス類を使用した温かいメニューも効果的です。肌寒い時期でもあるので、飲み物は常温かホットにして冷えるスキを与えないでくださいね。

まとめ

秋冬は感染症シーズンなので、毎年かからないよう注意している人も多いかと思います。でも、今年はちょっと特別。マスク生活がすっかり定着していますが、警戒心はいつも以上です。

感染症にかからないためには、予防と免疫力アップは欠かせません。手洗いはしっかり丁寧に行い、免疫力アップが期待できる食材はまんべんなく多くの種類で取り入れてみましょう。インフルエンザに関しては、早いうちにワクチンの予防接種を受けることも検討してくださいね。

これからの時期は、ハロウィンにクリスマス、お正月、バレンタインとイベントが目白押しです。いろいろと制限がある中ではありますが、正しい方法で予防してイベントを目いっぱい楽しみましょう。

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