エステ関係の美容機器、施術等の進歩は目まぐるしく、まさに日進月歩です。
少しでもノンビリ構えて何もしないでいればアッと言う間に世の中の流れに乗り遅れてしまい会社を守ることはできない状況下におかれてしまかとも考えています。
そこで、今回は経営者の皆さまが自らの会社を守るために何をどのようにすべきかについて記述したいと思います。
つまり、現場の起こっていることを自ら現物で確認し状況を把握して何か問題はないか、或いは課題が見つかったらその根源はなにか、何が悪いのか現場の人たちとつぶさに話しあい議論し、自ら判断・決断することであると考えます。
変化に気づくためには常に情報に敏感になる。自ら進んで情報を仕入れることは必要不可欠なことです。部下は悪い情報はなかなか上司に言わない、それ故に経営者の耳には嫌な情報は届かないものです。
また、常日頃から人の話しをしっかり聞くことは大変重要なことです。しかし、その話しをすべて鵜呑みにしたらダメだと思います。情報を入手したら自ら確認し、経営陣、ブレーンで議論し迅速に対応することが必要なことではないかと考えます。
この際に注意することは、会社にとって有益な話しか否かリスクはどうか資金は大丈夫か、施策を進めることにより会社に悪い影響はでないか等、常にリスク管理をベースに考えることは必要不可欠なことと考えます。
最後は他の人に任せぱなしにしないで自らが判断し指示することが経営者としてやるべきことと考えます。
よく聞く言葉に、中小企業のオーナー経営者で、何か失敗すれば責任をとって、”会社をたたんでしまえばよい”という言葉をときとして聞きます。この言葉は無責任極まりない言葉で、従業員、取引先のことを全く無視した言葉であり、断じて口にしたらいけない言葉だと思います。
一度そのような言葉を周りの人に聞かれたらその先誰にも信頼されず誰も付いていかなくなり会社は衰退の道をたどると言っても過言ではないと思います。
会社をなにが何でも守るためには決してこのようなことは厳に慎まなければならない言葉だと思っています。
①経営者自らが常に会社は私が絶対に守る。会社をダメにしない。という信念で経営することが最も大切なことではと考えます。
②信頼できるスタッフ・部下をまわりにおく、育成する。信頼できる社員でその上イエスマンでない社員で経営者になんでも意見が言える人をおくことも必要。
経営者はとかく独断専行でみずからが良いと思ったこと、心地よい他人の言葉に惑わされ独断専行で施策を進めることがあります。スタッフ等周りの意見も聞かずいいなと思ったら独断で進める傾向があると思います。結果大きなリスクを背負うこともあります。
部下が経営者に話す言葉ははいいことばかりではありません。苦い話し・意見も一杯あります。苦い意見を言う人ほど真摯に聞いて一旦立ち止まって判断することは重要なことです。
周りの人に相談せず独断での施策遂行には大きな落とし穴があり、落とし穴に落ち至った時真剣に相談にのるものはいないものと思っている。
イエスマンばかりを周りにおかない。「良薬は口に苦し」
③社員を大切にする
どんな会社でも優秀な社員ばかりはいません。仕事の遅い社員、だらしない社員、なん回言ってもミスを起こす社員など欠点のない社員はいません。
定期的に指導・教育しその結果をトレースして社員のレベルアップを図り期待できる社員に育て上げるしかないのです。
この社員は「ダメ」と決め付ければその社員は敏感に感じ取りいずれは辞めていきます。そうなるとまた一から社員を採用し教育しなければなりません。大きな損失です。
但し、就業規則に度々違反したり、なん回言っても反発し一向に改まらない社員は除きます。
理想としては「どこまでこの人のためならついて行く」という人を育てたいものです。
④人脈づくりに積極的に取り組む
会社を経営するうえで人脈ほど重要なものはないと考えます。
人脈をつくり定期的な会話、集いに出ることは絶対に経営のために役に立ちます。
常に同じメンバーで飲み食いすることも大切ですが他の人脈を作ることは視野も広がり大きなビジネスチャンスを得ることもできます。
⑤常に世の中の動きに敏感になって業界のトピックス、専門知識等の習得を怠らない
業界紙は必ず一通り目を通す。また、業界以外の雑誌等も積極的に読み知識を得ることも必要なことと思っています。
前田利家は加賀百万石の祖であるが、非常に良くできた人物といわれています。
少年の頃から織田信長に仕えていたが自身直情径行のため、幾度も失敗をおかし信長に怒鳴られその度に口答えして追い出された。追い出されると人間落ち目になると、それまでの友人がどういう態度をとったのを身にしみて知りました。
ひとたび過ちを犯すと尾ひれをつけて、信長に告げ口する者までいることを利家は身をもって味わった。信長に怒られたといっても利家は信長を決して恨まなかった。利家は何度追い出されてもひそかに協力した。
合戦があるたびにそっと参加してチラチラと信長の見えるところに姿を見せてそのまま消えた。が、そういう利家の気持ちを信長はよく知っていた。
「犬(利家の幼名)のヤツめ、また、あそこにいるな」 苦笑する信長はやがて利家を呼び戻し自分の脇においた。
利家のようにこの人のためならどこまでもついていく。それとそれを見抜いていた信長も流石だと思いました。
いろいろな意見を言って、あなたにとって煙たい存在、てこずる社員がいますが最後はどこまでもついてくる社員に育ててください。
経営者自身の忍耐力と、社員と共に成長を目指す気持ちが大切なことではないかと思います。
福島正則というと、信長の七本槍のひとりであり、加藤清正と共に、猛将という印象が強い。
しかし、本人はなかなかの人情家で、世の中や人間をよく見ていたそうです。
家臣への愛情も深く、また、直言、諫言をよく聞いた。
正則は家臣が失敗したときには大いに怒るが、失敗したことを人のせいにせずに正直に話せば許す度量のある人物だったといわれています。
失敗したらその社員に対し、いい加減な対応をせずに、しっかり叱り、何故そうなったのか原因を考えさせ二度とそのようなことのないように戒めればきっと良い社員に育つものと考えます。
最も大切なことはいい加減にすましてしまうことではないかと。
叱った社員には叱った以上に誉めてやれば社員はこの人ならばとしっかりついてきます。
叱る際に怒りのまま感情をそのまま社員にぶっつけては誉められたことよりも怒られたことの印象をずっと覚えていますので注意してください。 恐怖心を植えつけることはダメ!
社員は会社のために一生懸命に仕事をしますが、時として失敗やお客様から苦情等が寄せられることがあります。そのとき、お客様の前では 自らが矢面に立ち対応してください。
お客様の前でよく部下のせいにして部下を怒る社員がいますが、最もいけないことです。
会社に戻ってから原因は何か、どうすればよかったのか等を考えさせることが必要です。
失敗ばかり責めて、怒鳴りまくっても何も解決しません。社員はやる気をなくします。
一番こたえているのは失敗した社員です。反省しているのに輪をかけて怒られてはたまりません。社員が失敗した場合、経営者は社員に対してどう対応するのかで真価が問われます。
“この人とはもうやっていけない”と思われるか、または、“この人のためなら”と思うかは対応次第です。
「おまえの骨は俺がひろう」 と経営者の気持ちを社員が思ってくれれば社員は信頼します。
何事もピンチの後のチャンスを見逃さないでください。
残念ながら平時ではなかなか人は育たないものです。
それと忘れてはならないことは人の心を動かすにはコミュニケーションです
些細なことでも会話、雑談し、経営者自身の事をより分かってもらい相手のことも深く理解することが必要なことです
―― ここで一寸ひと休みして一口知識です ――
実際に声に出し、言葉が耳から自分の中に入ると、心のスイッチがカチッと切り替わり、自然と前に向くことができるのです。
社長である私が前を向いてポジティブな言葉を発していると、社内の雰囲気も前向きになっていきます。新しい技術や製品づくり・・を可能にするのは社員全員が前を向いて、挑戦と努力を重ねてくれているおかげです。
言葉によって、自分の考え方や行動が変わるし、周りの環境も変わる。常にいい言葉、ポジティブな言葉を発していたいと思っています。
PHP1 諏訪貴子様の記事から
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スタッフ・社員の心をつかみ、「どこまでもこの人のためなら」と思う人を一人でも多く育て飛躍してください。
今回、会社を守る秘訣「経営者のやるべきこと」について記載しましたが皆様の会社で少しでも参考になれば幸いです。