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誰もが持っているお肌の悩み~乾燥編~

お肌のザラザラやカサカサを感じたら、まずは乾燥肌を疑う必要があります。乾燥肌というと、単にお肌の水分量の不足で起こるものと思いがちですが、実は良かれと思ってしている毎日のスキンケアが、乾燥肌の原因になっていることもあるのです。こちらの記事では、乾燥肌になる原因や、今日からでもできる乾燥肌対策をご紹介しています。

■乾燥肌ってどんな状態?

乾燥肌といっても現れる状態には個人差があり、レベルも軽度から重度までとさまざまです。
それではまず、乾燥肌で起こりやすいお肌の状態からご紹介しています。

乾燥肌ってどんな状態?

乾燥肌は角質層の水分と油分の不足で起こる肌トラブルです。
乾燥肌の特徴としては、お風呂や洗顔のあとにお肌がピーン張ってつっぱる、カサカサまたはザラザラする、皮膚がめくれるなどがあります。
乾燥肌は全身に現れることもあり、ケアをせずそのままにしていると、粉を吹いたりかゆみが出たりすることもあります。

■インナードライに注意!

乾燥肌にはドライ肌とインナードライ肌があり、ドライ肌では水分も油分も不足しているのに対し、インナードライ肌では油分は不足しておらず、水分だけが不足しているという違いがあるのです。
そして、ここで注意していただきたいのが、インナードライ肌と脂性肌を混同しないということです。
脂性肌は水分量が不足しておらず、なおかつ必要以上に皮脂の分泌量が多い状態をいいますので、水分が不足しているインナードライ肌とは異なるものだということがわかりますね。
脂性肌とインナードライ肌ではケア方法が異なりますので、どちらか迷ったなら、「お肌がザラザラ、カサカサしているのにべたつきを感じる」場合ではインナードライ肌というように覚えておきましょう。

■乾燥肌になる原因は何?

乾燥肌の最も大きな原因は保湿不足ですが、間違ったケアが乾燥肌を招いているケースも少なくありません。

乾燥肌(ドライ)の原因とは

それではまず、ドライ肌の原因からご紹介しましょう。

洗顔後にそのまま放置

ドライ肌の原因としてまず挙げられるのは、お風呂上りや洗顔後すぐに保湿せず、しばらくそのままで過ごすということです。
お風呂上りや洗顔直後のお肌にはまだ水分が残っているため、あまり乾燥しているようには感じません。
しかし、その状態で10分、15分と過ごしていると、徐々にお肌がつっぱったり、ザラザラやカサカサが目立ってくるのです。

過剰なスクラブ洗顔やピーリング

スクラブ洗顔やピーリングは、週1回程度行うことでターンオーバーの正常化を見込め、シミやくすみの改善に役立ちます。
しかし、あまり頻繁に行ってしまうと、新しい角質層がすぐに剥がされることになって、表皮は常に未熟な角質層に覆われることになるのです。
すると、角質層内の細胞間脂質(セラミドなど)が不足して、ドライ肌特有のザラザラやカサカサの状態が起こります。
それだけではなく、表皮のバリア機能も低下することになり、敏感肌になることもあるのです。

紫外線の影響

紫外線はお肌から水分や油分を奪うため、ブロック対策をしていないとドライ肌や肌老化が目立ってくることがあります。
また、紫外線は表皮のバリア機能低下の原因にもなりますので、1年を通じて直接あたらないように注意しましょう。
ノーメイクの方は日焼け止め、メイクをしている方は紫外線ブロック作用があるファンデーションなどで簡単に対策できますので、お出かけ前には必ずこれらで紫外線対策をしておきましょう。

乾燥肌(インナードライ)の原因とは

インナードライ肌の原因もドライ肌とほぼ同様ですが、また別の原因が加わっていることが多いといわれています。

睡眠不足&ストレス

睡眠不足やストレスが続くと自律神経のバランスが崩れて皮脂分泌が増えることがあります。
そこへ保湿不足が重なると角質層の水分が不足して、インナードライ肌になるのです。
よく眠れないとそれがストレスの原因になり、そのストレスがさらに膨らむとますます寝られなくなるという悪循環が生まれます。
そしてこの悪循環を断ち切るためには、なるべく生活のリズムを整えて良質な睡眠をとることが大切なのです。

栄養の偏り

油分の含有量が多い食品を摂り続けていると、やがて体内で分解しきれなかった油分が皮脂として分泌され、インナードライ肌になることがあります。
油分の過剰摂取はインナードライ肌だけでなくニキビの原因になることがありますので、油分はなるべく控え目に摂ることを心がけてください。
反対に、ビタミンCには皮脂分泌を抑制する働きがあるため、なるべく積極的に摂ることを心がけてみましょう。

■乾燥肌を早く改善するためにしたいこと

乾燥肌は放置していると悪化することがありますが、そうなる前に早めに対策しておけば、短期間で改善することができます。

お風呂上りや洗顔後の保湿は10分以内に!

お風呂上りや洗顔後には、できるだけ10分以内に保湿ケアをしておきましょう。
また、保湿化粧水にはもちろん保湿作用がありますが、化粧水だけではその水分が蒸発しやすいため、化粧水の次に乳液、続いてクリームを薄く伸ばして油膜をつくっておきましょう。
なお、目元や口元の乾燥が気になるときには、目元用や口元用などの美容液でケアすることをおすすめします。
美容液には、洗顔後すぐに使用するタイプや化粧水のあとに使用するタイプなどがありますので、製品の使用説明書に目を通し、正しく使うように注意してくださいね。

フェイスマスクで集中ケア

セラミドやコラーゲン、ヒアルロン酸など、保湿成分を使用したフェイスマスクを使用してみましょう。
フェイスマスクはしばらくお肌に乗せて使用するもので、成分が角質層に浸透しやすいという特徴があります。
フェイスマスクは毎日使用する必要はありませんが、粉吹き状態になっているなら3日間程度連続で使用し、その後は週2回程度の使用でOKです。
なお、フェイスマスクが乾燥すると、今度はマスクのシートがお肌の水分や油分を吸い取ってしまう可能性がありますので、使用時間をきちんと守り、シートが乾燥する前に剥がしてくださいね。

油とり紙はなるべく使わない

お肌がべたつくとテカリが目立つことがあり、このようなときに役立つのが油とり紙です。
しかし、油とり紙を頻繁に使っているとそれが乾燥肌の原因になるだけでなく、乾燥を防ぐ目的で皮脂分泌量が増えることがあるのです。
油とり紙を使いたくなったときにはティッシュで対応し、皮脂を必要以上にとらないように注意しましょう。

室内の湿度は一定に!

1年を通じて注意していただきたいのは、室内の湿度をなるべく一定に保つということです。
夏のエアコンや冬の暖房器具は室内の湿度を下げるため、対策をしないと乾燥肌や喉がカラカラに渇くといったトラブルの原因になります。
これを防ぐためには、室内の広さに対応した加湿器の使用がおすすめです。
最近では安価でも高性能な加湿器がたくさん販売されていますので、まだ加湿器を使用していない方は、この機会に購入を検討してみると良いでしょう。

栄養素をまんべんなく摂ろう

乾燥肌の改善には内部からのケアも大切です。
上記では、油分を控え目にしてビタミンC積極的に摂るという話をしましたが、その他のミネラル成分やタンパク質もしっかり摂ってください。
食品の栄養素は互いの相乗作用で肌細胞を生成しますので、なるべく栄養バランスが整った食事を心がけてみてくださいね。

■まとめ

乾燥肌のおもな原因は保湿不足ですが、良かれと思って続けていたスキンケアや睡眠不足、ストレス、紫外線の影響などが複合して起こることもあります。
今回は、今日からでも実践できる乾燥肌対策をご紹介してきましたので、どれかひとつでもできるところから始めてみて、ザラザラやカサカサが気になる乾燥肌の改善を目指しましょう。

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