自律神経を整える方法

自律神経は私たちの健康を支える役割を持つ神経で、ふたつの自律神経のバランスが崩れると、心身にあらゆる不調が現れます。ところが、生活習慣や生活の中でのちょっとした油断でバランスを崩しやすいのが自律神経なのです。こちらの記事では、自律神経を整える方法をご紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

■自律神経には交感神経と副交感神経がある

自律神経がバランスを崩した状態は自律神経失調症と呼ばれ、交感神経と副交感神経がバランスを崩すことで起こるのです。
交感神経は、主として活動をつかさどる神経で、脈拍数を上げる、呼吸を速める、筋肉を緊張させる、血圧を上げるなどの役割を持っています。
一方、副交感神経はリラックスをつかさどる神経で、睡眠時や休憩時になど、安静に過ごしているときに働き、脈拍数の安定や脳の休息、筋肉をゆるめるなどの役割があります。
このように、交感神経と副交感神経にはそれぞれ異なった役割があり、これらのバランスが保たれていれば心身の不調が現れにくいのです。

自律神経失調症の原因は何?

自律神経失調症は4タイプに分類されていますが、その多くは精神的・肉体的なストレスや過労が原因だと考えられています。

  • 本態型自律神経失調症
  • 神経症型自律神経失調症
  • 心身症型自律神経失調症
  • 抗うつ型自律神経失調症

なお、本態型自律神経失調症は生まれつき自律神経のバランスを崩しやすい体質で起こりますが、その他の種類に関しては、ストレスに弱い性格や仕事などのストレスやプレッシャーなどで起こりやすいといわれています。
また、高すぎたり低すぎたりする室温など、外的な要因で起こることや、睡眠不足などの生活習慣で起こることもあるのです。
このような外的な要因や生活習慣は比較的容易に改善できるはずですので、自律神経失調症の疑いがあるなら、まずはご自身の周囲の環境を整える、そして、しっかり睡眠をとることを心がけてみましょう。

■自律神経を整える方法をご紹介

生まれつきの体質で自律神経がバランスを崩しやすい場合では、専門医による治療が必要になり、ビタミン剤や漢方薬、抗うつ剤、睡眠導入剤などの投与で改善を目指すことができます。
また、更年期を迎えた女性の場合では、年齢で女性ホルモンの分泌量が減ることで自律神経のバランスが崩れることがあり、この場合では、婦人科でホルモン療法などを受けることで改善できます。
それでは、自分で自律神経のバランスを整える方法をご紹介していきましょう。

食事で自律神経をコントロール

毎日の食事は、できるだけ決まった時間に摂ることを心がけましょう。
また、自律神経を整えるためにはビタミンやミネラルが必要ですので、毎日のメニューになるべくこれらの栄養素を取り入れてください。
なお、ビタミンやミネラルは以下の食品に含まれています。

【ビタミン成分】

  • ビタミンA…鶏レバー、モロヘイヤ、ウナギ、人参など
  • ビタミンB1…豚ヒレ肉、豚モモ肉など
  • ビタミンB2…豚レバーなど
  • ビタミンB6…マグロ赤身、鶏ムネ肉、カツオなど
  • ビタミンB12…アサリ、牛レバーなど
  • ビタミンC…柿、ネーブルオレンジなど
  • ビタミンE…アーモンド、ヒマワリ油など

【ミネラル成分】

  • カルシウム…乳製品、いんげん、小松菜など
  • リン…肉類、魚類、牛乳、チーズなど
  • ナトリウム…ジャガイモ、ドライフルーツなど
  • カリウム…バナナ、アボカドなど
  • マグネシウム…乳製品、青菜、バナナ、オレンジなど
  • 鉄…レバー、卵、緑黄色野菜など
  • 亜鉛…牛肉、ナッツ類、牡蠣など

これらの食品は一度には摂れませんが、なるべく毎日摂ることを心がけて自律神経失調症の改善を目指しましょう。

読書や音楽でリラックス

読書をしたり音楽を聴いたりと、自分が好きなことに時間を費やしてみましょう。
好きなことは苦になりませんし、その間はリラックスできるはずですので、自律神経のバランスを整えることができるのです。
もちろん、読書や音楽に限らず、自分がリラックスできることなら何でもかまいません。
毎日は無理としても、週数回は好きなことでリラックスできる時間をつくることが大切です。

適度な運動で筋肉をほぐす

急な激しい運動は自律神経失調症悪化の原因になりますが、ゆるやかに行える運動なら、自律神経のバランスを整える対策として役立ちます。
たとえば、ヨガやピラティスなどがおすすめですが、なるべくお金をかけずに運動したいなら、ウォーキングやスロージョギングがおすすめです。
ウォーキングやスロージョギングならマイペースで行えますし、心地よい汗をかくことで心身ともにリフレッシュできるでしょう。
ただし、自律神経失調症で抑うつ症状が出ているときには、屋外で運動するのではなく、室内で軽いストレッチを行って様子を見ましょう。

寝室の環境を整えよう

寝室は身体を休めることができ、最もリラックスできる場所です。
そして、寝室の室温が高すぎる、低すぎる、枕の高さが合わない、布団が重すぎるなどの問題があると眠りが浅くなり、自律神経がバランスを崩しやすくなります。
現在、寝室に何らかの問題があるなら、できるだけその問題を取り除いて良質な睡眠をとれる環境を整えておきましょう。

■対策で改善できないときには病院へ

自律神経のバランスは、ご自身で行える対策をすることで、ある程度までは整えることができます。
しかし、それでも調子が上向きにならないなら、思い切って病院で相談してみましょう。
ここで、「何科を受診すれば良いのか?」という疑問が生じますよね?
自律神経失調症の多くは心身のストレスが原因で起こりますので、まずは心療内科を受診することをおすすめします。
また、女性特有の更年期障害の一端として自律神経失調症になった場合では、産科や婦人科を受診しましょう。
産科や婦人科では、ホルモン療法をはじめとする治療で自律神経失調症の改善を目指せます。

■まとめ

自律神経のバランスは、主として心身のストレスによって起こります。
また、更年期に差し掛かる女性の場合では、更年期障害の一端として自律神経失調症が起こることもあります。
いずれの場合でも、自律神経失調症はご自身で対策したり、病院で治療を受けるなどして改善を目指すことができるのです。
「自律神経のバランスが崩れたかも」と感じたら、まずはご自身で行える対策をしてみて、それでも改善が見られないのなら病院で治療を受ける方向で考えてみましょう。

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