若いころはスリムでも、30代過ぎから体型が変わりやすいため、おばさん体型になりやすくなります。しかし、若いからと言っておばさん体型にはならないというわけではありません。
どんな年齢の方でも、気を抜いたらいつの間にかおばさん体型になっていた!という事になりやすいので、自分は大丈夫と思わず、体型に気を付けていきましょう。
現在、体型に悩んでいる方も、体型を見つめなおして、理想の体型に近づけましょう。
気付かないうちに体型が変わっていき、気付いた時には遅く、おばさん体型になっている可能性があります。
普段から自分の体を見つめ直す時間を作ってあげることで、将来のおばさん体型にならないための行動を起こすことが出来ます。
裸の状態で鏡の前に立ち、前向きの姿、横向きの姿、後ろ姿をチェックしてみましょう。
毎日、体をチェックすることで、ちょっとした変化に気付くことができ、「ここにセルライトがある」「こんなところにお肉が乗っている」「こんなにサイズが増えてる・・・」などの変化に気付けると同時に、この前食べすぎたからかな?最近この部分を動かしてないな、など原因が分かり、生活習慣の改善や、食事の改善、運動を取り入れるなど、自分の行動や意識も変化していきます。
また、鏡の前で、運動を行うのもおすすめです。
鏡の前で自分の動きを見ながら運動をすると、意識的に筋肉を動かすことができ、正しい姿勢で体を動かせるようになるので、効果が倍増します。
鏡で自分の体型をチェックしながら、運動やストレッチを行ってみましょう。
気付かないうちにおばさん体型になっていくのは、自分の体型の変化に気付いていないことが、原因の一つです。
体型の変化に目をつぶって見ないようにするのではなく、毎日変化を見て気づくことがとても大切です。
体重と体脂肪を毎日測って、何を食べたら太るのか、何をしたから痩せたのか、記録を付けたり、自分の通常の数値を把握しておくと、体の変化に気付きやすくなります。
しかし、体重だけの測定だと、増えた減ったという事だけで見ていく形になるので、体脂肪まで一緒に測れる体重計を使用することをおすすめします。
ただ体重が増えたからといって、太ったというわけではありません。
「体重の中で何が増えて、減ったのか」が重要になってきます。
筋肉は脂肪よりも重いため、運動をして筋肉が発達すれば、おのずと体重は増えます。体重だけで見れば太ったと思ってしまいますが、筋肉が増えると、むくみや老廃物を流してくれるポンプの役割を果たしてくれますし、脂肪を燃焼してくれるので、体脂肪を減らしてくれます。
体脂肪も一緒に測ることで、体重に気をとられることなく、脂肪が減っている状態を目で見て確認が出来るのです。
同じ50キロの体重でも、筋肉量の割合が多い人と、体脂肪の割合が多い人では、見た目の印象が全く違います。体重と共に、筋肉量と体脂肪の数値も測定できる体重計を選んで、毎日自分の状態を把握しておきましょう。
女性の体脂肪で、健康的な体脂肪として標準体脂肪といわれているのは、22%とされていますが、美容体脂肪として、女性が目標としているいわゆるモデル体型と言われている体脂肪率は、18%~20%になります。
しかし、18%の体脂肪を下回ってしまうと、女性ホルモンの分泌や成長ホルモンの分泌に影響を与えてしまい、生理が止まったり、免疫力が下がり病気や感染症にかかりやすくなってしまう為、18%以下になるような無理なダイエットはしないようにしましょう。
20%~22%をキープしてあげるのが、一番理想的です。
体重・体脂肪と共に記録してほしいのが、食事内容です。
食事をすると、体重は増えますが、食べたものが体脂肪に影響してくるのは48時間後と言われ、見た目の変化に影響してくるのが、2週間後と言われています。
これは、食べたものが体に吸収されて、脂肪へと変換されるまでに時間がかかるので、時間がたってから体に影響が出るのです。
食事内容を記録していると、日を逆算して何を食べて増えてしまったのか、原因を把握することが出来ます。
糖質、脂質、炭水化物など、人によってそれぞれ成分の吸収率が違い、脂肪として変換される成分も変わります。自分は何を食べて太りやすいのか、この成分が自分の体で脂肪として変換されやすい食品なんだ、という事が分析できるので、食事内容を記録して自分の体と向き合ってみましょう。
最近では、メモ帳のバリエーションも多く、携帯アプリなどで食事や体重管理アプリも増えています。使っていてやりやすく続けやすい方法で試してみましょう。
自分にとって理想にする体型は誰もが持っているものだと思います。
好きな芸能人や、モデルさん、身近にいる人など、自分の憧れている体型や、なりたい理想の体型を1人見つけ、それを目標にしましょう。
ただ痩せたい、綺麗になりたい!と思って頑張るより、具体的な目標の人物を決めることで、目に見える目標ができ、痩せたい部位や、綺麗にしたいラインなどの細かい目標が増えて、ダイエットがはかどるのと同時に、美意識も変わっていきます。
キレイな人やキレイな体型の写真や携帯画像、動画などで、習慣的に見ることで女性はやる気が起きやすく、美意識が高まるので保存していつでも見れるようにしておくとモチベーションに繋がります。
40代、50代を過ぎても綺麗な体型を保っていて、実年齢に見えない方っていますよね?
逆に若くても、おばさんに見えてしまう方もいます。この違いは、顔の印象もありますが、大きくは体型に影響しています。
おばさんに見える体型と若く見られる体型の違いはなんなのでしょうか。
今回は、若く見える理想の体型はどのような体型なのか、体の部位ごとのご紹介をしていきます。
二の腕が細いと、華奢な印象になります。また洋服を選ばなくても良いため、ノースリーブの服装や二の腕の上部まで見える服装でもスッキリした印象になるので、オシャレ度がアップします。
二の腕がぽっちゃりとしていると、肩からお肉が盛り上がってしまうので、ガタイがよく見えて、身体全体が大きく見えてしまいます。
女性は、背中に脂肪がつきやすく、特に背中や脇付近の脂肪は一度ついてしまったら落としづらい部分になります。また、下着を着用することによって、下着の上に脂肪が乗ってしまい、見た目にも分かるほど、脂肪の段が付いてしまいます。これだけでおばさん体型に見られてしまうのです。
背中がスッキリしていて、姿勢が良いと、若々しい見た目になり、華奢な印象を与えるので、若く見られやすくなります。
お腹がスッキリ平らな状態で、もたつきがないお腹は若々しい印象を与えます。
また、横向きになった時、幅の薄いお腹は誰もが憧れるものです。
ウエストがキュッとくびれていて、メリハリのあるウエストはスタイルの良さを引き立たせますし、洋服を着たときに、ウエストインで着るパンツやスカートなども綺麗に着こなすことが出来ます。
ウエストがくびれていると腰の位置が高く見えるので、足長効果も期待できます。
太ももの間に隙間があったり、足首が細く、ふくらはぎがスラッとしているとスタイルがよく見えます。また、ふくらはぎの筋肉が程よく付いていて、位置が高いと足が長く見えます。
脚が長いと綺麗に見えると考えがちですが、それだけではなくメリハリが大切ですので、脚の全体のバランスが整っていいてメリハリがあると身長が低くても脚は長く見えます。
周りからおばさん体型に見られるとガッカリして自信も無くなってしまいますよね。
おばさん体型になる前に、自分の体型を見直して、早い時期から対策をしていると、将来スッキリした若見え体型に近づけることが出来ます。
スタイルの良い体型というのは、身長が高くてスタイルが良い事が重要ではなく、全身を見たときのバランスが大切です。自分の顔の大きさや、肩幅、身長に沿って全体のバランスを見たときのベストな細さやラインがありますので、自分の体としっかりと向き合って、理想の体型に向けて行動を始めてみましょう。