コンプレックスは誰もが持っているものです。
容姿、体型、身長、声、セクシュアリティなど、人それぞれ悩みがあり「もう少し〇〇だったら～」「あの子のここが羨ましい・・・」など、コンプレックスに悩んだことがあるのではないでしょうか？
しかし、そんなコンプレックスがあるからこそ、自分の魅力となり、武器になる要素です。
コンプレックスを逆に活かして、自分にしかない美しさを引き出していきませんか？

コンプレックスはマイナスではなくプラス要素

誰にでもコンプレックスというものがあります。
コンプレックスはマイナスになることではありません。むしろコンプレックスをプラスにしていき、より魅力的になる事が出来ます。
他人から見て、そんなことが気になるの？と思われることでも、自分自身の中ではとても気になる所があり、どうしてもこうなりたい、ここを綺麗にしたい、と思ってしまいがちです。それだけ美意識が高いという事です。
落ち込んでしまうくらい気になることであれば、自分のなりたい姿に変えてみるという事も良いでしょう。
しかしコンプレックスと思って悩んでいるものは、実は個性だったり、誰もが真似できないものを生み出す原動力となる事があります。
そのコンプレックスは、他人から見たら、逆にその人が目指しているものかもしれません。
人それぞれ骨格が違い、顔のつくり、配置の違いなどがあります。それはコンプレックスではなく、自分自身の魅力を最大限に引き出せる「個性」なのです。
自分だけしかない魅力を引き出して、元々持っている美しさを引き出してあげましょう。

あなたは何がコンプレックス？マイナス思考をなくしましょう

気になる所は人それぞれですが、あなたのコンプレックスは何ですか？
コンプレックスを気にしすぎるのは良くありませんが、自分自身を見つめ直すことはとても大切な事です。気になっている部分を思い返し、それをプラスに変えていきましょう。

身長が気になる方

身長が高い、逆に身長が低いとコンプレックスに感じている人もいると思います。
しかし、どちらも生かしてあげれば、それが個性になり、チャームポイントになります。

身長が高い方は、周りから見ればモデルのような高身長は憧れの元です。
他の人よりも腰の位置が高く、足も長く見えるので、身長がもっと欲しい人から見れば、手に入れたくても手に入らない永遠の憧れです。
身長を誤魔化そうと猫背になったり、ヒールを避けるのはもったいないです。
背筋を伸ばして、どうどうと胸を張って歩いてみましょう。
身長の高さを生かしてパンツスタイルやロングワンピースなど取り入れるとより魅力が引き立ちます。Tシャツにジーンズというシンプルなカジュアルスタイルでもオシャレに着こなせるのは高身長さんの強みです。

逆に身長が低い方は、高い身長に憧れがちですが、小柄で可愛いイメージで、守ってあげたくなる存在です。
身長が低い事で出来ない事もありますが、周りの人が助けてくれたり、気を遣ってくれたりと得した事もあるのではないでしょうか？
身長が低い方は、ふんわりとしたフェミニン系の服装や、レースやシフォン生地の服装など、女の子らしく可愛いらしい服装もよく似合います。また、逆にだぼっとしたオーバーサイズのニットやパーカーなども小柄な体型を生かして着こなせるのでおすすめです。
低身長でも無理に高いヒールを履いて身長を誤魔化さなくても充分魅力的です。
自分が持って産まれた身長を活かして、日常を楽しんでみましょう。

体型が気になる方

体型は誰もが気にしたことがあるのではないでしょうか。
体質的にぽっちゃりになりやすい方、逆に細い方、身体の部分的に気になる所がある方など、体型の悩みは様々です。

ぽっちゃりとした体型が気になってるけど、頑張ってダイエットしても痩せない・・・と落ち込んでいませんか？もちろん病気になるほど太ってしまったらダイエットは必要ですが、ぽっちゃり体型を気にしすぎて無理なダイエットしてしまい、ストレスを溜めてしまっては、逆に太りやすくなったり、健康面でも身体には良くありません。体型ばかりを気にするのではなく、その体型を生かしてみてはいかがでしょうか。

日本人は全体的に細身の方が多く、ぽっちゃりと言っても実際は健康的な体型で、本来なら標準的な体型といえる方がとても多いです。
この場合、自分は太っていると思い込んでいる状態で、コンプレックスを抱えてしまっているのです。
目標を持って体型を変える為に頑張ることは良い事ですが、何事もやりすぎは禁物です。
ぽっちゃり体型は健康的で柔らかく穏やかな印象を与えてくれるので、癒し愛される存在になれます。

逆に痩せすぎてるから体型をふくよかにしたいけど、いくら食べても太れない方もいます。
食べても太りにくい人は、胃下垂の方や胃腸が弱い方も多いため、食べて増やそうとしても胃腸に負担をかけてしまいまうので無理に食べる量を増やすのは禁物です。
細い体型は、周りから見れば憧れの姿です。特に骨格から細い方の体型は、どんなに頑張っても目指せない部分ですので、自分の体型に自信を持ちましょう。
スラッとした体型を生かして、パンツスタイルや、ピッタリとした服装など体型を気にせずに選ぶことが出来るのが細身の方の強みです。自信を持って日頃のファッションを楽しんでみてはいかがでしょうか。
どうしても細身の体型を変えたい方は、筋肉を付けてあげるとメリハリのあるボディラインを作ることが出来ます。日常の中に運動を取り入れてみましょう。

顔の作り

目が一重、鼻が低い、顔の輪郭が気になる、顔のパーツの位置が嫌いなど、顔の作りに対して気にしてる方は多く、全くコンプレックスを持っていないという人のほうが少ないと言えるほどです。
しかし、目が大きい方が可愛いとか、顔が小さい方が綺麗、鼻が高い方が美人など言われる事が多いですが、それは一時の世間の価値観です。

昔の女性は、一重で細い目、顔が下膨れていて、眉が目から離れてるという顔が美人だったように、時代によって綺麗の基準は大きく違います。
また、綺麗だと思う顔の好みは様々で1人が綺麗だと思っていても、もう１人から見たら好みとは違うように、綺麗だと思う基準は人それぞれ違います。

例えば、パリコレのファッションショーでは、日本人は切れ長のキリっとした目がクールビューティーで魅力的だと言われることが多く、モデルさんがあえて目元を一重で切れ長に見えるように、目元をつり目がちにメイクをして、ランウェイを歩いたモデルさんが絶賛されたという実話があります。その顔立ちがとても綺麗だとオファーが絶えない程だったと言われています。

両親から引き継いだ大切な顔です。マイナスな方へ考えるのではなく、捉え方次第で顔のコンプレックスは逆に魅力に変わります。自分の持っているものを最大限に生かしてみましょう。

まとめ

人と比べると、どうしてもその人が羨ましくなり、小さかったコンプレックスが大きくなってしまいます。人と比べることなく、自分の良さをよく見つめ直してあげましょう。
人には、一人一人個性と魅力があります。それをいかに見つけることが出来るかで、自分の自信に繋がり、その自信は魅力的な印象を与えてくれます。
コンプレックスを感じないという事は難しいですが、それ以上に自分の良い所である魅力を引き出してコンプレックスを小さくしていく事は出来ますので、悩んで時間を使うのではなく、楽しむため、魅力を引き出すために時間を有効活用してみませんか。