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不調の予測、先読みメンテナンスを受ける方法【エステ編】

エステといえば、美容関連の施術というイメージが強いですよね。しかし、エステの中には、不調の予測からの先読みメンテナンスを受けられるところもあるのです。ただし、その種類は多岐に渡るため、不調のメンテナンスを受けたいなら、どれがご自身に適しているのかを見定めなくてはなりません。

不調の予測とは?不調が起こりやすいタイミングについて

不調が予測できるというと驚く方がいますが、多くの不調には前兆とも捉えられる心や身体の変化が現れていることが多いといわれているのです。
そして、その前兆ともいうべき心や身体の変化を捉えて対策しておけば、不調が起こる確率を少なからず減らせるのです。
これを、先読みメンテナンスといいます。
それではまず、不調の予測をしやすいタイミングや、起こりやすい症状からご紹介していきましょう。

  • 季節の変わり目
  • 更年期
  • 気圧の変動
  • ストレスが多く、気分が沈む
  • 手足がしびれる

これらが、不調を予測しやすいタイミングです。
それでは、これらのタイミングでどのような不調を予測できるのか見ていきましょう。

季節の変わり目

季節の変わり目には、気温の変化などであらゆる不調が起こりやすくなりますが、特に顕著に現れやすいのは以下の前兆です。

身体がだるい、頭痛がする

1月~2月あたりから、身体がだるい、頭痛がするなどの症状が現れ始めたら、花粉症の前兆かもしれません。
花粉症になると、鼻水が止まらない、目がかゆい、目やにが出る、くしゃみが止まらないなど、生活に支障をきたす不調が起こりやすくなります。
花粉症はマスクやゴーグル、抗アレルギー内服薬などで対策できますが、あらかじめエステで対策しておくことで、症状を軽減させることが可能です。

めまいやふらつき

9月の終わりからめまいやふらつきが気になり始めたのなら、夏の疲れによる自律神経失調症の前兆を疑う必要があるでしょう。
自律神経失調症を発症すると、身体のほてりやのぼせ、動悸、息切れ、便秘や下痢、不眠など、あらゆる症状が現れることがあります。
また、人によっては精神が不安定になったり、抑うつ症状が起こることもあります。
そして、これらの前兆として起こりやすい不調が、めまいやふらつきといった症状なのです。
自律神経失調症の症状が強く現れた場合では、専門的な治療が必要になるだけでなく、治療期間が長引く可能性も否めません。
そうなる前にエステで先読みメンテナンスを受けておけば、症状が洗われたにせよ、重症化しにくくなるでしょう。

更年期

更年期は閉経の前後5年の期間をいい、50歳を閉経時期とした場合では、およそ45歳~55歳の期間が更年期ということになります。
更年期は誰でも迎えるものですが、それに伴う更年期障害の現れ方については個人差があります。
なお、更年期突入前には以下の前兆が起こりやすくなりますので、更年期障害で起こる不調も予測しやすいでしょう。

  • 生理周期の短縮
  • 生理日数の短縮

これらの前兆が見られるようになりますが、これは年齢によって卵巣の働きが鈍って、プロゲステロンとエストロゲンという2種類の女性ホルモンの分泌量が減るためです。
そしてこの状態になると、「女性ホルモンを分泌させなさい」という脳からの指令を受けた卵巣が刺激され、いつもより早く排卵が起こります。
つまり、この状況が生理周期の短縮につながるということです。
そして、脳からの指令を受けても卵巣が無反応になると、いよいよ閉経を迎えることになるのです。
こうして迎えた更年期では、ホットフラッシュ、寝汗、イライラ、不安、尿失禁、むくみ、胃腸の不調、便秘や下痢、ドライアイなどの更年期障害がおこりやすくなります。
上記では自律神経失調症について触れましたが、この症状は更年期障害の一端として現れることもあります。

プレ更年期について

プレ更年期という時期があるのをご存じでしょうか。
上記でご紹介した更年期の前兆ともいえる症状は、更年期突入の直前に洗われることもありますが、プレ更年期と呼ばれる30代後半40代前半あたりで現れる方もいます。
そして、比較的早い段階で前兆が現れたのなら、なるべく早めに先読みメンテナンスを行っておくことが大切なのです。
実際に更年期障害の諸症状が現れたのなら、婦人科などでの専門治療がおすすめですが、プレ更年期ならまだその必要はなく、エステで対応できます。

気圧の変動

最近増えているといわれているのが、気圧の変動による低気圧不調です。
たとえば、梅雨時に毎回頭痛やめまい、むくみが起こりやすい、梅雨時に限らずこれらの不調が起こりやすいなら、ひとまず低圧不調の可能性を疑ってみましょう。
では、低気圧不調はどのようなメカニズムで起こるのでしょうか。

梅雨時に限らず、秋の長雨の時期に突入すると、低気圧の気候が長期間続き、それによって体内の水分バランスが崩れやすくなるといわれています。
そして体内に水分が滞留することで、血管が拡張による神経の圧迫される機会が増え、頭痛などの不調が起こりやすくなるのです。
また、低気圧不調でも自律神経失調症が起こることがありますので、実際に強い症状が現れる前には、先読みメンテナンスしておくことが望ましいのです。
低気圧不調は中高年に起こりやすいといわれてはいますが、若い年代の方の中にも低気圧不調の症状が現れる方もいます。
つまり、若い年代の方でも油断できないのが、低気圧不調だということですね。
低気圧不調の症状はひとつだけ現れることは少なく、複数の症状が現れやすいといわれていますので、天気が悪い日に不調が起こり素やすいという方は、早めにエステに相談してみると良いでしょう。
なお、低気圧不調があまりにもひどい場合には、エステの施術だけでなく、内科にも相談してみることをおすすめします。
ほとんどの内科では低気圧不調の治療に対応しており、内服薬などを処方してくれるはずです。

ストレスが多く、気分が沈む

普段からストレスを感じやすく、気分が沈むことが多いという方は、うつ病の入り口に立たされている可能性が考えられます。
うつ病を発症した方の多くは、「何だかおかしい」ということは感じていても、それがうつ病だということにしばらく気付かず、それによって症状が進行してしまうことが少なくないといいます。
では、うつ病を発症する前にはどのような前兆が現れやすいのでしょうか。
実は、うつ病の前兆は心だけでなく、身体に現れることもあるのです。

【身体の症状】

  • 関節痛、肩こり、腰痛
  • 頭に響くような頭痛
  • 食欲不振、食欲過多、胃の不調
  • 発汗、寝汗、悪夢
  • 息苦しい

【心の症状】

  • 他人の失言に対して必要以上神経質になる
  • 何でも自分のせいだ、自分が悪いという自責の念が押し寄せる
  • 意欲が湧かない、無気力
  • 集中力の低下
  • 以前では興味があったことでも興味を感じなくなった
  • いつでも憂鬱な気分

これらが、うつ病の前兆として起こりやすい不調です。
また、家庭では家族との会話が激減、あるいは家族を避ける、酒量が急激に増えるなど、目に見える変化が現れることがあります。
そして事においては、凡ミスが増える、日中にボーッとすることが多いなどの変化が見られることがあります。
なお、ご紹介した症状はうつ病の前兆の段階で現れやすく、その延長線上としてさらに症状が悪化したのがうつ病です。
うつ病は心だけの問題と考えられがちですが、実は肉体的な過労でも起こりますので、少しでもおかしいと感じたら、心療内科でカウンセリングを受けることをおすすめします。
また、身体の不調が顕著に起こっているなら、それがうつ病かどうかの判断が難しいため、エステなどで施術を受けて、しばらく様子を見るというのもひとつの方法でしょう。

吹き出物、肌荒れが起こりやすい

冬から春にかけて、夏から秋にかけて吹き出物ができやすい、あるいは肌荒れが起こりやすいなら、季節による環境の変化が原因でそれらが起こっている可能性があります。
まず、冬から春にかけてですが、この時期には日中の気温は高くなりますが、夜間では気温が急下降し、その寒暖差に身体がついていけず、あらゆる不調が起こりやすくなります。
そして、その一端として現れるのが、吹き出物や肌荒れなのです。
たとえば、日中の気温が高いと、その分汗をかきやすくなり、皮脂分泌量も増えますので、これが吹き出物の原因になることがあります。
また、夜間になって急激に気温が下がるとバリア機能が低下して、肌荒れが起こりやすくなります。
さらに、春には黄砂の問題もありますね。
黄砂によってPM2.5の濃度が高くなるとお肌が刺激を受けることがあり、これも肌荒れの原因になるのです。

一方、夏から秋にかけては、夏の湿度や紫外線の影響を受けた肌が回復途中にあります。
しかし、秋が近付くにつれて外気温が急に低くなることがあり、バリア機能の低下につながります。

このように、春から夏にかけて、夏から秋にかけてはお肌がコンディションを崩しやすい時期のため、肌トラブルが起こる前に先読みメンテナンスを受けておくことが望ましいのです。

枝毛や切れ毛、白髪が目立ってきた

ドライヤーの熱や紫外線など、髪がダメージを受ける要因は生活の中にあふれています。
また、頻繁なパーマやカラーリングで髪の成分がダメージを受けると、髪がどんどん細くなって枝毛や切れ毛が目立つことがあります。
髪のダメージはこまめなトリートメントなどである程度は予防できますが、一度傷んでしまった髪をセルフでケアするのはなかなか困難です。
そして、このようなときに役立つのが、髪専門のエステの存在なのです。
髪専門のエステでは、切れ毛以外の髪のトラブルに対応していますので、枝毛が目立ってきた時点で先読みメンテナンスをしておけば、その後の切れ毛のリスクを軽減できます。

そしてもうひとつ、いつの間にか目立ち始めるのが白髪です。
そして、生え際からちらほら白いものが見え始めれば気付きやすいのですが、それ以外の部分に1本2本ある程度ではなかなか気付けません。
しかし、白髪に気付いた時点で先読みメンテナンスをしておけば、白髪ができるスピードを遅らせることができるといわれているのです。
黒髪の中にポツポツある白髪は中途半端に目立ちますので、まずは見つけた時点で、先読みメンテナンスをしておくことが望ましいといえるでしょう。

先読みメンテナンスに対応しているのはこんなエステ

それでは、上記の不調が起こる前の先読みメンテナンスに対応した施術の種類をご紹介しています。
こちらでご紹介する施術は、鍼灸院や整体院、指圧院、メディカルエステなどと呼ばれる店舗で施術を受けられます。
なお、鍼灸整体、指圧はエステというイメージがないかもしれませんが、先読みメンテナンスに適していますので、こちらでご紹介させていただくことにします。
また、メディカルエステは美容皮膚科が行っている場合もあれば、顧問の整形外科などと提携しており、実際の施術を行うのは医師や看護師ではなく、セラピストとなっている場合もあります。
もしも施術者が気になるなら、事前に確認しておくと良いでしょう。
それでは早速、それぞれの特徴と、どのような不調の前兆が現れたときに適しているのかについてご紹介していきます。

鍼灸

鍼灸は東洋医学の考え方に基づく施術で、あらゆる不調に対応できるという特徴があります。
西洋医学では、内服薬や外用薬、注射、手術などで不調が起こっている部分の改善を目指します。
一方東洋医学では、これらの方法とは異なり、鍼灸などでゆっくり時間をかけて不調の前兆や不調の予防・改善を目指すという違いがあるのです。
なお、西洋医学には即効性を求めることができますが、その反面、副反応が起こりやすかったり身体への負担がかかりやすいというデメリットもあります。
また、東洋医学には即効性を求めることはできませんが、副反応が起こりにくく、身体への負担が軽いというメリットがあります。
では、鍼灸とは具体的にどのようなことをするのでしょうか。

鍼灸は、鍼と灸を使用して不調やその前兆の予防と改善を行うもので、鍼では直径0.12~0.18mmというきわめて細いステンレス製などの針を皮膚に刺し、自然治癒作用によって不調やその前兆を改善する方法です。
ここで、「針を指すって痛くないの?」という疑問が生じるかもしれませんね。
しかし、日本では管鍼法(かんしほう)という痛みを感じにくい方法で針を指しますので、痛みについてはあまり心配する必要はないでしょう。
そしてもうひとつの灸では、もぐさというヨモギの葉を乾燥させた物を患部に乗せて着火し、ジワジワと患部を温めて改善を目指す方法です。
なお、灸の跡が残る場合がありますが、大きく深い跡が残ることはなく、数日程度で薄く目立たない状態になります。
なお、鍼灸は鍼灸院のほか、整体院などで受けられる場合もあり、施設によってはマッサージが併用させることもあります。
鍼灸だけでなくマッサージも希望するなら、ひとまずそのような施設を探して施術を受ける方向で考えてみると良いでしょう。

鍼灸がおすすめなのはこの症状

鍼灸はあらゆる症状に対応していますが、特に「自律神経失調症」「神経症」「神経痛」「精神的不安」「関節炎」「動悸・息切れ」「便秘・下痢」「生理痛」「生理不順」などの症状におすすめです。

指圧

指圧も東洋医学に基づく施術で、器具などは使用せず、指で患部に圧をかけ、不調やその前兆を改善します。
指圧は、一般的なマッサージのようにリズミカルに筋肉のこりをほぐす方法ではなく、患部に圧を一点集中されることで、人間に本来備わっている自然治癒力を高めるという特徴があります。
また、患部に一点集中で圧をかけるというと、「痛いのでは?」と心配になるかもしれませんね。
しかし、指圧では痛みを感じるほど強い圧はかけませんので、施術中に感じる痛みはごくわずかです。
それは、強い圧を一気にかけてしまうと、その部分の筋肉が緊張して硬縮したり、皮下に炎症が起こったりして、逆効果になるからです。
なお、指圧は国家資格を持つ指圧師によって行われるのが一般的となっています。

指圧がおすすめなのはこの症状

指圧は「肩こり・腰痛」「便秘」「歪みの矯正」「血行改善」「内臓機能の強化」「生理痛」「坐骨神経痛」「更年期障害の諸症状」「スポーツ障害」「交通事故の後遺症改善」などの症状におすすめです。

リフレクソロジー

リフレクソロジーとは、リフレックス(reflex=反射)とロジー(logy=学問)を合わせた造語で、足裏にある反射区に刺激を与えることで、不調やその前兆の改善を目指します。
また、リフレクソロジーは足つぼマッサージとよく似ているように思えますが、実は、リフレクソロジーが反射区(エリア)単位で刺激を与えるのに対し、足つぼマッサージでは反射点(ポイント)に刺激を与えるという違いがあるのです。
そして、ここでも心配になるのが施術中の痛みでしょう。
人によっては、リフレクソロジーで痛みを感じることがあるようですが、本来のリフレクソロジーは強い力をかけるものではなく、優しく反射区に刺激を与えるため、痛みを感じる可能性は低いのです。
一方、足つぼマッサージではポイントごとにやや強い刺激を与えるため、リフレクソロジーよりも痛みを感じやすいという特徴があります。
好みの問題もありますが、ソフトな施術で不調を改善したい方には、足ツポマッサージよりもリフレクソロジーのほうがおすすめできるでしょう。
リフレクソロジーは、メディカルエステやリフレクソロジー専門サロンなどで受けられます。

リフレクソロジーがおすすめなのはこの症状

リフレクソロジーは身体だけでなく心にも作用するといわれており、「血流改善」「自然治癒力の向上」「代謝機能向上」「むくみ解消」といった身体的作用のほか、「ストレスの軽減」「精神安定、リラックス」などにも良いとされています。
更年期障害のイライラなどでお困りの方には特におすすめできる施術でしょう。

アロマトリートメント

植物性のキャリアオイルで希釈したエッセンシャルオイル(精油)を使用して、全身のトリートメントを行う施術です。
キャリアオイル自体にはほとんど香がありませんが、キャリアオイルに0.5~1%程度のエッセンシャルオイルを加えて混ぜることで優しい香りが生まれます。
また、エッセンシャルオイルは植物エキスを魚用出したオイルのため、原液で使用するとお肌が強い刺激を受けますが、お肌への刺激が少ないキャリアオイルで希釈しているため、お肌が強い刺激を受ける心配はほぼありません。
アロマトリートメントではオイルを身体に伸ばしてマッサージを行いますが、マッサージ方法は店舗ごとに異なり、もみ出しマッサージやリンパマッサージなどを取り入れているところが多いようです。
なお、アロマトリートメントは手技で行われるものであり、器具などを使用することはありません。
使用するオイルの香りについてはその場で相談して選べますので、お好きな香りを選んで、心身ともにリラックスを目指してみると良いでしょう。

アロマトリートメントがおすすめなのはこの症状

アロマトリートメントでは、痛みなどを改善することは難しいのですが、リラックス作用があるため、「自律神経失調症」「更年期障害の諸症状」「プレ更年期の諸症状」「抑うつ症状」といった症状におすすめです。
アロマトリートメントは、メディカルエステ、エステティックサロン、アロマトリートメント専門店などで受けられます。

リンパマッサージ

体内にはリンパ管が数多く走っており、その中を流れるリンパ液には、脂肪や水分、糖質、老廃物、細菌、ウイルスなどを運んで、体外に排出させる働きがあります。
ところが、リンパ液が流れる速度は緩やかで、1秒あたり0.5㎝程度だといわれているのです。
もちろん、リンパ液が流れる速度には個人差がありますが、特に流れが悪い方の場合では、脂肪が付きやすくなる、むくみが出やすくなる、すぐに風邪をひくなどのトラブルが起こる確率が高いといわれています。
反対に、リンパ液が流れるスピードが速まれば、これらのトラブルに見舞われる確率が低くなるということですね。
ところが、リンパ液の流れは運動不足や身体の冷え、ストレスなどで滞りやすく、一度滞ってしまうと改善が難しくなることも少なくないのです。
そして、そのようなときに役立つのが、プロの手技によるリンパマッサージです。

リンパマッサージがおすすめなのはこの症状

リンパマッサージでリンパがスムーズに流れると、血液もスムーズに流れやすくなりますので、「血行不良改善」や「むくみの改善」には特におすすめです。
また、更年期障害の一端として起こりやすい「肥満」や「便秘」でお困りの方にもおすすめできるでしょう。

ヘアエステ

何らかの理由によってできた枝毛や切れ毛は、市販の補修用トリートメントなどで応急処置をすることができます。
しかし、応急処置はあくまでも応急処置で、根本から改善することはできません。
そのようなときには、ヘアエステに相談してみると良いでしょう。
ヘアエステでは、髪に必要な栄養成分を施術で送り込むことができるため、月1回ペースを目安として施術を受けることで、枝毛や切れ毛ができにくい髪を目指せます。
つまり、髪質改善を狙えるということですね。
では、ヘアエステとトリートメントにはどのような違いがあるのでしょうか。
まずトリートメントですが、一般的なトリートメントでは、一時的に髪に栄養分を送ることができますが、根本的にダメージヘアを改善することはできません。
というのは、トリートメントには、髪質を改善できる成分が配合されておらず、表面をコーティングするに留まるからです。
ということは、毎日使用したとしても、髪が上部になって枝毛や切れ毛ができにくくなる可能性は低いことになります。
一方ヘアエステでは、水素などを効率よく髪に送って髪質改善を狙えるため、施術を受けるごとに髪質が良くなって、枝毛や切れ毛ができにくくなるという特徴があるのです。
このような施術はセルフでは行えませんので、髪の悩みを抱えている方は、ヘアエステを受ける方向で考えてみると良いでしょう。
なお、ヘアエステの施術内容についてはサロンによって異なりますので、この点についてはあらかじめ確認しておくことをおすすめします。

ヘアエステがおすすめなのはこんな症状

ヘアエステは、ドライヤーの熱や紫外線などで弱ってしまった「枝毛や切れ毛ができやすい髪」におすすめです。
ただし、すでに切れ毛で失った髪は元に戻せませんので、この点については頭に入れておく必要があります。

ヘッドスパ

ヘッドスパは、頭皮の毛穴クレンジングや頭皮マッサージ、ヘアトリートメントなどをまとめて行う施術です。
また、ヘッドスパはインドのアーユルヴェーダを取り入れた方法や、植物オイルを取り入れた方法、超音波マシンを導入した方法など、実にさまざまな種類があります。
ヘッドスパには、毛穴の汚れを取り除くだけでなく、頭皮の血行を改善して栄養成分を受け取りやすい頭皮を目指せるというメリットもあります。
最近では、炭酸を用いたヘッドスパの人気も高まってきているようです。
このヘッドスパでは、頭皮の血行改善や新陳代謝促進などの作用があるといわれていますので、頭皮や髪のトラブルでお困りの方におすすめ度が高い施術だといえるでしょう。

ヘッドスパがおすすめなのはこの症状

ヘッドスパは、「丈夫な髪を育てたい」「白髪の予防をしたい」という方には特におすすめですが、リラクゼーション作用もあるため、「更年期障害の諸症状」「プレ更年期」「低気圧不調」「抑うつ症状」でお困りの方にもおすすめできるでしょう。
また、ヘッドスパは頭皮をきれいにクレンジングすることができるため、花粉の影響を受けて頭皮がかゆいという方にもおすすめです。

フェイシャルエステ(メディカルエステ)

季節の変わり目で吹き出物ができやすい方は、実際に吹き出物や肌荒れが起こる前の先読みメンテナンスとして、メディカルエステでフェイシャルケアを受けてみましょう。
なお、メディカルエステのフェイシャルには以下の種類があります。

【ケミカルピーリング】
サリチル酸やグリコール酸などの薬剤で角質を優しく溶かして剥がす方法です。
この施術にはターンオーバー促進作用や化粧品成分の浸透を高める作用があるため、吹き出物や肌荒れを起こす前に受けておけば、化粧品成分が効率良く浸透し、肌トラブルのリスクを軽減できます。
ただし、医療機関と提携していないエステの場合では、ケミカルピーリングではなく、フルーツ酸などを使用したピーリングになります。

【超音波クレンジング】
超音波クレンジングは、超音波の振動で毛穴の汚れを浮かせる施術で、いつものクレンジングだけでは落とせない毛穴の汚れを取り除くことができます。
特に花粉のせ季節になると、花粉症でなくても、花粉による肌トラブルが起こることがあります。
そのような方は、花粉の季節が訪れる前に超音波クレンジングを受けて、化粧品の浸透性を高めておくことをおすすめします。
ただし、超音波クレンジングには花粉のブロック作用はありませんので、花粉の季節が訪れたらマスクや花粉ブロックに対応した化粧品などで対応してくださいね。
この施術は、メディカルエステだけでなく、一般的なエステでも受けられることがあります。

【イオン導入】
ビタミンC誘導体などの成分を、イオン導入でお肌に浸透させる施術で、ケミカルピーリングや超音波クレンジング後に行われることがあります。
この施術では、専用マシンによって美容成分をお肌に浸透させるため、その場で作用を実感しやすいというメリットがあります。

フェイシャルエステがおすすめなのはこの症状

フェイシャルエステは季節の変わり目に肌トラブルが起こりやすい方におすすめですが、「更年期」や「プレ更年期」「低気圧不調」でお肌の状態が不安定になっている方にもおすすめです。

まとめ

今回は、不調の予測や先読みメンテナンスについてご紹介してきました。
心や身体の不調は突然起こったかのように思えることが多いのですが、実は、不調が起こる前には何らかの前兆が見られることがほとんどなのです。
こちらの記事では、不調が起こりやすいタイミングや症状、改善を目指せるエステの施術をご紹介してきましたので、不調の先読みメンテナンスを受けたい方は、ぜひ、参考にしてくださいね。

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