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美容界の世界的トレンド

美容に敏感な女性にとってトレンドは大切にしたいポイント。時代の流れとともに美容界の世界的なトレンドも変化します。しかし、美容界の世界的なトレンドってどんなものが流行ったの?と思うことがありませんか?

今回は、美容界の世界的なトレンドの歴史とこれからどのようなトレンドが流行るのかご紹介します。

美容界のトレンドはどうやって決まるのか

美容界は毎年トレンドが変わります。しかし、このトレンドは誰がこのようにして決めている?と疑問に思いますよね。美容界のトレンドが決まる方法の一つとして、「トレンドブック」と「消費者」によって決められています。

トレンドのベースとなるトレンドブックによって決められたら、美容界が世界に発信を始めます。そうすることで、世界中の人々に浸透して、消費者がトレンド商品を購入したり、色々な人が真似をしてSNSにアップすることで、徐々に浸透していくのです。

自分達の行動がトレンドに反映されているとは驚きですよね。このように、トレンドは徐々に浸透しながら変化を繰り返していきます。

昭和の美容界の世界的トレンドとは

ここからは、世界的な美容界のトレンドを振り返っていきます。ここでは日本ではバブル期でもあった昭和のトレンドについてご紹介します。今とは全く違うトレンドですが、昭和時代から振り返ると今のトレンドのベースとなっているものもあるので、注目してみてくださいね。

1950年代はキャットアイ・太眉メイクでセクシーなトレンド

1950年代は、世界的に有名な映画「ローマの休日」が上映されたこともあり、オードリー・ヘップバーンのファッションやメイクを真似する女性が世界的に多くいたことで知られています。オードリー・ヘップバーンの特徴的でもある短くて丸く膨らんだ前髪やショートカットが流行りました。

メイクは、目尻を跳ね上げたキャットアイが最先端のトレンドとなっていました。キャットアイは、今でも流行しており、テイラースウィフトやアリアナ・グランデも取り入れていることから、日本でもSNSで話題となり定番メイクとなっています。

また、現在ではキャットアイをキレイに描くための専用のアイラインも販売されるほどの人気となっております。

キャットアイと同時にトレンドとなっていたのが、太眉です。ほぼ真っ直ぐに描かれる眉は、キャットアイにマットなシャドウと合わせることで、キリッとした女性を演出できるメイク方法でした。

さらに、1958年には、オードリー・ヘップバーンのショートカットから髪が伸びたような「カーリーショート」がトレンドとなりました。エリザベス・ティラーのショートヘアで前髪を上げたスタイルでセクシーさもあるヘアスタイルが特徴です。

当時の女性の間では、オードリー・ヘップバーンのショートヘアと、カーリーショートヘアが主流となったようです。

1960年代はシックなメイクと大胆なヘアスタイルトレンド

1960年代は、ドラマティックでくっきりと目力を演出できるつけまつ毛とアイラインが大流行しました。1960年になると、イギリスモデルのツイッギーがつけまつ毛を付けたメイクをしたことがブームの火付け役になり、世界中の女性がつけまつ毛をメイクに取り入れるきっかけとなりました。

また同年に、つけまつ毛はファッションアイテムの一つとして大量に流通したこともきっかけとなっています。

1961年には、ファーストレディとして最も愛されたジャクリーン・ケネディの外はねボブがトレンドとなっていました。ジャグリーン・ケネディは、ファーストレディならではの清楚で控えめの外はねショートボブに斜めに流した前髪は、とても人気が高く、真似する著名人も数多くいました。

1963年には、1950年代のキャットアイから進化した「カナリアメイク」がトレンド入り。映画クレオパトラで、エリザベス・ティラーのアイメイクがきっかけとなり、当時の話題となりました。

カナリアメイクとは、翼を広げたようなアイラインに、色鮮やかなシャドウを眉ラインまでキレイに塗り広げることで、カナリアのような優しげな雰囲気に仕上がります。シャドウは鮮やかなブルーが主流となりました。

翌年の1964年には、メイクのトレンドがガラッと変わり、モノトーンカラーで作るスモーキーアイがトレンドとなりました。グレーと黒のシャドウを使って眉下ギリギリまで乗せて目頭に白のシャドウを乗せて当時のカッコ良い女性感を演出することができました。

1969年には、アフロヘアがトレンドになり、ヒッピーの代名詞と使われることが多かったヘアスタイルです。アフロヘアが示すものは「ヒッピーの自由愛」が主な強調して伝えられましたが、黒人のプライドを示すヘアスタイルとしても認知されました。

1970年代は小物使いやパステルカラーがトレンド

1970年代は、今までのトレンドとは異なるヘアスタイルやメイクが流行しました。その中でも、1970年にはストレートトングヘアの前髪パッツンがブームとなりました。ブームの火付け役となったのは、アメリカモデルのベディ・ペイジの目元ギリギリで揃えた前髪と長いストレートヘアでした。

前髪を目元ギリギリで切り揃えることで、力強い目元を演出できることが人気の秘訣でした。

翌年の1971年には、前髪のセンター分けがトレンドとなりました。ファッションアイコンとして一時代を築いたアリ・マッグローがセンター分けにしていたことから、世界的にブームとなりました。

センター分けは、オシャレで印象に残ることから、今でも定番のヘアスタイルとなっています。

1973年は、1960年代後半にブームとなったアフロヘアーとともに、お花やスカーフなどの小物を使ったヘアアクセサリーがディスコを中心に流行りました。ブームの火付け役は、ダイアナ・ロスなどのスターがスカーフを使っていたことがきっかけです。

また、1960年代に主流となったつけまつ毛や明るいリップカラーを取り入れたメイクを行うことで、夜遊びにピッタリなスタイルとして定番となりました。

1975年には、メイクのトレンドにも変化が現れて、パステルカラーのアイラインとアイシャドウが人気となりました。当時、ディスコとフォークが流行っていたことから、マスカラは軽く塗り、パステルカラーのアイシャドウはしっかりと乗せて目元を強調していました。

1976年には、「ファラカット」と言われる肩下の長さのミディアムヘアで、ふわふわとしたヘアスタイルがトレンドとなりました。今では、スターの名の付くヘアスタイルが様々ありますが、ファラカットは、女優のファラ・フォセットーが当時していたヘアスタイルです。

当時多くの女性が真似するために、美容室に大行列を作るほど大流行したことから、スターの名の付くヘアスタイルの先駆けと言っても過言ではありません。

翌年の1977年には、ロングレイヤーボブがトレンドとなり、アメリカのシンガーソングライターのカーリー・サイモンや女優のビアンカ・ジャガーがこの髪型をしていたことから、人気に火がついたと言われています。

シックで、髪のツヤがあることで洗練された印象を与えてくれるヘアスタイルで、多くの女性が真似したと言われています。

1980年代は大ブームとなった聖子ちゃんカット

1980年代は、日本では知らない人はいないほどの大人気を獲得をした、歌手の松田聖子さんが当時していた内巻き・外巻きカールをしたヘアスタイルです。

前髪で眉を隠して、片上5センチから肩下3センチぐらいの髪の長さをレイヤーを入れて、サイドは外向き、バックは内側にカールしたヘアスタイルで、1976年にトレンドとなった「ファラカット」の日本版と言っても過言ではありません。

最近では、松田聖子さんが40年ぶりに「聖子ちゃんカット」をMVで披露したことから、SNSでは話題となっています。

平成の美容界の世界的トレンドとは

昭和のファッションやヘアメイクは年代とともに変化が続きましたが、平成に入るとどのようなトレンドが流行ったのでしょうか?5年毎に分けて当時のトレンドを振り返ってみましょう。

1989年〜1993年のトレンドはコンサバブーム

1989年〜1993年のトレンドはコンサバブームとスーパーモデルの私服を真似するファッションが流行していました。

平成元年は、ボディコンで女性らしさをアピールするファッションが大人気なっており、本物志向や高級志向のお嬢様ブームとなっていました。

メイクは、青みのある真っ赤なリップなどビビットカラーが主流となっており、口元が強調する分、目元などは女性らしいピンクやローズカラーなどふんわりしたカラーがトレンドでした。

ヘアスタイルはワンレンんのロングヘアが主流となっており、毛先だけにパーマをかけたソバージュスタイルや、美髪に見えるストレートロングが流行っていました。また、今でもトレンドとなっている、前髪を薄く下ろした「すだれ前髪」もトレンドとなっていました。

また、1990年代前半はスーパーモデルの黄金期で、コレクションスナップが大人気でした。そのため、当時大人気だったナオミキャンベルやシンディクロフォードなどのスーパーモデルのリアル私服を雑誌で特集していたことから、多くの女性が真似っこしていました。

また、1993年には、ギャルブームとスーパーモデルのブームで伴い、ドリュー・バリモアなど多くの海外セレブとモデルなどが愛用していた「MACのリップスティック」がトレンドとなりました。MACのリップスティックを取り入れたメイクは当時の最新のメイクアップと言えるでしょう。

1994年〜1998年のトレンドはギャルブーム

1994〜1998年になると、トレンドにも変化が訪れます。高級志向だった時代は終わり、安価で多方面な商品が人気となりました。当時、世界的に大ブームとなった元歌手の安室奈美恵さんのファッションやメイクを真似する「アムラー」が街に溢れていました。

タートルニット×ミニスカート×厚底ブーツ、パンツスーツ×サテンの開襟シャツなど、安室奈美恵さんが着用したコーデをそのまま真似っこする女性が街に溢れて、ファッション雑誌では、スナップ写真などで特集を組まれることが多々ありました。

それと同時に、「カリスマ美容師」が人気が出てきました。毛先に段差をつけるレイヤーカット、シャギーを多く入れるシャギーカットが人気でした。また、アムラーによるギャルブームにより、当時主流となっていた黒髪から茶髪や金髪にカラーリングする若い女性が多くいました。

1997年には、アムラーと同時に多くの海外セレブが取り入れていた「極細眉」がトレンドとなっていました。安室奈美恵さんや、アメリカの歌手グウェン・ステファニーが極細眉の眉メイクをしていたことから、ペンシルタイプの極細アイブロウが大ヒットしました。

当時の極細眉をしていたことから、眉を抜きすぎて眉毛が生えてこないと経験した女性は多いはず。

1999年〜2003年のトレンドは個性派ブーム

1999年〜2003年の美容界でのトレンドは、個性を発揮するファッションやメイクなどが主流になり、街には「ギャル・エレガント・裏原宿・ヴィジュアル系」など、さまざまなスタイルで世界的に注目されていました。

特徴的なスタイルを発揮させるメイクは、こんがりとした日焼け肌をベースに、ブラックのアイラインで目元をガッツリ囲むアイメイクに色素の薄い細眉がトレンドとなっていました。

当時は、「日サロ」という日焼けサロンで肌を焼く人が多く、渋谷や原宿には多くの日サロショップが存在していました。

さらに、ヘアーはハイトーンの金髪にピンクメッシュでアクセントを足したり、アッシュカラーなどジャンルによってヘアカラーにも変化があり、バリエーションが豊富になりました。

また、1998年には元女優のキャメロン・ディアスが愛用していたシャイニーアイシャドウがトレンドとなりました。シャイニーアイシャドウは、繊細なラメが多く配合されており、アイホールに乗せることで、パッと華やかな印象になることで、人気となっていました。

当時はワンカラーでアイメイクを仕上げることがほとんどでした。シャイニーアイシャドウは、今では定番コスメとなっており、若い世代から人気を獲得しています。

2004〜2008年のトレンドは一転して清楚ブーム

2004年〜2008年のトレンドは、ギャルブームが落ち着いてきて、世間では婚活ブームでもあったことから、美容界はモテを意識したトレンドに変更していきました。

フリルやレースを使ったファッションでモテを意識したファッションや、気軽にトレンドファッションを楽しむことができる「ファストファッション」の流行が急増しました。

また、インターネットが普及したことから、様々な選択肢が無限大になったことから、おすすめの美容アイテムやコスメ・ファッションアイテムを紹介する美容ブロガーの存在も発掘されました。

メイクは、モテを意識した肌作りでナチュラルを意識されていました。アイシャドウはブラウンや薄いゴールド、リップが女性らしさを演出できるピンクベージュなど清楚感の高いアイテム人気を集めていました。

同時に、盛りメイクもトレンドになっており、目元はつけまつ毛やマスカラを重ねて囲みアイラインで目元を強調、リップグロスでさりげなく色を付けるナチュラルな盛りメイクが流行っていました。

その後、今では主流の「カラーコンタクト」や「まつ毛エクステ」の登場により、コスメ以外での美容アイテムが人気を獲得し、女性の美意識を高めました。

また、ヘアスタイルは、自然なブラウンカラーがトレンドとなり、セミロングやロングなど女性らしいスタイルにシフトされました。

盛りアイテムとして、エクステやヘアアイロンを使ってヘアトップやサイドいボリュームを出す巻き髪が人気となり、Aライン巻きなど小顔に見えるヘアアレンジが若い女性に人気でした。

同時に、歌手のブリトニー・スピアーズがヘアアイロンで作ったウェーブ・カールミックス・ストレートなどのカッコよさと女性らしさをミックスしたヘアスタイルは、世界中で注目を集め、美容に敏感な女性にとっては憧れのヘアスタイルとなっていました。

2009年〜2013年のトレンドはゆるふわブーム

2009年〜2013年の美容界のトレンドは、世界共通で「かわいい」という言葉がブームとなり、それと同時にメイクやファッションもかわいいものに変化していきました。大人世代にも浸透したことで、大人かわいいと言った表現もされ始めて、美容界にもトレンドになりました。

メイクやファッションや抜け感のあるナチュラルな傾向にシフトされたことで、美容アイテムにも変化をもたらしました。

メイクは、目がうるっとして見える「涙袋メイク」がトレンドなったことで、涙袋にパールやラメのアイシャドウを引いて涙袋をぷっくりさせたり、チークを頬の高い位置に乗せる「おフェロチーク」が現れました。

ヘアは、ゆるふわが主流となり、ナチュラルカラーのブラウンに、パーマやコテでふんわりと空気を入れたような巻き髪や、内巻きで女性らしいナチュラルに盛れるスタイルがトレンドとなっていました。

また、抜け感のある涙袋メイクやゆるふわヘアは今でも定番となっているスタイルでSNSで多くの女性がオシャレを楽しんでいます。

2014年〜2018年のトレンドは抜け感ブーム

2014年〜2018年の美容界のトレンドは、新しいスタイルとして、大人っぽい「レディ感」のあるメイクが主流となりました。

また、昭和のトレンドを取り入れた太眉を現代風にアレンジした「ナチュラルな太眉」や、すだれ前髪と言われていた薄い前髪は「シースルーバング」と進化し、再び人気を獲得しました。

ファッションも大人レディを意識しながらも、抜け感のあるゆったりとしたスタイルが主流となりました。ゆったりとしたスウェットにレディ感をプラスするくすみカラーを取り入れたり、シフォンスカートや足長効果を期待できる「タックパンツ」も注目されていました。

多くの海外セレブが着用していたことで、日本でもトレンドとなった「ドット柄」が、ハイブランドから、ファストファッションまで多くのファッション業界でも注目を浴びていました。それと同時に定番となっていた、ストライプ柄は徐々に姿を表さなくなりました。

また、SNSが大幅に拡大したことから、今までのトレンドとは違う、形に囚われない多様性のあるトレンドへと進化していったのも、2018年前後となっています。

そのため、今までトレンド情報の必須品だったファッションや美容の雑誌は、徐々にSNSでの情報収集が主流となっていったことから、衰退していきました。しかし、雑誌にファッションやコスメブランドコラボ商品を取り入れることで、人気を取り戻すことに成功しました。

それと同時に、美意識の高い女性達は、海外セレブの美容法を取り入れようと、SNSやインターネットで情報収集を行って、ダウンタイムの少ない美容整形やなりたい肌になれる美容皮膚科のブームも到来しました。

海外セレブは、ヒアルロン酸を涙袋や唇に入れており、セクシーな女性らしさを演出しています。ヒアルロン酸注射はダウンタイムが少なく、簡単に入れられることから、現在でも美容に敏感な女性の間では人気となっており、ドクターコスメの導入など、化粧品業界が徐々に進化しています。

さらに、今ままで注目されることが少なかった、オーガニックやインナーケアに力をいれる企業が増えたことで、身体の内側に特化した「インナービューティー」の美容メゾットが注目されました。

令和の美容界のトレンドとは

ここまで、昭和から平成までの美容界のトレンドについてご紹介しました。ここからは、現在の令和の美容界のトレンドについてご紹介します。コロナ禍の中で、おうち時間で過ごすことが増えたことで、美容界のトレンドも大きな変化をもたらしました。では早速見ていきましょう。

令和の美容界のトレンドはナチュラルが主流

現在の令和の美容界のトレンドは、ナチュラルが主流となっています。ナチュラル思考になった人々が増加傾向になり、無理に着飾らずに自分らしい自然体のメイク方法や、ファッションがトレンドとなっています。

令和のトレンドとなるナチュラルを生かしたメイク方法は、ナチュラルでふさっとした眉の「ナチュふさ眉」がトレンドとなっています。主に、髪色よりワントーン明るいアイブロウパウダーと眉マスカラを使って仕上げることで、自然に垢抜ける眉メイクを楽しむことができます。

アイメイクは、ナチュラルでありながらも、うるっとした瞳に見えるナチュラルさが主流となっています。アイラインは目尻の延長線上に流すように引いて、アイシャドウは、肌馴染みの良いベージュやブラウンのラメ入りで上まぶたをキラキラさせます。

涙袋には、ラメを乗せることで、自然にうるっとした瞳に仕上げてくれます。また、涙袋に使用するらめも、アイシャドウのラメ以外にも、涙袋用の自然にうるっと瞳に仕上げてくれる「涙袋ラメライナー」も多くの種類があり、多くの美容好きさんに人気となっています。

また、コロナ禍で外出が少なくなったことから、ヘアカラーは、色持ちをキープできる落ち着いたブラウンカラーやオシャレを楽しみたいインナーカラーが人気となっています。インナーカラーは髪の内側にだけ、明るいカラーを入れるので、髪がプリンになる心配もないのでおすすめです。

おうち時間が増えたことから、インナービューティーに力を入れることが主流となり、オーガニックコスメからは、インナービューティー向けのハーブティーや体に優しいおやつなど、健康を気遣いながら楽しめる商品がいくつも展開されています。

サスティナビリティで美容を楽しむ

美容界のトレンドとして、今最も注目されているのが、地球環境を守りながら、持続可能なシステムを作るサスティナビリティです。

サスティナビリティに取り組んでいる美容業界は非常に多く、中でも大手化粧品メーカーでは、化粧品の容器や梱包の簡素化にすることで二酸化炭素排出量を抑え、レフィル化による廃棄物の対策に取り組んでいます。

また、オーガニックコスメでは、原材料に使用される植物には、地球環境に負担になる化学肥料を使わずに有機栽培にこだわり、植物が持っている栄養素を最大限に引き出すなどこだわりが詰まっています。

そして、サスティナビリティをテーマに誕生したスキンケアブランドも多く誕生しています。化粧品を選ぶときは、できるだけ環境や肌に優しい化粧品を使って気分を上げるとモチベーションも上がりやすくなるでしょう。

令和の美容トレンドは個々に合わせたパーソナライズが必須

今まで、美容界のトレンドでは、決められた商品が販売されて、消費者が購入することが主流となっていました。しかし、近年、個々に合わせた化粧品やヘアケア用品が登場しており、多様化が進む現代社会にピッタリとなっています。

美容意識の高い方々は、様々な美容アイテムを使用することが多いと思われますが、やはり人によって合わない商品があることもしばしば。肌に合わないからと言って、使わなくなったり、処分されてしまえば、環境にもお財布にも優しくありません。

パーソナライズ化された美容品は主に、化粧品やヘアケア、セルフカラー剤やサプリメントまで幅広く展開されています。

パーソナライズ化された化粧品を購入するときは、メーカーのインターネットでいくつかの選択肢の中から自分がなりたいもの、自分に近い肌質や髪質、体質を選択していくことで、あなただけの商品が表示されます。

自分に合ったコスメを選択できるのは、探す手間を省けるのはもちろん、肌に合わないことによる失敗を減らすことができるため、地球環境やお財布にも良いのがおすすめのポイントです。

これからの美容界で注目されるトレンドは?

これからの美容界で注目されるとされるトレンドは「スキニマリズム」です。スキニマリズムとは、美容のミニマリストバージョンと言われております。

今までは、肌トラブルを改善するために、専用の化粧品を使うことが主流となっていましたが、化粧品に使うお金や時間、化粧品に使われる梱包材の破棄をすることで、環境にもよくないとされるようになってきました。

スキマニズムは、欠陥を隠すのではなく、自分の肌や体をキレイに感じるように促すことで、不自然な美しさの概念を捨て、自然な美しさを追求します。

そのため、欠陥を隠す化粧品は必要なくなり、化粧品に使うお金や化粧品を減らすことができるため、環境にも優しく、自分の時間の節約にもなります。

また、スキニマリズムを実践するには、肌を清潔に保つ3つの化粧品が必要とされています。

  • 洗顔料
  • 保湿剤
  • 日焼け止め

肌の汚れを落とすためには、洗顔料は必須となります。肌の汚れは、洗顔で優しく洗うことで、洗い流されるため、スクラブなどの刺激の強いアイテムは必要ありません。

保湿剤は、肌の水分量を補い、保湿性を保ちます。保湿剤を使用するだけで、肌の角質は十分にうるおうため、導入美容液などは必要ありません。

最後に、紫外線から肌を守る日焼け止めです。紫外線を浴びてしまうと、皮膚に大きなダメージを与てしまい、目に見えない中で老化が進行します。日焼け止めをこまめに塗ることで、紫外線から肌を守って、皮膚を保護することができます。

必要に応じて、エイジングケア製品の追加や、自分へのご褒美としてエステで施術を行うことで自然な美しさを作り出すことができます。

今までの美容とこれからの美容の違い

昭和から令和までの美容界のトレンドの流れを見てきました。しかし、昔と今の美容界では違うことが大きく一つあります。昔は、美容と言えば、身だしなみや義務として多くの女性は、綺麗に整えていました。しかし、現代では多様化が進んでいることもあり、自然体が注目されています。

コロナ禍になったことで、外出をする機会が軽減したこともきっかけで、美容に対する意識にも変化が訪れました。

リモートが進む中で、オンラインでの対面が浸透している中で、メイクは自然体に見えるナチュラル思考へと変化しました。また、若い世代を中心に、メイクは身だしなみではなく、自分の自信に繋がるもの、自然体でいられるものとして考えられています。

今までの、身だしなみや義務として捉えられていた美容は、これからの時代は義務感から解放されて、自然体を意識した美容法が新たに生まれるでしょう。

まとめ

今回は、美容界のトレンドについてご紹介しました。世界的なトレンドを見ると、時代と共に様々な変化を遂げているのが分かります。また、昭和や平成は海外セレブやアムラーなど、有名人が使用していることで、トレンドとなった美容アイテムが多くありますね。

平成後半から現代の令和になると、自分らしい自然体な美容や、地球環境を考えたサスティナビリティがトレンドと変化していき、これからも進化を続けるでしょう。

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