これから暑い季節になると、強い紫外線が降り注ぐことで日焼けをしやすくなります。しかし、コロナウイルスの影響でマスクを装着していると、マスク焼けが気になりませんか？今回は、マスク焼けを防ぐ方法と、おすすめの紫外線対策をご紹介します。

マスク焼け原因と対策

これから夏になると、紫外線の照射量が増加して7月と8月にはピークを迎えます。そのため、紫外線対策をしっかりと行わないと、シミやシワ、ソバカスの原因を作り、肌内部のコラーゲンが減少してハリのなさを感じてしまうかもしれません。ここでは、マスク焼けの原因と対策について解説しますので、参考にしてくださいね。

マスク焼けを防ぎたい！マスク焼けとなる原因

今年は、コロナウイルスの影響で日常的にマスクを着用していることから、紫外線対策を怠ったり、日焼け止めをしっかりと塗っていない、なんてことはありませんか？UVマスクではなく、通常のマスクを着用すると紫外線は透過するため、紫外線対策を行わずにいると「マスク越し焼け」も起こしてしまいます。

さらに、マスクの中は高温多湿となっており、摩擦も起きやすいことから肌荒れやニキビ、シミの原因に繋がるので、注意しましょう。

マスク焼けを防ぎたい！マスク焼けを起こすとどうなる？

マスク焼けを起こすと下記のような肌トラブルを起こします。

• マスクをしている部分のみ肌が白っぽい
• マスクをしている部分のみ焼けている

このように、日焼け止めを塗ってUVマスク以外の普通のマスクを着用しても、汗や蒸れによって日焼け止めが落ちることで、紫外線が透過し、焼けムラが起ってしまうのです。焼けムラになってしまうと、元に戻すには時間がかかってしまうので、注意が必要です。

正しい紫外線対策に！日焼け止めの塗り方

マスク焼けを起こさないためには、正しい日焼け止めの塗り方が重要となります。毎日こまめに日焼け止めを塗るとマスク焼けを防ぐことができるので、ぜひ参考にしてくださいね。

マスク焼けを防ぎたい！日焼け止めを重ね塗り

日焼け止めはただ塗るだけではなく、ポイントで重ね塗りすることでマスク焼けや摩擦によるシミやシワなどの肌トラブルを回避することが可能です。

• 顔全体に日焼け止めを塗る
• 日焼け止めを手のひらにとり、両頬・おでこ・鼻・あごに5点置きする
• 指の腹で優しくポンポンと広げて塗る

これだけで、マスクゾーンの日焼けを防止して、マスクの摩擦による肌への刺激を減少することができますよ。

マスク焼けを防ぎたい！こまめに塗り直す

マスクをする前に日焼け止めをしても、時間が経過したら塗り直すことでマスク焼けを防ぐことができます。

上記で紹介した日焼け止めの塗り方を2〜3時間おきに塗りましょう。特に、マスクゾーンとなる両頬・おでこ・鼻・あごは、意識して日焼け止めを塗り直すことが大切です。
塗り直しにおすすめの日焼け止めは、パウダーとスプレータイプです。さまざまなメーカーから、メイクの上からでも塗り直しに最適なパウダーとスプレータイプが発売されているので、気になる方は検索してみてくださいね。

マスク焼けを防ぎたい！肌に密着させる

マスク焼けを防ぐために日焼け止めを塗ったら肌に密着させましょう。日焼け止めは塗った後に、肌に密着させて仕上げる必要があります。

手の甲を猫の手のようにして、日焼け止めを塗った部分を肌に密着させます。そうすることで、日焼け止めが肌から浮くことなく、効果を発揮しやすくなります。

最後に、マスクを肌に密着させるように着用すると、マスク焼けを防ぎやすくなるでしょう。通常のマスクでも構いませんが、UVマスクだとより紫外線から肌を守れますよ。

シミを防ぎながら白肌キープ！おすすめの紫外線対策

紫外線対策といえば日焼け止めのイメージがありますが、その他の紫外線グッズを併用することで、よりマスク焼けを防いで、シミやシワによる肌荒れを防ぐことができます。ここでは、4つの紫外線対策グッズをご紹介しますので、参考にしてくださいね。

マスク焼けを防ぎたい！日焼け止め

紫外線対策に必要なアイテムの一つ目は「日焼け止め」です。ライフスタイルにあった日焼け止めを使用して紫外線対策を行いましょう。

• ローション、ミルク、ジェル、パウダー、スプレー等
• 化粧下地可、トーンアップ、石鹸で落ちる、敏感肌用、ウォータープルーフ等

また、SPFは皮膚が赤らんだり火照ってしまう原因となる紫外線B派を防ぐ効果指数、PAは肌老化に繋がる紫外線A派を防ぐ効果指数です。どちらの数値も高くなると、紫外線対策の効果が高いですが、その分肌への負担は大きくなりますので、ライフスタイルに合わせて使用することをおすすめします。

マスク焼けを防ぎたい！UVマスク

紫外線対策に必要なアイテムの2つ目は「UVマスク」です。毎日マスクをするとなると、安価な種類やファッション性やデザイン性が高いマスクを使いがちになりますが、マスク焼けを防ぐためにもUVマスクを使って紫外線対策を行いましょう。

UVマスクは、紫外線防止加工が施されているため、紫外線の透過をブロックします。また、紫外線から肌を広範囲守れるように大きめのマスクが多く、肌に優しいシルクタイプ、洗えるマスク、抗菌タイプ、ヤケーヌタイプもあるので、自分に合った種類のUVマスクを取り入れると良いですよ。

マスク焼けを防ぎたい！日焼け止めサプリメント

紫外線対策に必要なアイテムの三つ目は「日焼け止めサプリメント」です。日焼けしやすい方や、海やレジャーなどに頻繁に行く方は、日焼け止めサプリメントを飲むと良いでしょう。

日焼け止めサプリメントは、紫外線により発生する活性酸素や炎症を素早く消去し、鎮静する効果があります。また、日焼け止めサプリメントの主成分は、柑橘系の成分の抗酸化剤が含まれているので、肌の修復効果も期待できるでしょう。また、日焼け止めサプリメントは飲み始めてから2ヶ月後から効果を発揮しやすいので、継続して飲むことが大切です。

日焼け止めサプリメントは、メーカーによって原産国や主成分が異なるので、安全基準を満たしたものを選ぶと良いですよ。

マスク焼けを防ぎたい！日傘

紫外線対策に必要なアイテムの四つ目は「日傘」です。日焼け止めやUVマスクをしても、顔以外の部分は紫外線によるダメージを受けやすいため、外出時は日傘を差して外出することをおすすめします。

日傘は一級遮光や100%遮光性のある種類、リネンやコットンなどの天然素材を使用した日傘、雨晴時兼用の日傘など種類が豊富にあるので、自分好みのデザインやメーカーから選ぶと良いでしょう。

日傘の遮光効果はずっと続くわけではないので、ワンシーズンごとに買い換えると、紫外線対策をしっかりと行うことができますよ。

まとめ

紫外線対策についてご紹介しました。

紫外線対策を行っているつもりでも、日焼け止めだけでは対策が弱くマスク焼けを起こし、シミやシワ、ニキビなどの肌荒れを起こす原因となってしまいます。そうならないためにも、日焼け止め以外のUVマスクヤ日焼け止めサプリメント等で対策を行って、日焼け知らずの肌を目指しましょう。