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失敗するエステサロン開業の特徴8選!閉店する原因No.1は?

開業1年で60%のエステサロンが廃業に追い込まれる厳しい美容業界。エステサロンを開業するからには失敗したくないですよね?失敗する経営の原因を知る事によって、何をすれば良いのかもわかっていきます。今回は失敗する原因と失敗しないためのコツをワールドジャパン株式会社広報 鈴木が解説していきます。

エステサロンの現実

エステサロンの開業は比較的簡単に始めることができます。
エステティックの仕事には国家資格がないため仕事内容のノウハウと開業資金さえあれば簡単に始める事ができます。
しかし現実はエステサロン開業後に失敗する人も少なくありません。
開業はできても軌道に乗るための資金不足や競合との競争など様々な試練があるので順調に経営していく為には開業前の戦略が必要です。
開業はしやすいが廃業しやすくなっているので安易な開業では廃業してしまう可能性があります。
このような現実を踏まえて失敗する特徴を見ておくことが大切です。

サロン経営の現実

エステサロンの開業は始めやすいが経営は失敗も少なくありません。
経営の現状は厳しく、開業後1年で60%が廃業しています。
さらに3年後では90%が廃業しており、10年存続率は5%となっています。
現在エステサロンの市場は飽和状態で、開業してもすぐに閉店していることも多いのが現実です。
それでも需要があるエステティックを形にしたいと思う人は、安易な考えではなく入念な戦略が必要になります。

コロナ渦のエステ業界状況

コロナが流行り始めた頃は全国的に休業要請がかかり売上が落ちたサロン業界ですが、2023年に入りようやく業界全体でサロンの売上が回復傾向にあります。
コロナの影響により、自粛太りやマスク荒れなど、お客様がエステサロンに求めるニーズも変化しています。また、美容クリニックの流行により、脱毛ブームが起きています。
したがって今から開業する方は、コロナ以前よりしっかりとした計画と準備が必要なります。

エステサロンの開業に失敗する原因と特徴

エステサロンの開業には失敗する原因と特徴があります。
これはエステサロンだけには限らず経営していくには非常に重要なことです。
失敗を知った上で、開業までに準備をすることで失敗するリスクを減らすことができます。

失敗する8つの原因

この章ではエステサロンが開業して失敗する原因と失敗しないようにするコツを詳しく解説していきます。
失敗する原因は下記の8つです。

  • 場所が分かりにくい
  • 初期費用をかけすぎている
  • 損益の管理ができていない
  • コンセプトが弱い
  • 導入する美容機器の選択ミス
  • 集客方法が確立していない
  • 価格設定ミス
  • リピート率が低い

上記の8つの原因とその対処法のコツについてひとつずつ解説していきます。

失敗の原因①場所がわかりにくい

せっかく興味をもったサロンでも場所が分かりにくいと選ばれない可能性があります。
場所を知っている人にとっては分かる説明でも、知らない人にとってわからない説明では良くありません。
子供でもわかるような説明を記載した方が良いでしょう。
また、自宅サロンの場合は住居スペースも同じなので、不特定多数が閲覧できるネットには記載されたくない人が多いかもしれません。
しかし、お客様目線で考えると場所が特定されないサロンは不安になります。
詳細は記載したくない場合でも集客のためには、「〇〇区」くらいまでは明記して、「詳しくはお問い合わせください」と説明できる状況に促す必要があります。

開業に失敗しない場所選びの方法

エステサロンを選ぶ際には場所選びも重要なポイントです。
ターゲットが足を運びやすい場所を選ぶようにしましょう。
わかりやすい説明ができる場所が良いでしょう。
自宅サロンは初期費用を抑えられるメリットがありますが居住スペースを公開する必要があります。
集客は難しいですが発信方法を工夫する事によって集客することが出来るでしょう。
自宅とは別の場所を考える方には、賃貸マンション・貸店舗・レンタルサロンがあります。
コツはサロンの場所がわかりやすく、ターゲットが通いやすい場所を選ぶ事です。

失敗の原因②初期費用をかけすぎている

初期費用も計画的に使わないと失敗してしまいます。
例えばサロンスペースを用意する場合も賃貸にすると固定費がかかります。
その他にも電気・ガス・水道代等の固定費が毎月かかるので、キチンと計算した上で初期費用にいくらかけられるのか計画を立てないと初期費用をかけすぎて失敗します。

初期費用の考え方

失敗しないために、なるべく初期費用は抑えた方が良いでしょう。
日々の固定費も増えないように気をつけましょう。
開業するための資金は初期費用だけでなく、軌道に乗るための資金としても残しておく必要があります。
初期費用に資金を多く使うと、固定客ができてきても存続が難しくなります。
余裕がなくなってしまうと、お客様のためにより良いサービスが提供できなくなっていきます。
設備費や美容機器は高いので初期費用で使いすぎず、開業後にサービスを拡大していく方がコストパフォーマンスもよく安定しやすいでしょう。

失敗の原因③損益の管理ができていない

エステサロンの開業は比較的簡単に自宅サロンでも開業できるため経営者としての自覚が足りない方もいらっしゃいます。
しかし、開業するからには経営者です。
エステサロンの開業に限らず、開業後に失敗しないためには、しっかりと経営者としての自覚を持って損益管理をしていく必要があります。
損益管理ができていないと、お客様の来店で忙しくても利益にならないという事も起きてしまいます。
またコストダウンにも繋がる在庫管理も大まかにしていると失敗しやすくなります。

失敗しないための損益管理の方法

失敗しないために損益管理は細かく行いましょう。
日々の売り上げの変化が季節によって違うのか、キャンペーン時の収益はどのくらい上がるのかを管理します。
また、エステサロンでは施術と物販のふたつの仕事があるので、その利益の差や各コースの粗利も計算します。
経費のコストダウンのためにも在庫管理は欠かせません。
エステサロンの開業で失敗しないためには数字は全て把握して、損益管理を分析し経営に反映させることが大切です。

失敗の原因④コンセプトが弱い

どんなサロンにもコンセプトはあるかと思いますが、勘違いしてはいけないのがコンセプトはテーマやイメージカラーとは違うという事です。
コンセプトが弱いとサロンにとって集客したいターゲットも絞ることができません。
ターゲットが絞れないと集客もうまくいかなくなり失敗しやすくなっていきます。
そうすると開業してエステサロンとして成り立つかどうかのイメージも不透明です。
サロンの進むべき道がわからなくなり、経営者自体が迷いやすくなります。

コンセプトは明確に

エステサロンの開業をする前にコンセプトを明確にする必要があります。
コンセプトはエステサロンの方向性を定めるものです。
コンセプトを明確にすることで自社の強みが分かり他のエステサロンとの差別化ができ、集客や販売促進に繋がります。
コンセプトはテーマやイメージカラーではありません。
いつ・どこで・何を・誰に・どのようにと細かく考えます。
何のためのエステサロンなのか、経営理念を明確にすることで失敗しないエステサロンを目指していきます。

失敗の原因⑤導入する美容機器の選択ミス

美容機器は数多くの種類があります。
自社サロンに合わない機器をチョイスしてしまうと、売り上げにも大きな影響を及ぼします。
また、価格も高いので導入してから失敗したと思ってもなかなか買い換えられるものでもありません。
ですから美容機器のチョイスも重要です。
どのような施術をしていきたいかをベースに、最近の流行などを考えて機器選びをしないと失敗してしまいます。

美容機器の選択方法はカウンセラーに相談すること

美容機器は価格が高いです。
失敗しないようにするおすすめの選択方法は、プロのカウンセラーに相談する事です。
ワールドジャパン株式会社では60種類以上の美容機器を取り扱っていますが、プロのアドバイスを聞きながら一緒に決めることができます。
機器を購入された後は、様々な保証がついていて故障のサポートや定期的なメンテナンスを受けることができます。
エステサロンで働いてきたノウハウがあっても、経営者となって美容機器を選ぶのは難しいです。
ワールドジャパンでは開業時の機器購入の相談から、サロン経営、販売促進など様々なサポートを完全無料で受けることができます。

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https://esthekiki.com/contact/

「美容機器の検討をしているが相談する人がいない」「エステの開業に向けてアドバイスが欲しい」という方は、お気軽にご相談ください。

失敗の原因⑥集客方法が確立していない

エステサロンを開業しても勝手にお客様が来店してくれるわけではありません。
開業までに集客方法を確立していないと失敗してしまいます。
エステサロン開業では、まず新規集客が必須です。
新規集客はターゲットを明確にしていないと集客方法も確立しません。
とにかく誰が来てくれてもいいという考えでは誰も来てくれない事態になりかねないでしょう。

成功する集客のコツ

集客のコツはまずターゲットを明確にする事です。
ペルソナ設定を細かく立てて、ターゲットに合った集客方法でアプローチします。
スマホの普及により、サロンに行きたいと思った時にはネットで検索する方が増えていますが、40代以降の場合はチラシやフリーペーパーも効果的です。
ターゲットを設定することにより集客方法が確立します。
集客方法にはプッシュ型(チラシやメルマガでの情報発信)とプル型(ホームページやブログ)があります。
ターゲットに合わせて取り入れましょう。

失敗の原因⑦価格設定ミス

最初に決めた価格設定は後で変えることはなかなか難しいです。
失敗しやすいのが「多種多様な価格」または「安すぎる価格」に設定することです。
まず「多種多様な価格」ですが、経営する側は様々なサービスから選んで欲しいと色々な料金プランを設定するサロンがあります。
しかし選択肢が多すぎると、心理的にどれも選ばないといった行動パターンになってしまうことあります。
次に「安すぎる価格」は、一見するとお客様からしたら良いように感じますが、新規の価格が安すぎる場合は次にお金を払いたくなくなる傾向があるので次に繋がりにくくなったり、来店があっても売り上げが上がりにくかったりします。

安売りしないことが重要

エステサロンの価格設定は安売りしないことが重要です。
価格は顧客視点で考えます。お客様が自社のエステサロンに感じる価値を意識して決定することが大切です。
競合店に合わせて価格設定してしまうと、より安い価格設定の競争になり利益が減ってきてしまいます。
経営するからには利益が出ないとお客様にも最新のより良いサービスを提供することが出来ません。
エステサロンとしての価値を下げないようにする事が大切です。

失敗の原因⑧リピート率が低い

エステサロンの経営にはリピート率を上げていくことも重要です。
まずは新規顧客の集客が大切ですが、リピート率が低いとエステサロンの経営は安定せずに失敗します。
例えば新規顧客が月に5名しか来店がなかったとしても、全員からリピートしていただくと年間60名の顧客が増えたことになります。
新規集客にはコストもかかるので、新規来店していただいたお客様のリピート率を上げる方がコストパフォーマンスも上がります。

リピーターを増やすには?

リピーターを増やすにはコミュニケーションを増やします。
お客様には適度な親近感を持ち真心込めて対応します。
肌の様子やエステ内容はその都度伝え、カルテに記入しておきます。
またお肌以外の情報も細かく記入し特別な存在である事を意識します。
新規来店時には次回のご予約が必要な理由を伝えたり、次回につながるクーポン券をプレゼントしたりして次回ご予約を促します。
その日に次回ご予約がもらえなくても、ニュースレターやメルマガを活用します。

サロン開業を失敗しないための成功法は計画的な開業をすること

簡単に開業できるエステサロンを失敗しないためには余裕を持ったスケジュールで計画はしっかり立てましょう。本格的な準備を始める前に、エステティシャンの技術面を高め、資格の取得を行うことも大切です。

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【まとめ】

エステサロンを開業して失敗しないためには、経営の原因を知る事によって、何をすれば良いのかもわかっていきます。
失敗事例を参考に成功に向けて準備をしていく事が大切です。
エステサロンは開業がゴールではなく、正しい経営術を身につけて磨きをかけていきましょう。

エステ機器にはさまざまな種類があり、目指すサロンによって購入する機器は変わってきます。サロンのコンセプトに沿った正しい機器の選定が重要と言えるでしょう。また、保証やアフターフォローの有無は、その後のサロンの運営に大きく関わります。

サロン開業時は、どうやってエステ機器選びをするべきか分からないことだらけ。だからこそ、機器選びだけでなくどこから購入、またはリースするかは大変重要な問題です。ワールドジャパンでは70種類以上の美容機器の取り扱いがあり、エステサロンや治療院などへの導入実績は500社以上にのぼります。

種類が多すぎて何を基準に選べばいいか分からない、サロンの方針がはっきり決められなくて機器選びができない…エステ機器選びに悩んでいたら、どんなことでも無料で相談を受け付けているので、まずはお気軽にお問い合わせください。
https://esthekiki.com/

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