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美容研究家 大畑綾子の刺激にあふれた半生に迫る!

『WOMAN Serendipity Season Ⅱ The Professional』インタビュー

異色の経歴を持つ 美容研究家 大畑綾子が、 エステサロン起業~プロとしてのこだわり~未来について語ります!
(『WOMAN Serendipity Season Ⅱ The Professional』インタビューより)

 

 

ワールドジャパン株式会社について

はじめに

弊社がサロン始まりのメーカーなので、現場の困ったことを解消したいという思いから、機器も商材も、現場のエステティシャンが一番お客様に喜ばれるような商品を作っています。

 

最新の機器を導入

以前は業務用の大きい機器が単体でボンボンとありましたが、今では小さくなっていますよね。
ただ、大きい方がお客様には業務用っぽいという意味で。弊社はベッドに1台置いているような感じです。地域開業のエステサロン様にも、これ1台あればとりあえずエステできます!というコンセプトで作りました。

 

健康食品も開発している

『エステサロンのダイエットをプロデュースする』というコンセプトで、すべてダイエットに関わるものを作らせていただいています。サロンに通い、施術を受けて効果が出るものと、通っていない間は、ご自宅にてご自身で管理をしないといけないので、その時にサポートとなるようなものを作らせていただいています。

 

TOTALでサービスを

サプリメントもかなりこだわりがありまして、結果が出たものだけをエステサロン様に卸しています。その前段階で、代表と私は夫婦なのですが、もともと格闘家で、20代の頃からプロテインを飲んでいました。減量があるので、どうやって効率よく脂肪を減らしていくか。もちろん減らすだけでは戦えないので、計量の日がXデーではなく、戦えることが目的です。動ける体=健康的な体になるように設計しています。

 

 

エステサロンの起業

美容研究家 大畑綾子

格闘技を始めたキッカケは?

会社員だったのですが、特にプロになろうとかではなく、格闘をしたいと思いました。ボクササイズとかキックボクシングとか流行っていますよね、そんな感じです。今までやったことのないようなことをやってみようと思い、道場に行ったことがキッカケです。

 

エステの方に進んだ理由は?

代表の元々の起業が空手道場なので、道場にお嫁に来た感じです。その間、選手としては続けていました。2000年あたりに女子格闘技ブームがあり、プロ活動も少しやっていました。道場にお嫁に来て、最初は整体師をしていました。私の周りでも、格闘技をやりながらマッサージをやる人が多かったのです。でも、カチカチのおじさんばかりで、つまらなくて。同じ体を触る仕事だったら美容の方が良いなと思いはじめ、それで転職をしました。格闘技もやりながらエステサロンもやるということをしていました。

 

起業したキッカケは?

子供を妊娠しまして、今は妊娠したら辞めてくださいなんて言ったら大変な社会問題ですが、その当時(20年程前は)、エステサロンは体を使う仕事なので、妊娠したら辞めましょうという感じでした。
それで、自分自身でエステサロンをやろうと思ったのです。
横浜市の港北区綱島という下町です。そこにサロンを構えました。
当時は道場の横に1部屋併設してやっていました。印象は全然違いますし、今考えると何故そんな所に…と。

 

エステサロンの経営は?

全然です。今、私が当時の私に指導をするとしたら、何故道場の横なのか、それはダメでしょうと言います。
ただ、しばらく道場の横でやっていましたが、綱島にエステサロンのライバル店がほぼなかったこと、近くに1000世帯程の新しいマンションがあったこと、綱島は東横線で横浜へも渋谷へも出られること等、おかげさまでこれは本当に色々と運が良かったと思います。
最初はベッド1台から始まり、2台に増やし…それでも足りなくなってしまったので、同じマンションの4階に部屋を借りました。そこも手狭になったので、駅近くの店舗に移動して…という形でだんだんと大きくしていきました。最初はある国産メーカーさんから脱毛器を入れました。それがとても結果が良かったので、エステサロンの友人に、これいいよ!と紹介し、そうしたら、代理店やりませんか?という話になり、色んな機器を卸す・販売する代理店というのをしばらくやっていました。色んなメーカーさんと取引させて頂いたので、機器を見る目はそこでずいぶん訓練させていただいたと思います。

 

機器の導入に関して

これもご縁と言えばご縁なのですが、代表の経歴がだいぶ変わっていまして、高校が高専でした。
高校時代から専門的な訓練を行っていて、機械の中身がわかります。ただ、代表は高専に行きましたが、そのまま陸上自衛隊に入ってレンジャー部隊となり、その後、空手の先生になりました。機器を作る時は、機械の中がわかるので、基盤や中がちゃんと整理されているかどうかは代表が見ます。
私の方は現場を見ます。
お客様の立場からすると、同じ値段を払っているのに、今日はベテランさん、今日は新人さん、とやはり技術差というのはどうしてもあるので、お客様にとって不利益だと思いました。ある一定レベルの技術はお客様にちゃんと提供していかないと申し訳ないですよね。いかにハンドに近いような機器が作れるかということです。
サロン・スタッフの立場からすると、怪我等ですね。以前はバラバラの機器を使ってセルライトゼロコースという人気のメニューをやっていました。最後にハンドマッサージでグイグイ流すコースです。そうしたら、あるスタッフがマッサージをして腱鞘炎になってしまい、その後ドクターストップがかかってしまいました。
ハンドはずっとやっていると体を酷使します。私は、当時まだ若く体力もあったので、1人目のお客様と夕方5人目のお客様に入っても同じようにパフォーマンスすることができましたが、もう無理ですよね。そうすると、エステは長くできない仕事だと思ったのです。
さらに、今は若い女の子がいなくなってきています。私たちの頃と絶対的な若者の人数が違います。エステサロンに就労したいというお嬢さんたちがいないのです。そうすると、お姉さんたちが働くしかありません。あとは未経験でも、すぐ即戦力にしていかないと、経営というのはうまくいきません。
それもあり、ある一定レベルの技術力は機器を使えば出せるということで、機器の開発をしました。私の方は現場の困り事や、お客様のニーズの部分で、こんな機器ができたらいいなと提案し、それを代表が設計し、開発しています。

 

 

事業の拡大について

色々やっていると言われるのですが、コンセプトは1つで、ダイエットを総合プロデュースする総合痩身会社です。B to Cのお客様の結果を出すのはもちろんなのですが、私自身が経営を始めた時に、本当に何のノウハウもなく、学ぶ所もなく、失敗の数の方が多かったので、ひとつでもコツがお伝えできれば上手くいくことはいっぱいありますよね。セミナー事業をやらせていただいたり、新規開業をお手伝いさせていただいたり。自社商品というのも一番利幅がありますし、サロン様の強みになるので、そういったこともやらせていただき、だんだんと増えてきた感じです。

自己流は事故

自分勝手にやるのは本当に事故になります。

経営に関して

親も経営者ではありませんので、やりながらだんだんと勉強しました。

集客は?

お金もないので、ポスティングをしに行ったり、チラシを配ったりしました。最初の早いうちからホームページを作ったりもしたので、そこから集客はできたと思います。

チャレンジ精神

代表は日本が好きでして、日本人は和の心というか、世界の人たちと比べると優しいですよね。
経営理念は和をキーワードに3つ付けています。「大和」「調和」「親和」です。

 

 

プロとしてこだわっていること

通販事業を始めてとても感じていることなのですが、物を売るのにはマーケティングが一番だと思うのです。もっと言うと、良いものが売れるわけではないのです。こだわりとして、もちろん顧客のニーズや見せ方は勉強しますが、それだけではいけないというところで、しっかりと真実を伝えていく。それから最低限商品としてはエビデンスがあるものをちゃんと材料に使う、そして伝えていくということを心掛けています。今は売り逃げみたいな商品も多いですが、それはそれですごく商売上手だな、素晴らしい経営だなとは思うのですが、弊社としてはやはり顧客がまた使いたいなと思っていただける商品づくりをして、堅いですけれど、ずっとご使用いただけたらいいなというこだわりは持っています。本当に色んな経験をさせていただいて、色々と教えていただいています。やっていけばいくほど、自分ができないということがわかってきたので、必死で勉強しています。

 

まずはやってみる

やってみますね。とにかくやってみて、いかに努力をしているか、そこまでになるのにどんな困難を乗り越えてきたのかとか、やってみることでいかに足りないかというところを勉強しています。あとはスタッフもいますし、年長者としては、「知行合一」、言っているだけでは駄目ですよね。若い子は特に感性が優れていますから見ています。尊敬される上司や経営者になるためには自分もやっていないとダメだなと思います。

 

コロナの影響は

直営サロンではいらっしゃれないお客様が沢山いましたので、売上がコロナ前より上がったかというとそれはありません。ただコロナだからといって、やることを変えたかというとそれはなく、色んなセミナーをzoomでやるようにはなりました。

 

 

女性として困ったことは

困ったことは特にありません。こういった雑誌を発行してくださるように、女性ならではと取り上げられることも多いですから、私は逆にチャンスの方が多いのではないかと思っています。女性初!と言えば、冠が付きますよね。女性は、そういう意味では取り上げられることが多く、起業するのには得だなと思います。そうやって応援してくださる方も多いです。あと、女性同士は大変だねとよく言われますが、女性は目の前のことがパッと解決すればそれで済んでしまいます。あの人ちょっと嫌だよねとか愚痴を言えば済みます。自分だけ1人勝ちすれば良いという人も中にはいますが、少ない気がします。
仲良くという言葉では浅いですが、みんなそれぞれに出来ていくのではないかなと思います。

 

 

今後の事業展開は

コロナで困っている方が沢山いらっしゃるので、色んな方と、女医さんの団体とかとお話させていただく中で、そんな現実があるのかと勉強させていただいています。弊社は美容の会社ですが、何か支援ができたらいいなとずっと考えていました。まずは、困っている方のために支援策をということで、何か商品がひとつ売れたら、日本女性財団という女医さんが作っている団体に、シングルマザーの方や本当に困窮していらっしゃる方にお金が行くように寄付をさせていただく事業ですとか、今度そこから貰うばかりじゃなく、女性自身が働ける、収入を得られるようなスキルを持っていただければ、また生きがいを持って仕事ができるのではないかと思います。私自身も仕事を通して成長が出来たので、そのような仕組みを仕事にしたいと構想中です。女性の笑顔を増やしたいのです。これは男性っていっぱいいらっしゃいますけど、みんなお母さんから生まれてくるので。男性は優しいから女性の顔色を見てくださるわけです。彼女どうかな?うちの奥さんどうかな?子供だったら、お母さんどうかな?と見てくれます。まずは女性が笑顔になることが日本を元気にすることなのだと思っています。

 

 

起業する方へのアドバイス

経営は、マーケティング・財務・人事がうまくできればできますが、一番大事なのは、まずはやってみることだと思います。大きいことはいきなりできるわけではなく、継続してこそ自分の描いている夢に繋がります。まずは何でもいいのでひとつやってみるのはどうですか?とオススメしたいです。
そして、夢は変わってもいいと思っています。ここしか見えてなかった時点の夢と、ステップアップして立った時に見える夢は、山登りと一緒で全然違います。まずは今の夢に向かって一歩やってみる、それができたらすごいことですよね。そして、次の夢に向かってまたやってみるといいと思います。弊社も、企業理念が変わっています。その段階によって変わっているので、それでいいと思っています。

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