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エステサロン開業に開業セミナー参加は必要?習うべきポイントは?

エステサロンの開業は、施術の技術と美容の知識だけでは成し遂げられません。経営や集客なども学ぶ必要がありますが、なにをどこでどうやって習えば良いのかお困りではありませんか?そこで今回は、エステサロン開業を目指す皆様に必要な知識を、ワールドジャパン株式会社の佐藤が解説していきます。

エステサロン開業の前に考えることを整理しましょう

どんなエステサロンを開業するのか、サロンの種類を考えましょう

エステサロンを開業するといっても、エステ業界には様々な種類があります。まずはあなたの開業したいエステサロンでは、どんなエステメニューを取り扱うのかを考えることをオススメします。

エステサロンのメニューの種類は大きく分けて4種類

エステサロンのメニューには、主に以下の4種類があります。

  • フェイシャルサロン
  • ボディサロン
  • 痩身系ボディサロン
  • 脱毛サロン

それぞれの特徴を順番に解説します。

美顔にこだわるフェイシャルサロン

フェイシャルサロンは、顔の美容をおこなうエステサロンです。顔の美容に特化しており、基本的にはクレンジングやマッサージ、パックなどのメニューが用意されています。
初回受付時にはカウンセリングから肌の状態やトラブルをチェックし、最適なメニューを提案します。
店舗によっては独自の化粧品を使った施術をしているため、サロンとは別に化粧品の販売も可能です。
初めて利用する人のためにお試し料金やメンバー会員限定の料金設定などもあります。
フェイシャルに特化した技術を身につけたい方におすすめです。

疲れた身体を癒すボディサロン

ボディサロンとは、身体の疲労改善をおこなうエステサロンです。普段の生活習慣から発生する身体のコリや姿勢矯正など健康面の回復を目的としたメニューが用意されています。
例えば足裏や手のひらから部分刺激をすることによって、内蔵の疲労改善をおこなうことができます。
日本ではリフレクソロジーという反射学に基づいた疲労回復のためのサロンがあり、新陳代謝の回復やストレス解消が可能です。
幅広いメニューから多くの技術を身につけられるので、いろんなことに挑戦したい方におすすめです。

ダイエットを応援する痩身系ボディサロン

痩身系ボディサロンとは、引き締まった健康的な身体作りをおこなうエステサロンです。無理な食事制限をすることなく人に合わせた痩せやすい身体を作っていくことを目的としています。
例えばマッサージやエステマシンによる脂肪燃焼や、サプリメントによる体質改善などがあります。
施術には特別な資格は必要としないため、トレーニングを受けたエステティシャンであれば問題なく対応可能です。
ボディサロンのなかでも痩せることをサポートしたい方におすすめです。

ムダ毛を処理する脱毛サロン

脱毛サロンは、ムダ毛が生えないようにするためにマシンを使用して施術をするエステサロンです。脱毛できる箇所はエステサロンによって異なりますが、基本的な脱毛サロンではVIOをはじめとしたボディと顔の脱毛ができます。
多くの脱毛サロンでは「フラッシュ脱毛」もしくは「ワックス脱毛」の脱毛方式を採用しています。
毛は継続的に光を当てることによって成長が弱くなっていくので、効果を実感できるまでの期間は人によって違います。
毛の処理は男女ともに抱える問題なので、いつの時代も需要率が高いサロンとなっています。
技術と経験があれば転職にも役立つため、エステティシャンを目指す方からも人気が高いです。

エステサロン開業に向けて、必要な知識を知りましょう

多種多様にわたる美容の知識を取り入れましょう

先程エステ業界には様々な種類があるとお伝えしました。
「自分はフェイシャルサロンを開くから、痩身の知識はいらない」という考えはあまりオススメしません。なぜならば、エステサロンに訪問するお客様は誰しもが少なからず美容に興味をもっている方がほとんどだからです。
そこでお客様に豆知識として、美容のお話を提供することも一つの経営ポイントになり得ます。また、まず最初に美容の知識を得ることで、お客様の求めるエステサロンを開くことの手がかりとなるでしょう。

エステメニューの施術の経験を積みましょう

エステサロンを開業するならば、予想だけではメニューを考えることはできません。
自身が施術をすること、受けることを経験していなければ、先々のスタッフ教育にも響いてきます。まずは個人サロンだから、自分だけが施術できれば良いという考えを捨て、プロのエステティシャンとして多くのエステメニューを経験しておきましょう。

エステサロン経営のノウハウを学びましょう

エステサロン経営には、様々な経営知識が必要になってきます。
美容知識、技術だけではなく、経理や法律の知識が必須です。
多くのエステサロンでは、コースメニューやエステ回数券を取り扱っていますが、これらのメニューは経理の知識がなければ、せっかく開業したエステサロンの経営がすぐに傾いてしまいます。また、コースメニューやエステ回数券の販売には「概要書面」と「契約書面」という二つの書類の作成が必要ですし、販売に際して「特定商取引法」や「クーリングオフ制度」も知っておかないといけません。

エステ回数券の導入に関しては、以下の記事で詳しくお伝えしておりますので、こちらも合わせて参考にしてください。

開業したエステサロンへの集客戦略を学びましょう

情報社会と言われる現在、様々な経営方法や集客マーケティング論が飛び交っています。
チラシのポスティング、ホームページ、SNS発信など、広告を出す媒体も様々です。時代に取り残されず、効果的な集客方法を学ぶことが大切です。

エステサロン開業のために必要な資格について

エステサロンの開業のために絶対必要となる資格はありません。
医療系の施設開業のためには必須となる資格が多いですが、医療行為とみなされないエステティック分野では、エステについてなにも知識がない人が開業しても違法ではありません。
とはいえ、なにも知識も資格もない人が施術を行うエステサロンではお客様も不信感を抱くことでしょう。ここでは、日本エステティック協会の資格についてご紹介致します。

AJESTHE認定エステティシャン

AJESTHE認定エステティシャンは、基本的な知識・技術をもっていて担当範囲のエステティックサービスを適切に提供できる能力があるエステティシャンであることを証明できる資格です。
資格条件は以下の通りです。

  • エステティシャンセンター試験に合格
  • 協会認定校での300時間以上コースまたは1000時間以上コースの修了、または実務経験1年以上

続いて試験内容は以下の通りです。

  • 技術試験(フェイシャル/ボディ:手技のみ)
  • 筆記試験(4肢択一:マークシート式・100問)
  • 受験料:10,560円(税込)
AJESTHE認定上級エステティシャン

AJESTHE認定上級エステティシャンは、専門的な知識・技術をもっていてお客様ニーズに応えるエステティックサービスを提供することで店舗・エステサロンの利益やお客様満足を実現できる能力があるエステティシャンであることを証明できる資格です。
資格条件は以下の通りです。

  • 協会認定校にて1000時間以上コースまたはCIDESCO国際認定校コースを修了し、筆記試験・技術試験(認定校試験)に合格(在学中の技術試験で不合格科目がある場合は、科目に対応した技術試験対策講座を受講し試験に合格すること)
  • AJESTHE認定エステティシャン資格取得後2年以上、または通算5年以上の実務経験を有し、筆記試験・技術確認試験に合格(技術確認試験で不合格科目がある場合は、科目に対応した技術試験対策講座を受講し試験に合格すること)

続いて試験内容は以下の通りです。

  • 筆記試験(4肢択一・マークシート式)
  • 技術確認試験・技術試験(フェイシャル手技、フェイシャル機器、ボディ手技、ボディ機器、メイク・ネイル)
  • 筆記試験:11,000円(税込)
  • 技術確認試験:22,000円(税込)
  • 技術試験対策講座および試験(1講座/3日間):各66,000円(税込)
AJESTHE認定トータルエステティックアドバイザー

AJESTHE認定トータルエステティックアドバイザーは、エステティックを総合的に深く理解してお客様に求められる実践力とエステサロンでの指導力があるエステティシャンであることを証明できる資格です。
資格条件は以下の通りです。

  • AJESTHE認定上級エステティシャン資格もしくはCIDESCO資格の取得
  • AJESTHE認定上級エステティシャン資格取得後2年以上または通算5年以上の実務経験
  • 資格取得講座の受講
  • 資格取得試験の合格

続いて試験内容は以下の通りです。

  • 筆記試験(四肢択一、語句選択等、60分間、出題範囲)
  • 実技試験(プレゼンテーション5分、ロールプレイング10分)
  • 資格取得講座及び受験料:33,000 円(税込)
  • 資格認定登録料 :11,000 円(税込)
AJESTHE認定フェイシャルエステティシャン・AJESTHE認定ボディエステティシャン

AJESTHE認定フェイシャルエステティシャン・AJESTHE認定ボディエステティシャンは、衛生面、安全面を踏まえ、エステティックの基礎知識とフェイシャルケア・ボディケアの基礎があるエステティシャンであることを証明できる資格です。
資格条件は以下の通りです。

  • エステティックについて学び、またはエステティック関連業に従事する者
  • 認定FEコースまたは認定BEコース(60時間以上)、認定FE・BEコース(104時間以上)を修了、800時間以上の実務経験者(週40時間換算で6ヶ月を目安)、AJESTHE登録教室において所定の認定FEコースまたは認定BEコース(60時間以上)、認定FE・BEコース(104時間以上)を修了

続いて試験内容は以下の通りです。

  • 理論試験(4肢択一・マークシート式)
  • テキスト「認定フェイシャルエステティシャン認定ボディエステティシャン 理論と技術」より出題
  • 個人申込【単願】8,200円(税込) 【併願】15,400円(税込)
  • 団体申込【単願】7,700円(税込) 【併願】15,400円(税込)
  • 更新料5,500円(税込)※3年ごと

エステ開業に必要な資格は以下の記事で詳しくお伝えしておりますので、こちらも合わせて参考にしてください。

あわせて読みたい

エステサロン開業のための知識はセミナー受講をしましょう

セミナーと講習会の違いとはなにか

セミナーと講習会を同じものだと思ってはいませんでしょうか。
講師がお話をすることは共通していますが、セミナーと講習会には大きな違いが一つあります。それは、受講者の意見交換ができるのがセミナーであり、壇上での演説を聞くだけで終わってしまうのが講習会です。

開業セミナーに参加することのメリット・デメリット

メリット:同じ目的を持った人との情報交換ができる

エステサロンの開業セミナーに参加している人は当然、エステサロンの開業を目指している人となります。同じ目的を持つ人同士で意見を出し合ったり、情報交換ができるというメリットがあります。

デメリット:同じ地域の人がいればライバルとなってしまう

エステサロンのようなお店は、通いやすさを考えて自宅や職場の圏内で探すお客様がほとんどです。もしも同じ地域でエステサロンの開業を目指す人が同じ開業セミナーに参加していたら、お話した情報がそのまま盗まれてしまうというデメリットもあります。

エステサロンの開業セミナーの種類と選び方

一口にエステサロンの開業セミナーといっても、様々な種類があります。エステサロン開業前は、エステ機器を探したり、店舗となる物件を探したり、なにかと忙しい時です。
事前にどのような種類の開業セミナーが開催されているのか把握し、自身にあった開業セミナーを受講できるようにしましょう。

エステサロン開業のために参加するべきセミナーの種類とは?

エステメニューの施術方法を教えてくれるセミナー

もし、エステサロンにエステ機器の導入をお考えなら、購入したエステ機器メーカーが主催する施術方法の解説をしてくれるセミナーに参加すると良いでしょう。
購入したエステ機器の効果的な使用方法や、美容情報を詳しく教えてくれるセミナーも多く存在します。
もしもまだエステ機器の購入が検討段階であれば、以下の記事でセミナーを主催しているオススメのエステ機器メーカーをご紹介していますので、こちらも合わせて参考にしてください。

エステサロン開業に向けた経営ノウハウを教えてくれるセミナー

多くのエステサロンがある中で生き残っていくための経営知識がなければ開業することは困難です。
そのためエステサロン開業のために経営を学ぶなら、成功するための経営パターンや、1人あたりの生産性、メニューなどのノウハウを学べるセミナーがおすすめです。
セミナーを開いている企業がこれまでどれくらいの経営年数なのか、店舗平均年商はいくらなのかをチェックすると最適なものが見つかります。
それでも不安なら、ご自身のお知り合いが経営、勤務している企業のセミナーに参加すると良いでしょう。

エステサロンへの顧客獲得に向けた集客方法を教えてくれるセミナー

エステサロンをはじめるときは顧客獲得のために集客方法を理解することも大切です。
集客方法を学ぶためのセミナーを選ぶときは、集客に関する基礎と実践、応用を学べるところをおすすめします。
人を集めるのはどうすればいいのかを一から理解できれば、何もわからない状態からでも、エステサロン開業に向けて動き出せます。
またインターネットを使った広告やSNSなどの集客方法も学べれば、効果的な集客を期待できます。
独学で集客するには時間がかかるので、基礎と実践、応用をまとめて学べるセミナーに参加しましょう。

エステサロンの開業セミナーの選び方

エステサロンの開業セミナーを選ぶときは、以下のポイントをチェックしてください。

  • 講師プロフィールの実績と経歴を確認する
  • 開業セミナーの告知に学びたい内容が記載されているか確認する
  • 実際の受講者の成功例を確かめる

それでは順番に説明します。

講師プロフィールの実績と経歴を確認する

はじめにエステサロンのセミナーを開いている講師がどれくらいの実績・経歴があるのかをチェックしましょう。
実績や経歴はこれまでの経験やスキルに比例するので、年数が長いほどセミナーを選ぶときの安心材料となります。
またセミナーを開いている回数が多ければ説明も上手いため、理解のしやすさを重視するならこちらもチェックしてください。
もし経験が浅かったとしても勉強や研究を詳しくおこなっていれば安心です。
開業セミナーのページに講師プロフィールがないときは、インターネットから氏名検索をして情報をチェックしましょう。

開業セミナーの告知に学びたい内容が記載されているか確認する

自分には必要のない説明をしているエステサロンの開業セミナーに行っても良い学習にはなりません。
例えば将来脱毛サロンを開業したいと考えているなら、脱毛サロンに関する経営方法や脱毛マシンに関する取扱いなどを説明しているセミナーがおすすめです。
他にも、経営に関する集客方法や専門的な技術など学びたい内容に合っている開業セミナーを選びましょう。
開業セミナーの申込ページなどには、テーマ内容が記載されているので、必ず事前にチェックしましょう。

実際の受講者の成功例を確かめる

実際に開業セミナーへ参加した受講者が成果を出せているかも大切なポイントです。
例えばエステサロンを開業して、1年目で年間300名のリピーター獲得に成功などがあればわかりやすいと思います。
講師から学んだ内容から成功しているのであれば、教え方がうまい証明になります。
もし何かしらの成果を出した人とコンタクトを取れるなら、セミナーで学んだ内容が役に立ったのか聞いてみるのも良いでしょう。

受講方法について

セミナーの受講方法には「現地開催」と「オンライン」の2種類があります。
それぞれの特徴を説明するので、ぜひ参考にご覧ください。

現地開催の場合

現地開催は、その名の通り指定の場所まで行ってセミナーが開催される受講方法です。
実際に講師や受講生の姿を見ながら内容を理解できるので、学校のような感覚で学習できる点が特徴です。
しかし遠方から参加する場合は交通手段をチェックして遅れないようにしなければいけません。
また学業や仕事をしている方はセミナーの日程に合わせてスケジュール調整が必要です。
1人の空間では集中力が続かないという人は現地開催のセミナーをおすすめします。
同じくエステサロンの開業を目指す人を見れば、今後のモチベーション向上にもつながるでしょう。

オンライン開催の場合

オンラインは、PCやスマホを使ってライブ配信で開催される受講方法です。
インターネット環境があればどんな場所でも参加できるので、コロナ禍ではこちらが主流となっています。
またセミナー内容は録画されていることが多いため、当日参加できなくても後日視聴することもできます。
さらにチャット機能からコミュニケーションが取れるので、疑問や質問も気軽にできます。
なるべく場所や時間にとらわれずセミナーへ参加したい方におすすめです。

【まとめ】

エステサロン開業のためには様々な知識を身に着ける必要があることがわかりました。これら全てを独学で学ぶことはとても大変で時間がかかります。足りない知識を補うためにはまず、エステサロン開業セミナーへの参加をオススメします。

エステ機器にはさまざまな種類があり、目指すサロンによって購入する機器は変わってきます。サロンのコンセプトに沿った正しい機器の選定が重要と言えるでしょう。また、保証やアフターフォローの有無は、その後のサロンの運営に大きく関わります。

サロン開業時は、どうやってエステ機器選びをするべきか分からないことだらけ。だからこそ、機器選びだけでなくどこから購入、またはリースするかは大変重要な問題です。ワールドジャパンでは70種類以上の美容機器の取り扱いがあり、エステサロンや治療院などへの導入実績は500社以上にのぼります。

種類が多すぎて何を基準に選べばいいか分からない、サロンの方針がはっきり決められなくて機器選びができない…エステ機器選びに悩んでいたら、どんなことでも無料で相談を受け付けているので、まずはお気軽にお問い合わせください。
https://esthekiki.com/

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