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エステ機器購入の予算はどれくらい?助成金を利用した開業の場合や、機械を購入するメリットについて解説

エステサロンを開業するならまず考えたいポイントは、エステ機器の購入ですよね。そこで今回は、ワールドジャパン株式会社の佐藤がエステ機器の予算や相場などを徹底解説するとともに、エステサロン開業に向けてオススメの助成金までご紹介致します。

エステ機器の種類と相場から、エステ機器を購入する予算を決めましょう

エステ機器の種類を知って、購入する機械を検討しましょう

エステ機器は主に以下のような種類があります。

  • 痩身機器
  • 脱毛器
  • 美顔器

それぞれの特徴を説明するので、どれを購入すべきかぜひ検討してみてください。

痩身機器とは

痩身機器は、痩身効果が得られるエステ機器です。
ラジオ波(RF)やキャビテーションなどの機能があり、それぞれ以下のような効果があります。
ラジオ波(RF):基礎代謝を活発化させて痩せやすい体質にする
キャビテーション:超音波を発生させて各部位を短期間で痩せさせる
上記機能以外にもヒートマットやよもぎ蒸し機器、脂肪冷却装置などがあり、多機能になるにつれて価格も上がります。

脱毛器とは

脱毛器は、発毛組織を破壊した脱毛を目的とした美容機器です。
「光脱毛器」と「レーザー脱毛器」の2種類があり、それぞれ搭載されている機能が異なります。
光脱毛器はエステサロンで扱えますが、レーザー脱毛器は医療行為にあたるため医療機関のみ使用可能です。
脱毛器によって痛みの強さや機能が違うので、購入前に性能をチェックしておく必要があります。

美顔器とは

美顔器は、フェイシャルを施術するときに使うエステ機器です。
イオン導入やEMS、エレクトロポレーション、超音波、ラジオ波(RF)などの機能によって表情筋に刺激を与えて美肌やたるみ改善を期待できます。
美容成分の導入や電気による刺激などがあるので、衰えを感じる肌を綺麗にできます。
エステ機器には1台で複数の機能を兼ね備えた「複合型美容機器」というものがあるため、複数の施術をしたい方にはこちらがおすすめです。

購入するエステ機器の相場を調べて、予算を考えましょう

エステ機器を購入するときはどれくらいの価格なのか相場を理解しておくことも大切です。
各機器の相場について紹介するので、自身の予算に合っているかチェックしてみてください。

痩身機器の購入予算は約150万円

業務用の痩身機器は施術できる機能によって価格が前後しますが、一般的には100万円〜300万円程度が相場となっています。
エステによって出力形式を高周波もしくは超音波のどちらをメインに搭載しているかも着目が必要です。
痩身エステはサロンの売りになるので、リラックス効果を求めるのか成果に結びつきやすいのかなど地域の客層に合わせて購入を検討してください。

脱毛器の購入予算は約200万円

最近発売された脱毛器は、脱毛以外にもシワやシミ、ニキビなどのフェイシャルケアができる機能もあり、多機能になるにつれて価格も高くなります。
そのため機能性を重視するなら200万円〜400万円程度の価格が相場です。
脱毛のみを目的とするなら30万円前後でも品質や安全面に問題なく利用できます。
複数の脱毛器を体験してみて自身のサロンに合っているかを比較して購入しましょう。

美顔器の購入予算は約100万円

美顔器やスチーム器などの美顔器は、サロン専用にするか顧客販売を考えるかなど目的によって異なります。
例えばホームケア商品などの安価な美容機器であれば、サロンの施術だけでなく顧客販売にも向いています。
どのような性能を持っているかによって価格は変動しますが、一般的には10万円〜30万円程度が相場です。
業務用エステ機器の場合、100万円〜200万円程度の価格が相場です。
話題のハイドロピーリングなどの機能が備わっているエステ機器は、価格が高い傾向にあります。
サロンの施術用として購入したい方は、価格が高くても施術効果を優先して目的を明確化しましょう。

助成金をうまく活用してエステ機器購入予算をあげましょう

エステサロンを開業する時にかかる費用

エステサロンの開業形態には、以下の2つがあります。

  • 自宅や所有している物件
  • 賃貸やテナント

それぞれ必要となる開業費用が大きく異なります。
開業スタイルに合わせてどれくらいの費用が必要なのかを解説していきます。

自宅やすでに所有する物件でエステサロンを開業する場合

自宅や所有している物件で開業するメリットは、物件取得費や月々の家賃支払いがない点にあります。
低コストではじめられるので、費用をおさえたい方にはおすすめの開業方法です。
必要となる開業費用の目安は以下の通りです。

開業時に必要なもの資金
内装費約20万円
大型備品・家具類約10万円〜50万円
消耗品約10万円
広告宣伝費約30万円

上記表からわかる通り、開業時に必要なものを合わせると約70万円〜110万円程度の費用が必要となります。
また業務用エステ機器を購入することを考えると約220万円〜600万円程度となります。
内装費や広告宣伝費は規模によって費用が変動しますが、自身のエステを多くの人に利用してもらいたいなら先行投資は必要です。
しかしこだわりを詰め込みすぎると予算オーバーになる恐れがあるので慎重に検討してください。

賃貸やテナントを契約してエステサロンを開業する場合

賃貸やテナントと契約する場合は、借りるために敷金や礼金、仲介手数料、前家賃などの物件取得費が発生します。
人気な地域であるほど費用は高くなりますが、多くの集客を見込めるメリットがあります。
必要となる開業費用の目安は以下の通りです。

開業時に必要なもの資金
物件費用約50万円〜160万円
内装費約20万円〜200万円
大型備品・家具類約10万円〜50万円
消耗品約10万円
広告宣伝費約30万円
家電類約10万円

契約する物件によって資金は変動しますが、約150万円〜500万円程度の費用は必要です。
業務用エステ機器を購入するのであれば約300万円〜1,000万円程度となります。
賃貸マンションは工事ができないので内装費がかからないこともありますが、家賃3ヶ月分は確保しておくことをおすすめします。
テナントの場合は内装工事が必要なので、スタッフを数名雇うことや業務用エステ機器を複数台導入することも検討しておきましょう。

エステサロンを開業する時に活用したい助成金一覧

エステサロンには多額の資金が必要となるため、資金確保をすることに悩んでいる方も多いでしょう。
そんなときに活用したいものが助成金や補助金です。
こちらは行政が起業をサポートするための補助金制度となっており、資金確保が難しい方の問題を解決できます。
開業時に使える助成金や補助金には、以下のようなものがあります。

  • 中小企業等事業再構築補助金
  • 小規模事業者持続化補助金
  • IT導入補助金
  • ものづくり補助金
  • 地方自治体の補助金

それぞれの特徴を紹介するので、ぜひ参考にご覧ください。

中小企業等事業再構築補助金

中小企業等事業再構築補助金は、申請前の直近6か月間で任意の3か月の合計売上高がコロナウイルス発生以前3か月の合計売上高と比較し、10%以上減少した中小企業などを支援するための補助金です。
申請するためには「事業再構築指針に沿った新分野への展開や事業、業態転換等」を行うことが要件となります。
コロナウイルス以前からエステサロンを開業している方は、サロンの売り上げが大幅に減少していないかをチェックして申請を検討してください。

小規模事業者持続化補助金

小規模事業者持続化補助金は、販路開拓や生産性向上の取り組みを行う小規模事業者を対象とした支援制度です。
申請には経営計画書、補助事業計画書を作成する必要があり、審査が通れば50万円を上限とした補助対象経費の3分の2までが支給されます。
サービス業の場合は従業員数5人以下の規定があるため、雇用人数に注意しなければなりません。
エステサロンであればエステ機器の購入やWebサイトの制作などを対象にできます。

IT導入補助金

IT導入補助金は、生産性向上につながるITツールの導入にかかる費用を補助する制度です。
例えば勤怠管理や顧客予約をするためのシステムやパソコンなどが補助対象となり、30万円〜450万円の範囲内で費用の2分の1まで補助されます。
2020年度からは新型コロナウイルスによる非対面型ビジネス枠が設けられているため、キャッシュレス決済端末や付属機器も総費用の3分の2まで補助されます。

ものづくり補助金

ものづくり補助金は、サービスや商品の開発などの費用を補助する制度です。
例えば、サロン独自の化粧品や美顔器などを開発するときの費用を補助してもらえます。
小規模事業者は費用の3分の2までが補助されます。
上限1,000万円と高い補助金額を受けられますが、全国採択審査委員会によって厳正な審査があるので注意が必要です。

地方自治体の補助金

地方自治体の補助金は、地方自治体による独自の補助金制度となっています。
例えば、2020年度の東京都練馬区では区内の事業者が連携して商品やサービスの企画開発事業を行ったときに20万円を上限に補助する「区内事業者等の連携による製品等開発補助金」があります。
区内で類似する職業と連携して商品やサービスを開発するときには活用可能です。
各自治体によってサポート内容が異なるので、Webサイトや行政書士を通じて補助金制度をチェックしてみましょう。

エステ機器の購入はマストか?エステ機器購入のメリットとデメリット

オールハンドマッサージ店とエステ機器導入店の違い

エステサロンには、手を使って施術するオールハンドマッサージ店とマシンを使って施術するエステ機器導入店があります。
それぞれの違いは以下の通りです。

  • オールハンドマッサージ店:微細な調整によって体調やコンディションに合わせられる
  • エステ機器導入店:設定すればいつでも均一的な施術ができる

オールハンドマッサージ店は施術者の手によって施術されるので、受ける人に合わせて調整できます。
一方でエステ機器は施術者のスキルを必要とせず、設定知識さえあれば誰でも同じ効果を得られます。
どちらが優れているというわけではないため、はじめたいと思っているサロンの目的に合わせて施術方法を選ぶことが大切です。

エステ機器を購入しているエステサロンのメリットとデメリット

エステサロン開業にあたり、エステ機器を購入すると、以下のようなメリットとデメリットがあります。

  • エステ機器メーカーによるサポートが受けられる
  • 取扱店として宣伝ができる
  • 初期投資が必要になる

エステ機器の購入を判断するためにもぜひチェックしておきましょう。

【メリット①】エステ機器メーカーによるサポートが受けられる

エステ機器はメーカーによるサポートがあるため、使い方がわからなかったり故障があったりするときにも対応してくれます。
保証制度があればエステ機器に問題があったときでも安心です。
注意点として、中古品のエステ機器には保証制度やアフターフォローが付いていないことがあるので、トラブルにならないよう事前にチェックしておきましょう。

【メリット②】取扱店として宣伝ができる

エステ機器は信頼できるメーカーのものであれば導入することで高い集客効果を見込めます。
業務用エステ機器は実績のあるものが多いため、受ける人も安心できます。
またWebサイトやSNSから取り扱っているエステ機器を宣伝できるので、興味がある人の関心を引くことができます。
エステ機器に合わせた新しいコースを作ることもできるため、顧客のニーズに合わせて対応可能です。

【デメリット】初期投資が必要になる

エステ機器は製品によって価格は異なりますが、100万円単位のものが多いため高額な初期投資が必要です。
そのため前述で説明した助成金や補助金を駆使しながら資金確保をしなければいけません。
初期投資を抑えたいときにはレンタルとしてエステ機器を借りることもできます。
用意できる資金からしっかりと計画を立てるようにしましょう。

エステ機器購入予算に合わせたエステ機器の選び方とは?

本体とオプション品を合わせた価格で検討しましょう

エステ機器を購入するときは、本体価格だけでなくオプション品の価格も考える必要があります。
高額なエステ機器は経営の負担になるため、サロンの施術用途に合ったものを選ばなければいけません。
エステ機器を選ぶときのポイントについて紹介するので、ぜひ参考にご覧ください。

ランニングコストを計算しましょう

ランニングコストとは、設備や建物を維持するために必要な費用のことです。
例えば、エステサロンであればエステ機器の電気代や消耗品が対象となります。
1人の施術に対してどれくらいの費用が発生しているのかを算出することは重要です。
レンタルやリース契約は毎月の支払い金額が一定なので計算がしやすくなっています。
電気代は施術方法によって変動するので、各メニューでランニングコストを計算しましょう。

エステ機器の保証制度について予め確認しましょう

エステ機器に問題が発生したときのサポート体制と、エステ機器の保証内容をチェックしましょう。
導入前に保証期間やアフターメンテナンスを確認しておくことで万が一のトラブルにも対処できます。
中古品には保証期間がないこともあるので事前にチェックしておいてください。

エステ機器の機能面が充実しているものを選びましょう

施術したいメニューに対応した機能があるかどうかはエステ機器を選ぶうえで重要なポイントです。
機能が豊富にあるほど顧客満足度も向上するので、他店との差別化を図りたいときには注目しましょう。
ただし、多機能なエステ機器は価格も高いため、資金とのバランスを考えて選ぶことをおすすめします。

エステサロン開業に向けて開業セミナーにも目を向けてみましょう

業務用エステ機器を扱うメーカー主催のセミナーがオススメです

ここまでエステ機器の種類や相場、費用、助成金などを紹介しました。
しかし「エステ機器を導入すべきか迷っている」という悩みを持っている方もいるかもしれません。
そんなときは業務用エステ機器を扱っているメーカーのセミナーに参加してみましょう。
実際に開催されているセミナーについて解説するので、迷っている方はぜひご覧ください。

エステ機器を購入時には導入講習がある

業務用エステ機器は、購入時にメーカーから特徴や使い方、施術メニューなどの導入講習を受けられます。
エステ機器のノウハウを理解しておけば従業員へ教えるときにもスムーズです。
なかには購入前にデモンストレーションを受けられることもあるので、どのようなエステ機器なのかを理解できます。
実際にエステ機器の詳細がわかるため、自身のエステサロンに合ったものなのかを判断できます。

エステサロン開業セミナー

これからエステサロンを開業する人のために開催されているセミナーもあります。
実際に開業した経験者から開業のノウハウを教えてもらえるので、準備すべき内容を理解できます。
受講者同士で意見交換をすることもできるため、同じ目的の人たちと情報交換が可能です。
セミナーによって施術方法やエステ機器の効果的な使用方法など教えてくれる内容も異なるため、参加するときは知りたい情報なのかチェックしておきましょう。

エステサロン経営セミナー

経営者としてエステサロンを続けていくためには経営知識を理解しておかなければいけません。
エステサロンの経営を学びたいときは、1人あたりの生産性や売上に直結しやすいメニューなどを説明しているセミナーがおすすめです。
セミナーを開催している企業がどれくらいの経営年数、店舗平均年商なのかをチェックすれば有益な情報となるものが見つかります。

エステサロンの開業セミナーについての習うべきポイントなどは、以下の記事でご紹介しております。

ワールドジャパンのエステサロンプロデュース

エステサロンは開業がしやすい反面、3年以内に90%のサロンが廃業に追い込まれ、開業から10年後の存続率は5%以下という非常に競争率の高い業界です。直営サロン20年の経営実績を持つワールドジャパン株式会社では、これまでのエステサロン経営ノウハウを用いて、エステサロンプロデュースを行っております。

店舗の新規開業の総合プロデュースをはじめ、Web集客、広告、販促計画、メニュー構成の提案、スタッフ教育、財務管理、物販管理など、サロン経営に関わるお困りごとやご質問がございましたらお気軽にお問い合わせください。

【まとめ】

本記事では、エステサロンの開業にあたり、エステ機器を購入することは多くのメリットがあることをお伝えさせていただきました。エステ機器の購入にあたり、足りない予算は助成金や無料の開業セミナーに参加して、よりよいエステサロン開業のスタートを切ってくださいね!

エステ機器にはさまざまな種類があり、目指すサロンによって購入する機器は変わってきます。サロンのコンセプトに沿った正しい機器の選定が重要と言えるでしょう。また、保証やアフターフォローの有無は、その後のサロンの運営に大きく関わります。

サロン開業時は、どうやってエステ機器選びをするべきか分からないことだらけ。だからこそ、機器選びだけでなくどこから購入、またはリースするかは大変重要な問題です。ワールドジャパンでは70種類以上の美容機器の取り扱いがあり、エステサロンや治療院などへの導入実績は500社以上にのぼります。

種類が多すぎて何を基準に選べばいいか分からない、サロンの方針がはっきり決められなくて機器選びができない…エステ機器選びに悩んでいたら、どんなことでも無料で相談を受け付けているので、まずはお気軽にお問い合わせください。
https://esthekiki.com/

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