エステサロンの経営において、集客は売上に直結するため重点的に考えていく項目の一つです。ただお金をかけるだけではコストが見合わず継続も難しいでしょう。今回は、ワールドジャパン株式会社の佐藤が20年の運営実績のある直営サロンの実例と合わせて新規顧客獲得のための集客アイデアをご紹介致します。
エステサロンで効果の高い集客アイデアとして、以下のようなものがあります。
上記のようなアイデアを実践するだけで大きな集客効果を発揮します。
それでは詳しく説明するので、ぜひ参考にご覧ください。
エステサロンの集客をするには、お客様が得られるベネフィット(ターゲットを絞り込んで広告を出す)を伝えられるキャッチコピーを設定しましょう。
例えば脱毛エステを経営していて女性がターゲットの場合は「鏡を見たときに自信を持てるあなたへ導きます」といったキャッチコピーがおすすめです。
実際にキャッチコピーを変更したことで大きな集客効果を得たエステ経営者も多いため、お店の看板やWebサイト、広告などでお客様に訴求してみましょう。
痩身エステサロンに興味のあるお客様のほとんどが、セルライトに悩んでいます。
”当エステサロンに来店したら痩せます“のようなよく見かける言葉を避けました。
サロンで使用しているエステ機器の名称となぞり、”すべてのセルライトをゼロに!”と、分かりやすくインパクトのあるキャッチコピーに変更しております。
キャッチコピーとはお店に対する第一印象のようなものです。
お客様の悩みをうまくつついてくすぶるような言葉を使用し、必ずお悩みの解決に導かれるということが明確になるように考えましょう。
Webサイトやチラシなど集客媒体へ掲載する写真にはこだわりをもたせましょう。
例えば、エステを利用してくれたお客様の顔写真が掲載された感想文を使うと、利用を検討している方から信憑性を高められます。
もちろんお客様の顔写真や名前などを掲載するときは許可が必要です。
またエステ担当者や内装の写真などを掲載することでお客様の信頼を得ることもできるでしょう。
ホットペッパービューティーやSNSをご覧になっているお客様のうち、一度ホームページを確認してから予約を取る方もいらっしゃいます。
ホットペッパービューティーやSNSの運用とセットでホームページの運用にも力を入れましょう。
ホットペッパービューティーやSNSでの口コミは、写真の掲載不可や文字数制限のため、サクラだと思われがちですが、自社サイトにしっかりとお客様のお顔とお声を掲載することで、新規のお客様からより信頼を得られます。
また、お客様のお声はスタッフの励みになり、モチベーションも上がることになり、リピート獲得にも繋がりますのでおすすめです。
スマートフォンを使った電子マナーなど最先端の支払い方法を導入することで集客効果を高めることができます。
現金だけでなくクレジットカードや電子マネーなどさまざまな支払い方法があればお客様からも便利です。
お客様によって普段から支払いの習慣は異なるので、選択肢が多いほど融通が効くエステサロンだと思ってもらえます。
実際に支払い方法の種類を増やしたことで集客率がアップしたお店もあるため、ぜひ導入を検討してください。
時代はキャッシュレス決済といいますが、必ずしも全て揃えた方が良いという訳ではありません。なぜならば、20万・30万コースのお支払いをQRコード決済でお支払いする方はあまりいらっしゃらないからです。
時代に追いつこうと色々な決済方法を導入すると、かえって手数料や初期費用で費用がかさんでしまうこともあります。
例えば自社では、高額メニューのあるAYAエステティックサロンではエステローンの導入、チケット制のESPLIZAではキャッシュレス決済の導入など、各店舗の単価により支払い方法を考えています。
エステサロンの集客のために広告を出稿するときは、ターゲットを絞り込むことが大切です。
ターゲットを絞り込むことで相手が興味を持っている内容を訴求できるので、心理的に見たくなるメッセージを広告に入れることができます。
例えばターゲットを40代〜50代の女性で肌の老化に悩まされている人にするなら「昔より今の自分が好きになれる場所へ招待します」といった訴求ができるでしょう。
ターゲットを設定するときは、より具体的で実際にいるかのような人物像を設定することをおすすめします。
1種類のバナー、ランディングページのみで広告を出稿することは控えましょう。
ターゲットの性別・年齢・地域によって訴求力のあるポイントが違うので、
例えば20代~30代半ばまでの方は【お得感を求める傾向】、40代以降の方は【確実な根拠を求める傾向】など、マーケティング調査を常に行い、その都度バナーやランディングページを用意して、細かくターゲットを分けて広告を出稿します。
また、自サロンにいらっしゃるお客様の特徴を分析することで、エステサロンを出店している地域にお住いの方の人柄や特徴が分かりますので、お客様の好みの傾向を分析する方法もオススメです。
エステサロンで集客をする場合、効果的な方法はたくさんあります。
こちらでは、エステサロンで有効なおすすめの集客方法と種類について紹介します。
ぜひ参考にご覧ください。
リアル媒体で集客をおこなうなら、以下のような方法があります。
・チラシ
・お客様紹介制度を作る
・キャンペーンを行う
それでは説明していきます。
定番な集客方法として、チラシの配布があります。
チラシは近隣地域に配布することでエステサロンの認知度を上げられます。
チラシを配布するときは、一目で内容を把握できるように工夫が必要です。
基本的にチラシは流し読みされるものなので、すぐに理解できなければ効果を発揮できません。
効果的なチラシを作りたいときは、プロのライターやデザイナーに依頼することもおすすめです。
お客様紹介制度とは、お客様に新しいお客様を紹介してもらう制度です。
知人や友人からの紹介であれば信頼のあるお店として紹介されるので、リピーターを増やすきっかけにもなります。
最近では、新しいお客様を紹介してくれた方にプレゼントキャンペーンを実施しているエステサロンもあります。
エステサロンの集客をしたいときは、お客様紹介制度の導入も検討しておきましょう。
定期的にエステサロンのキャンペーンを行うことも集客には効果的です。
例えばポイント制度を導入しているなら、キャンペーン期間はポイント2倍などが最適です。
キャンペーン期間中に利用したお客様はお得感があるので、リピーターとして継続利用してくれるようになります。
施術サービスの料金を安くするキャンペーンを実施するときは、経営面から赤字にならないよう注意するようにしましょう。
効率良く多くの人を集客したいときはネットの活用がおすすめです。
ネット媒体で集客をおこなうときは、以下のような方法があります。
・ホームページを作成する
・SNSマーケティング
・集客・口コミサイトを活用する
・リスティング広告に出稿する
上記のような集客方法は、情報社会の現代において非常に効果的です。
それでは詳細について順番に解説します。
ネット媒体から集客を行うときは、自社のホームページを作成することが大切です。
お客様の多くは、エステサロンを利用する前にお店の情報を詳しく知りたいと思っています。
そんなときに公式ホームページがあれば、施術内容や営業時間、担当スタッフなどをまとめて知ることができます。
また会社の信頼性を高めるための名刺代わりにもなるため、必要不可欠な存在です。
ホームページの作成経験がない方はオシャレにしたいためにサイトデザインがくずれることもあるので、心配な方は独学で勉強するか専門の業者に依頼しましょう。
ネットから多くの人を集客したいときは、SNSマーケティングが必要となります。
TwitterやFacebook、Instagram、などさまざまなSNSがあり、それぞれ利用ユーザーの傾向も大きく異なります。
各SNSの傾向は、以下のような違いがあります。
Twitter:幅広い年齢層のユーザーが利用している
Facebook:ビジネス向けのユーザーが多い
Instagram:10代〜20代のユーザーが中心
SNSを活用する最大のメリットは、拡散力の高さです。
エステサロンのターゲットとなるユーザーに情報を届けることで大きな集客効果を期待できるでしょう。
お客様のなかには実際に利用した人の意見を知りたい方もいるので、口コミサイトを活用することもおすすめです。
代表的な口コミサイトとしてホットペッパービューティーがありますが、こちらに掲載したことから集客効果がアップしたエステサロンも多いです。
会員登録をすることで誰でもエステサロンを登録できます。
もちろん良い口コミを得るためには充実したサービスも必要になるため、お客様のことを第一に考えて口コミを広げていきましょう。
リスティング広告とは、GoogleやYahoo!といった検索エンジンに表示させる広告です。
例えば「エステサロン 東京」といったキーワードで検索したときに上位表示させることができます。
広告出稿には少なからず費用が必要になりますが、競合が少ないキーワードを狙うことで安価に済ませられます。
「エステサロン 土地名」などで広告を出すことで広告費用をおさえて具体的なターゲットへお店を紹介可能です。
慣れると簡単に利用できるようになるので、ぜひリスティング広告の出稿も活用してみましょう。
エステサロンの集客を成功させるには、戦略をしっかり考える必要があります。
どうすれば競合他社よりも人気のエステサロンになるのかを考えることで高い集客効果を得られます。
こちらでは集客を成功させるための方法について詳しく紹介するので、ぜひ参考にしながら実施してみてください。
はじめに同じエリアで経営している競合サロンを調査しましょう。
競合の理解を深めることでどうすれば勝てるのかが見えてきます。
競合が提供しているサービスやターゲットを調査し、どのように差別化をすればいいのかを考えていきます。
また実際に競合サロンを利用してみて、施術内容や接客態度、価格帯などを調べることも大切です。
オンラインで競合サロンを調査するときは、ホームページのデザインやコンテンツもチェックしてみましょう。
ターゲットのペルソナを設定することもエステサロンの集客には重要です。
ペルソナとは、マーケティングにおいてサービスを利用する人をあらわすために作る仮想的な人物像です。
年齢や性別、職業、趣味などを細かく設定することでターゲットに刺さるサービスやメッセージを提供できます。
ターゲットを明確にすれば高い集客効果を期待できるので、ぜひペルソナを設定してください。
初めて来店してくれたお客様をリピーターにするには、再来店を促す仕組みを作ることが大切です。
例えば、利用する度に貯まるポイントカードや2回目以降の割引券などがあります。
お客様が次回も利用することで得をするサービスを考えることでリピーターは獲得できます。
またお客様が利用して良かったと思えるように施術内容や接客態度、内装なども工夫してみましょう。
PDCAとは、「Plan(計画)」、「 Do(実行)」、「 Check(確認)」、「 Act(改善)」の4段階を繰り返しながら物事を改善する方法です。
計画を立てて実行に移し、結果を確認しながら改善をする流れとなります。
実際に集客方法を試してもうまくいかないことはあるので、実行するなかで何をすれば改善できるのかを理解することが大切です。
実行した方法はデータとしてまとめ、改善点を見直しながら再度試してみるようにしましょう。
エステサロンは開業がしやすい反面、3年以内に90%のサロンが廃業に追い込まれ、開業から10年後の存続率は5%以下という非常に競争率の高い業界です。直営サロン20年の経営実績を持つワールドジャパン株式会社では、これまでのエステサロン経営ノウハウを用いて、エステサロンプロデュースを行っております。
店舗の新規開業の総合プロデュースをはじめ、Web集客、広告、販促計画、メニュー構成の提案、スタッフ教育、財務管理、物販管理など、サロン経営に関わるお困りごとやご質問がございましたらお気軽にお問い合わせください。
開業して9割のエステサロンが3年以内に廃業してしまう一番の原因として、集客がうまくできないことが挙げられます。まずは成功しているエステサロンの集客アイデアを真似して試し、改善を重ねながら自分のエステサロンに合った集客方法を探してください。また、他のサロンの成功事例を直接聞けるチャンスのあるセミナーへの参加も特にオススメです。
エステ機器にはさまざまな種類があり、目指すサロンによって購入する機器は変わってきます。サロンのコンセプトに沿った正しい機器の選定が重要と言えるでしょう。また、保証やアフターフォローの有無は、その後のサロンの運営に大きく関わります。
サロン開業時は、どうやってエステ機器選びをするべきか分からないことだらけ。だからこそ、機器選びだけでなくどこから購入、またはリースするかは大変重要な問題です。ワールドジャパンでは70種類以上の美容機器の取り扱いがあり、エステサロンや治療院などへの導入実績は500社以上にのぼります。
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