医療脱毛は泣くほど痛い?VIO・脇など痛みが強い部位と対策を解説

 
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医療脱毛は、ムダ毛への照射時に強い痛みを感じやすい脱毛方法です。特に、VIOや脇、顔は痛みが強い施術部位となります。医療脱毛器の種類や麻酔の利用で痛みを軽減させることが可能です。痛みが不安で医療脱毛を諦めている方は参考にしてみてください。
  • 2024年2月26日
  • 2024年2月27日
医療脱毛は泣くほど痛い?VIO・脇など痛みが強い部位と対策を解説

医療脱毛はサロン脱毛よりも痛いと聞き、不安になっている方はいませんか?特に、VIOや脇などは痛みが強いため、なかなか挑戦できないでいる方もいるでしょう。

医療脱毛は、高出力のレーザーをムダ毛のある部位に照射して発毛組織を破壊します。

そのため、サロン脱毛などと比べると痛みは強くなってしまうのが実情です。

とはいえ、医療脱毛を受けている方はめずらしくありません。

痛みが強くても、医療脱毛のコースを通い切りムダ毛のない綺麗な肌を手に入れている方がいるのも事実。

実は、痛みの少ない医療脱毛器や麻酔などを利用すると、あまり痛さを感じずに施術を受けることができるのです。

今回は、医療脱毛の痛みが強くなる原因や軽減させる方法などを詳しく解説します。

※本記事の価格は全て税込みです。

この記事の監修者
水谷治子
水谷皮フ科クリニック 院長
水谷 治子 先生

東京医科大学卒業。東京医科大学病院皮膚科、都内美容皮膚科クリニックなどを経て2012年、水谷皮フ科クリニック開院。一般皮膚科、小児皮膚科に加え、しみ、たるみなどの美容皮膚科を診療している。

この記事の執筆者
新木綾
WEBライター
新木綾

元日本エステティック協会認定エステティシャン。都内のエステサロンにて脱毛などの施術を担当。現在はWEBライターとして脱毛や美容などについて執筆中。

泣くほど痛い医療脱毛痛みの原因

医療脱毛は「泣くほど痛い」という声を聞くこともめずらしくありません。

結論から言うと、脱毛サロンの光脱毛に比べると痛みは強くなります

一般的には「輪ゴムでパチンと弾かれたような痛み」と表現されることがほとんどです。
医療脱毛が泣くほど痛いと感じる主な原因を3つ見ていきましょう。

医療脱毛が痛いと感じる主な原因
  • 医療脱毛前の日焼け
  • 乾燥肌
  • 生理中などで肌が敏感

医療脱毛前の日焼け

医療脱毛では、メラニンに反応する特殊なレーザーを照射して、毛根にある毛乳頭や毛母細胞などに熱を与えて破壊します。

組織名役割
毛乳頭毛母細胞に栄養を送る役割を持つ組織
毛母細胞細胞分裂を起こすことで毛を伸ばす組織
バルジ領域毛の生成に必要な細胞を作るための組織

日焼けをしている肌は、通常よりもメラニンが多くなっており肌色も赤みや褐色に変化している方も少なくありません。

このような肌へレーザーを照射すると、ムダ毛だけではなく肌色にも反応するため、痛みが増してしまいます

また、日焼けしている肌は軽度の火傷を負っている状態と変わりません。

普段よりも刺激を受けやすくデリケートな肌状態です。

少しでも痛みを軽減するためにも、医療脱毛をしている期間は日焼け対策を行いましょう。

乾燥肌は痛みを感じやすい

乾燥肌は、外部の刺激から肌を守るバリア機能が低下してしまうため、レーザー照射を受けると痛みを感じやすくなります。

メラニンに反応するレーザーとはいえ、照射すると肌への刺激は避けられません。

また、乾燥肌は痛みが増すだけではなく、火傷や炎症などの肌トラブルも起こりやすいデリケートな状態であると認識しておきましょう。

生理中などで肌が敏感になっている

生理中などでホルモンバランスが乱れているときも、肌が刺激や痛みに対して敏感になっています。

普段なら問題のない照射レベルでも、強い痛みを感じる場合もあるため、生理前後や生理中などは注意が必要です。

なお、ホルモンバランスは生理以外にも睡眠不足やストレスなどでも乱れてしまうことがあります。

肌荒れなど、普段とは違う症状が体や顔に現れたときは施術を避けた方が良いでしょう

医療脱毛で痛みが感じやすい部位

医療脱毛で痛みを感じやすい部位に挙げられるのは、以下の3つとなります。

痛みを感じやすい部位
  • VIO

なぜ、この3つの痛みが強くなるのか理由を見ていきましょう。

VIOで痛みが感じやすい理由

医療脱毛で最も強い痛みを感じやすい部位と言われているのがVIOです。

VIOは、皮膚が薄く骨や神経が近いため、照射時の刺激や熱さなどを敏感に感じやすくなっています。

さらに、アンダーヘアは毛が1本1本太く毛量も多くレーザーが強く反応することも、痛みを感じやすい理由です。

VIOの中でも、Iラインは色素沈着を起こしていたり粘膜が近かったりするため、最も痛みを感じる部位です。

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Oラインは照射する範囲が小さいため、Vライン・Iラインと比べると痛みは我慢できる程度で済む方もいます。

脇で痛みが感じやすい理由

脇もVIOと同じように、ムダ毛が密集している部位です。皮膚も薄く、強い痛みを感じる方が多くなっています。

カミソリなどで頻繁に自己処理をしている方も多い部位であり、摩擦による色素沈着を起こしている場合は、レーザーが反応しやすく痛みが増すことも。

ただし脇は範囲が小さいため、片方の施術が5分程度で終わるような部位です。そのため、痛みはあるものの我慢できない程ではありません。

顔の産毛で痛みが感じやすい理由

産毛が多い顔の医療脱毛も、痛みを感じやすいと言われています。

VIOや脇とは異なる毛質で痛みが強く感じるのは、メラニンが薄くレーザーが反応しにくいからです。

レーザーが反応しにくい場合は、照射レベルを高めて施術しなければなりません。

顔は皮膚が薄く骨が近いため、高い照射レベルのレーザーを照射すると強い痛みを感じやすくなります。

痛みを意識した医療脱毛クリニックの選び方

医療脱毛クリニックを選ぶときの3つのポイント
  • 導入している医療脱毛器
  • 麻酔の料金
  • トライアルの有無

医療脱毛は、医療脱毛器によって痛みの感じ方が異なります

また、医療行為を受けられるため、麻酔を利用することも可能です。

照射時の痛みの感じ方に不安を覚える方は、トライアルプランを設けている医療脱毛クリニックを検討してみましょう。

ここからは、痛みを意識した医療脱毛クリニックの選び方を紹介します。

痛みを感じやすい方は蓄熱式の医療脱毛器がおすすめ

医療脱毛器は、大きく分けて熱破壊式と蓄熱式の2種類あり、照射するレーザーも異なります。

照射方式ターゲット特徴
蓄熱式発毛司令塔である「バルジ領域」・痛みが少ない
・産毛や細い毛にも効果が期待できる
・1ヶ月程度かけて徐々に抜け落ちる
熱破壊式・毛を成長させる組織「毛母細胞」
・毛母細胞に栄養を送る「毛乳頭」
・痛みが強い
・太く濃い毛に高い効果を発揮する
・1~2週間でポロポロと抜け落ちる
レーザーの種類波長メリット
アレキサンドライトレーザー755nm・剛毛にも効果が期待できる
・痛みが弱い
ダイオードレーザー800~940nm・毛質、肌質を選ばない
・産毛にも効果を発揮する
・痛みが弱い
ヤグレーザー1,064nm・根が深い毛にも効果を発揮する
・色黒肌でも照射可能

痛みを感じやすい方や苦手な方は、蓄熱式の医療脱毛器がおすすめです。蓄熱式は高温ではなく、低温でじんわりとバルジ領域を破壊します。

照射するレーザーはダイオードレーザーとなり、熱破壊式のアレキサンドライトレーザーやヤグレーザーと比べると、痛みや刺激などを感じにくいのが特徴です。

蓄熱式であれば、VIO・脇・顔へ照射しても痛みは感じにくくなります

麻酔が無料か確認

医療脱毛は、痛みを大幅に軽減することができる麻酔を利用できます。

相場は2,000~3,000円程度ですが、中には無料の医療脱毛クリニックもあるため確認してみましょう。

医療脱毛クリニックで使用する麻酔は、麻酔クリーム(表面麻酔)と笑気麻酔の2種類が主流です。

麻酔の種類に希望がある方は、そちらも併せてチェックしておきましょう。

トライアルがあるか確認

医療脱毛クリニックは、初回カウンセリング時などの契約する前にトライアルプランを設けているところがあります。

トライアルプランの内容は医療脱毛クリニックによって異なりますが、VIO・脇・顔といった部位別脱毛だと、痛みの感じ方を確認しやすいのでおすすめです。

中には、全身脱毛や部位別脱毛の1回プランをトライアル代わりに利用する方もいます。

トライアルプランがない医療脱毛クリニックは、1回プランの有無をチェックしてみましょう。

2つの医療脱毛器の痛みの感じ方の違い

熱破壊式と蓄熱式、それぞれの医療脱毛器は照射したときの痛みの感じ方は異なります。

脱毛方式痛みの感じ方
熱破壊式高出力のレーザーを小さい範囲に集中して瞬間的に照射する。

肌に輪ゴムをパチンと弾くときのような痛みを感じる。
蓄熱式低出力のレーザーを連続的に広範囲へ照射する。

痛みよりもお湯の入ったマグカップを当てているような温かい熱を感じる。

熱破壊式は、ムダ毛のある部分に照射すると瞬時に反応してバチバチとした刺激と共に強い痛みを感じます。

一般的には、肌を輪ゴムで弾いたような感覚と表現されることが多いです。

蓄熱式は、熱破壊式のようなバチバチとした刺激ではなく、温かいマグカップなどを肌の上で滑らせるような感覚となります。

さらに、照射面に冷却機能が付いている医療脱毛器だと、温かさと冷たさの両方を実感できます。

そのため、じんわりと温かい熱を感じる程度で、熱破壊式よりも痛みは少ないのが大きな特徴です。

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蓄熱式は、心地よい温かさから寝てしまう方もいます。痛みが苦手な方は、蓄熱式だと安心感を得られるでしょう

痛みへの対策がある医療脱毛クリニック3選

喜ぶ女性,申込,points

ここからは、施術時の痛みを考慮した対策をしている医療脱毛クリニックを3院紹介します。

導入している医療脱毛器や麻酔の料金などチェックしてみてください。

レジーナクリニック|麻酔が無料で利用可能

レジーナクリニックバナー

レジーナクリニック
主な医療脱毛コース全身脱毛
全身+VIO脱毛
全身+顔脱毛
全身+VIO+顔脱毛
主な医療脱毛マシンジェントルレーズプロ
ソプラノアイスプラチナム
ソプラノチタニウム
支払い方法現金
クレジットカード
デビットカード
医療ローン
院数全国22院
営業時間【月~金】12:00~21:00
【土日祝】11:00~20:00
休診日なし
(年末年始、臨時休業を除く)
レジーナクリニックのおすすめポイント
  • 麻酔が無料で利用可能
  • 蓄熱式医療脱毛器の施術が受けられる
  • 平日21時まで営業

レジーナクリニックは、脱毛の施術料金以外に費用がかからない医療脱毛クリニックです。

痛みを軽減させる麻酔も無料で利用できるため、VIO・脇・顔の施術も安心できます。

痛みの少ない蓄熱式脱毛器「ソプラノアイスプラチナム」と「ソプラノチタニウム※」を導入しており、肌質や毛質に合わせた施術を受けられます。
※院によっては取扱いしていない場合があるため、事前に確認してください。

脱毛機器特徴
ジェントルレーズプロ太くて濃い毛にアプローチ
ソプラノアイスプラチナム痛みが少なく、日焼け肌や色黒肌にも照射できる
ソプラノチタニウムうぶ毛や細い毛にもアプローチできる
※脱毛の効果には個人差があります。

「ソプラノアイスプラチナム」と「ソプラノチタニウム」は、共に照射面に冷却装置が備わっているため、レーザーを照射するときの熱が肌に伝わりにくく、痛みを和らげながら施術可能です。

麻酔を併用することで、さらに痛みの少ない施術を受けられます。

トライアルプランや1回プランは設けていませんが、初回カウンセリングのときにテスト照射を受けられるため、予約時に「テスト照射希望」と伝えておきましょう。

フレイアクリニック|部位別脱毛と全身脱毛1回プランが利用可能

フレイアクリニック

フレイアクリニック
主な医療脱毛コース全身脱毛
全身+VIO脱毛
全身+顔脱毛
全身+VIO+顔脱毛
主な医療脱毛マシンメディオスターNeXT PRO
メディオスターモノリス
支払い方法現金
クレジットカード
医療ローン
院数全国18院
営業時間【月~金】12:00~21:00
【土日祝】11:00~20:00
休診日なし
(年末年始、臨時休業を除く)
フレイアクリニックのおすすめポイント
  • 1回プランでお試しできる
  • 冷却装置付きの医療脱毛器で痛み軽減
  • 安心コースは麻酔無料

フレイアクリニックは、トライアルプランはないものの部位別脱毛と全身脱毛共に1回プランがあります。

医療脱毛を試してみてからコース契約を検討したい方は、ぜひ1回プランからスタートしてみましょう。

導入している医療脱毛器は、熱破壊式と蓄熱式を使い分けて施術できる「メディオスターNeXT PRO」と「メディオスターモノリス」の2種類です。

どちらの医療脱毛器も、冷却装置付きなので照射時の痛みや炎症、火傷などのリスクを軽減できます。

フレイアクリニックは、クイックコースと安心コースの2つのコースがあります。

コース名コース内容
クイックコースサービス内容を簡素化して費用を抑えて利用できる全身脱毛のみのコース。

医療脱毛器は蓄熱式のみで熱破壊式は使用できません。
安心コースサービス内容が充実している、フレイアクリニックの通常医療脱毛コース。

医療脱毛器は、施術する部位によって熱破壊式と蓄熱式の指定ができます。

麻酔を無料で利用できるのは、安心コースです。

クイックコースを契約する方は、1部位3,300円で利用することになります。

エミナルクリニック|蓄熱式と熱破壊式を搭載したクリスタルプロ

エミナルクリニック

エミナルクリニック
主な医療脱毛コース全身脱毛
全身+VIO脱毛
全身+顔脱毛
全身+VIO+顔脱毛
主な医療脱毛マシンクリスタルプロ
支払い方法現金
クレジットカード
医療ローン
自社クレジット
院数全国61院
営業時間10:00~21:00
(院によって異なる)
休診日不定休
エミナルクリニックのおすすめポイント
  • 蓄熱式と熱破壊式搭載「クリスタルプロ」
  • 全身脱毛がリーズナブル
  • 最短1カ月に1回通える

エミナルクリニックの医療脱毛器は、蓄熱式と熱破壊式を搭載している「クリスタルプロ」です。

肌質と毛質を見極めて適切な照射方式で施術を行っており、最短1カ月に1回の頻度で通えます

施術回数を重ねるごとに、照射出力も高めて毎回適切な最大出力で照射してもらえるため、脱毛効果も実感しやすいのが嬉しいポイント。

全身脱毛の料金が、全身+VIO5回で68,000円とリーズナブルなので、予算が少ない方も医療脱毛を始めやすくなっています。

麻酔を利用したい場合は3,300円かかるため、VIO・脇・顔と施術する方は追加料金がかかることを踏まえて検討しましょう。

エミナルクリニックは、トライアルプランはないものの、テスト照射を受けることができます。

カウンセリングの予約を取る際に「テスト照射希望」と伝えておくとスムーズです。

医療脱毛の痛みを軽減する方法

医療脱毛の痛みを我慢しながら施術を受けるのは大変です。

以下の方法を取り入れると、照射時の痛みや刺激、熱さなどを軽減できるのでおすすめです。

痛みを軽減する4つの方法
  • 笑気麻酔や麻酔クリームを使う
  • 施術部位の肌を冷やす
  • 脱毛部位に合わせてレーザーの種類を使い分ける
  • スキンケアをしっかり行う

それぞれの方法について見ていきましょう。

笑気麻酔や麻酔クリームを使う

医療脱毛クリニックは、痛みを大幅に軽減させることができる、笑気麻酔や麻酔クリームを利用できます。

麻酔の種類麻酔後の状態
笑気麻酔鎮痛作用などを持つ「笑気ガス」を吸入するガスタイプの麻酔。

吸入すると、飲酒したときのような酔った感覚になり、痛みを感じにくいリラックスした状態になる。
麻酔クリーム照射する前に、施術する部位に塗布するクリームタイプの麻酔。

肌の感覚が鈍くなるため、痛みを感じにくくなる。

麻酔の料金は、2,000~3,000円程度が相場です。

笑気麻酔は吸入麻酔のため、嘔吐などした時の救急処置の対策がしっかりできているクリニックで行うことをお勧めします。

医療脱毛クリニックによっては、無料で利用できるところもあるため、VIO・脇・顔の施術をする際はスタッフに相談しましょう。

施術部位の肌を冷やす

施術部位の肌を冷やすことで、痛みや炎症などを軽減できます。

医療脱毛器に冷却装置が付いていると肌を冷やしながら照射できるため、痛みを抑えながら施術を進めることが可能です。

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帰宅後も施術部位に痛みを感じる場合は、タオルやハンカチで包んだ保冷剤などで冷やしましょう

脱毛部位に合わせてレーザーの種類を使い分ける

脱毛部位に合わせてレーザーの種類を使い分けるのも、痛みを軽減するためには効果的です。

医療脱毛器のレーザーは、以下の3種類となります。

レーザーの種類波長メリット
アレキサンドライトレーザー755nm・剛毛にも効果が期待できる
・痛みが弱い
ダイオードレーザー800~940nm・毛質、肌質を選ばない
・産毛にも効果を発揮する
・痛みが弱い
ヤグレーザー1,064nm・根が深い毛にも効果を発揮する
・色黒肌でも照射可能

アレキサンドライトレーザーは、照射した瞬間は輪ゴムで弾かれたような痛みを感じますが、冷却装置の働きによりすぐに麻痺します。

そのため、痛いのは苦手という方にもおすすめできるレーザーです。

ダイオードレーザーは、アレキサンドライトレーザーとヤグレーザーの中間に位置します。

痛みは少なく、産毛から剛毛まで幅広く対応しているレーザーです。

ヤグレーザーは、深い位置の毛根に効果的なレーザーですが、強い痛みを感じやすくなっています。

とはいえ、冷却装置や麻酔を利用すれば我慢できないほどの痛みではありません。肌の色が黒い方も、ヤグレーザーは効果的に脱毛できる点は魅力です。

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肌や毛の状態をチェックしたスタッフにヤグレーザーでの施術を勧められたら、痛み対策をしたうえで検討してみましょう。

スキンケアをしっかり行う

乾燥している肌はバリア機能が低下してしまうため、痛みを強く感じやすくなります。

医療脱毛を始めたら、施術付近だけではなく日頃からボディローションとボディクリーム、化粧水と乳液を使ったスキンケアを念入りに行いましょう。

スキンケアがしっかりされている水分量の多い肌は、適切な照射レベルで施術できるため、脱毛効果にも良い結果を与えます。

VIOにあまり刺激になる化粧品を使いたくない方は、ワセリンを使ってスキンケアするのもおすすめです。

医療脱毛の痛みに関するQ&A

よくある質問

最後に、医療脱毛の痛みに関する疑問や質問について解説します。

  • 市販の痛み止めは効果がありますか?
  • VIOなどは脱毛完了まで痛みは続きますか?
  • 肌荒れしていると痛みは強くなりますか?

気になる疑問や質問があれば、ぜひ参考にしてみてください。

市販の痛み止めは効果ありますか?
頭痛や生理痛などのときに服用する市販の痛み止めは、一般的な痛みとレーザーを照射するときの痛みは仕組みが異なるため効果はありません
また、服薬する薬の種類によっては光に過敏に反応する場合があります。
光アレルギーのような肌トラブルを起こす恐れもあるため、施術日前日から当日は服薬自体禁止している医療脱毛クリニックもあるほど。
持病などで薬を飲んでいる方は、主治医に相談してから医療脱毛の施術を受けましょう
VIOや脇などは脱毛完了まで痛みは続きますか?
VIOや脇などは、医療脱毛を開始してから徐々にムダ毛が細く薄くなっていくに連れて痛みも少なくなっていきます
これは、VIOや脇だけではなく全身に言えることです。施術初回の痛みがコース完了時まで続くことはほとんどないと考えておきましょう。
肌荒れしていると痛みは強くなりますか?
肌荒れをしているときはバリア機能が低下しているため、普段よりも痛みを強く感じやすくなります。
我慢して肌荒れしている状態でレーザーを照射しても、さらに肌状態が悪化するリスクがあるためお勧めできません。
肌の状態が落ち着くまで、医療脱毛の施術やムダ毛の自己処理は控えて、スキンケアを優先しましょう。

医療脱毛は蓄熱式脱毛器や麻酔で痛みを軽減しよう

ポイント

医療脱毛は、サロン脱毛などとは異なり高出力のレーザーで発毛組織を破壊するため、痛みは強くなりがちです。

痛みが強い分、脱毛の効果は実感しやすいですが、不安になる方もいるでしょう。

今回紹介したように、肌への刺激が少ない蓄熱式の医療脱毛器を選んだり麻酔を使ったりすることで、照射時の痛みを軽減させることが可能です。

特に痛みが強くなりがちな、VIO・脇・顔の施術を行う際は、各医療脱毛クリニックの導入している医療脱毛器や麻酔の料金、トライアルプランの有無などをチェックしてみましょう。

なお、医療脱毛の施術回数を重ねてムダ毛が細く少なくなっていくうちに、痛みは感じにくくなっていきます

痛みを理由に医療脱毛に通うか悩んでいる方は、ぜひカウンセリングで相談してみましょう。