自宅でサロンを開く際、生活感が丸出しになってしまうキッチンを隠したいと思う方は少なくないでしょう。キッチンを隠すことは自分でもできるのか、それとも業者に依頼すべきなのでしょうか。ワールドジャパン株式会社の鈴木が解説致します。
自分でキッチン周りを隠したいという方は「費用を抑えたい」、「簡単でおしゃれにしたい」という悩みを持っているのではないでしょうか。
こちらでは自分でキッチン周りを隠す方法として、以下の5選について紹介します。
収納棚を設置する
カーテンで目隠し
水はねパネルもあり
パーテーションでもOK
おしゃれなカーテンで隠すのもあり
それではぜひ参考にご覧ください。
キッチン周りの物を隠したいときは収納棚を設置することをおすすめします。
とくにオープンキッチンは収納スペースが少ないため、シンクやコンロ下しか収納ができません。
そんなときでも収納棚があればキッチンの上に出している物もスッキリ収納できます。
注意点として大きな収納棚を置くと閉塞感が出てしまうので、なるべく低い収納棚を置くことをおすすめします。
お客様の目が気になるという方は、カーテンでキッチン周りを隠すと良いでしょう。
カーテンで目隠しすることでお客様が訪問したときだけ目隠しすることができます。
そのため普段の生活とエステ時の切り替えが簡単にできる点がメリットです。
カーテンを設置するときは突っ張り棒を使ってカーテンレールを作り、ロールカーテンのようなかたちにすることをおすすめします。
水はねパネルとは、キッチンに設置することで水はねを防止できるパネルです。
リビング側からの目隠しにもなるため、お客様からの目が気になる方にも最適です。
水がはねて床が濡れてしまう心配もないので、普段使いとしても便利となっています。
製品の素材はアクリル製品のものが多く、掃除も簡単にできるのでおすすめです。
自宅のキッチン周りを隠したいときはパーテーションを活用することもおすすめです。
パーテーションとは、部屋や空間を仕切る板状のアイテムです。
製品によって大きさを選ぶことができるので、自宅の部屋の大きさに合わせて選ぶことができます。
またお客様の訪問時のみ設置できるため、必要なときだけ使い分けられます。
見栄えも良くオシャレな製品も多いので、空間作りを意識したい方にもおすすめです。
ただカーテンを設置するだけでなく、おしゃれさも意識して隠すのも1つの方法です。
例えばハワイアンな自宅サロンをコンセプトにしているなら、海やヤシの木が描かれたデザインのカーテンがおすすめです。
デザインを変えるだけで全体に統一感が出るので、コンセプトに合った空間作りができるようになります。
自宅サロンのキッチン周りを隠すときは、以下のような注意点をチェックしておいてください。
コンロ周りは引火に注意
カーテン類は防カビできるものが良い
目隠し範囲は最小限に
子供がいるなら固定式を選ぶ
隠す場所によっても意識すべきポイントが異なるので、順番にチェックしていきましょう。
キッチンのコンロ周りを隠すときは、置いているものに引火しないように注意が必要です。
素材によっては引火しやすいものもあるので、購入前にどんな素材なのかをチェックしておかなければいけません。
キッチンを隠すならスチールや耐熱ガラスなどの素材でできた製品がおすすめです。
お客様の訪問時だけコンロ周りを隠したいときは、全体を覆うことができるコンロカバーを利用しましょう。
キッチン周りは水や火によって湿度が高くなるので、カーテンで目隠しするときは防カビできるものがおすすめです。
とくにカビが繁殖しやすい梅雨の時期はカーテンにも影響が出てしまいます。
カビが目立つとお客様からも不衛生なイメージを与えてしまう恐れがあります。
防カビ用のカーテンはホームセンターやネットショッピングサイトから購入できるので、事前に素材をチェックしておきましょう。
キッチン周りを目隠しするときは、隠したい場所を明確にして最小限にすることが大切です。
とくにオープンキッチンを置いている自宅では、リビングからお客様と会話ができる点が魅力となります。
全てを目隠しするとコミュニケーションも取りにくくなってしまいます。
手元だけを隠したいならカウンタースクリーン、サイドを隠したいならパーテーションを設置すると良いでしょう。
空間にメリハリをつけることでお客様からも喜んでもらえるようになります。
自宅に子供がいる家庭なら固定式を選ぶようにしましょう。
例えば収納棚を設置した場合、固定されていなければ子供が陶器やマグカップを落下させてしまう恐れがあります。
またコンロのパネルによって子供が火傷をする可能性もあるでしょう。
ネジで固定しておけば、子供が触れて怪我をする心配もありません。
考えられる危険性を想定して、子供が怪我をしないように固定式のものを設置するようにしましょう。
自宅サロンのキッチン周りを隠すためにアイデアが浮かばない時は、以下のようなものを参考にすると良いでしょう。
SNSをチェック
他のサロンの内装も参考になる
ルームクリップもおすすめ
それでは詳しく説明します。
SNSには自宅サロンの内装デザインを投稿している人も多いので、自分が求めている空間を見つけることができます。
またフォローすることでコメントやダイレクトメッセージからアドバイスをもらうこともできるでしょう。
インスタグラムやツイッターには多くの投稿があるので、ぜひ参考にしてみることをおすすめします。
他の自宅サロンの内装を参考にすることもおすすめです。
実際にお客様として自宅サロンを利用してみることで、どのようにキッチン周りを目隠ししているのかをチェックできます。
同業者の友人や知人がいるなら相談することも1つの手段です。
インターネットには、実際に住んでいる部屋の投稿写真を見れる「ルームクリップ」というサイトがあります。こちらでは検索することでサロンのインテリア例を見つけられるので、キッチン周りだけでなく全体的なデザインもチェックできます。
自宅サロンをオシャレにするにはどうすればいいのかを理解できるため、ぜひこちらも参考にしてみてください。
自宅サロンの内装にこだわってキッチンを隠したい場合、セルフDIYか業者に任せるのかによって方法が大きく異なります。
こちらではそれぞれの方法について詳しく説明するので、自分に合ったやり方をぜひ試してみてください。
あまり費用をかけずに内装をこだわりたいときはセルフDIYがおすすめです。
DIYには物やノウハウが必要ですが、自分の好きなように空間作りができます。
キッチン周りを隠したいときは扉をつけたりキッチン全体を囲んだりするDIYが最適です。
賃貸物件で工事ができない方やキッチンもオシャレな空間として見せたい方には、セルフDIYで工夫するだけでOKです。
手間をかけずに内装をこだわりたいときは業者への依頼がおすすめです。
業者に依頼すると費用が発生しますが、こちらの注文通りに内装を変更することができます。
生活感をなくしたサロンらしい雰囲気を演出できるので、お客様からも高評価を得られるでしょう。
お客様に生活空間を見せたくなかったりエステサロンのコンセプトに合った空間を作ったりしたい方は、思い切って業者に依頼するのもありです。
自宅サロンの内装にこだわりたいときは、キッチンを隠したほうがいいのか疑問に感じる方もいるでしょう。
こちらでは、キッチンを隠したほうがいい理由やおすすめな方法について詳しく説明していきます。
自宅サロンにおいてキッチンは生活感が出やすい場所です。
お客様はエステサロンを特別な場所と思っているため、生活感が出てしまうと残念に思ってしまいます。
とくにキッチンでは普段使っている物が見えやすいので、日常生活を自然とイメージしてしまうでしょう。
そのため生活感をなくす工夫をすることでお客様からの評価も大きく変わります。
自宅のキッチンが見えたままになっていると、お客様の来店時や施術後にお茶を出すところも見えてしまいます。
準備をしている姿を見られると一気に生活感が出てしまうので、お客様からも残念な気持ちになってしまうでしょう。
おもてなしの準備をお客様に見せないためにもキッチンは隠す必要があるのです。
お客様に気軽な雰囲気で通ってほしいエステサロンでは、あえてアットホームな空間として残すのもありです。
最近では古民家カフェが流行っていることもあり、お客様が友人の家に遊びに行く感覚で来店できる店も人気です。
そのため身近なかたちをコンセプトにしているなら、無理にキッチンを隠さずにあえて公開するのも良いでしょう。
自宅サロンの改装を業者へ依頼する場合、工事内容によって費用は大きく変わります。
内装費用は開業費用の一部として計算しておくことが大切です。
こちらでは、工事する部分によって必要な費用目安を紹介します。 ぜひ参考にご覧ください。
自宅にロールカーテンの設置を依頼する場合、費用は1万円〜4万円程度となります。
ロールカーテンは簡単に取り付けられるので自分でもできますが、しっかり固定されていなければ落下する可能性があります。
そのため安全性を考えるなら専門の業者への依頼がおすすめです。
工事期間は1日で済むので、比較的簡単にリフォームができます。
外からの光を遮断したいときはブラインドの設置がおすすめです。
ブラインドはロールカーテンと同じく、設置費用は1万円〜4万円程度となります。
素材によってさまざまな雰囲気を楽しめるので、サロンのコンセプトに合わせて選ぶことができます。
工事期間は1日程度なので、はじめに済ませておくべきリフォームの1つです。
カウンターテーブルは、自宅にいながらカフェのような雰囲気を演出できます。
製品価格はピンキリですが、10万円程度で購入可能です。
オーダーメイドになると20万円ほどになる可能性もあります。
工事の設置は1万円〜2万円程度となっており、工事期間は1日〜3日程度となります。
どのような用途で使いたいのかを決めてから設置を依頼するようにしましょう。
自宅のキッチン周りを綺麗に見せたいときは、収納棚の設置がおすすめです。
収納棚は大きさやデザインによって価格は異なり、1万円〜10万円程度で購入できます。
こちらもカウンターテーブルと同様に工事の設置は1万円〜2万円で依頼できます。
工事期間も1日〜3日程度なので、短期間のうちに設置可能です。
普段使いする物が多く、お客様から隠したい方は収納棚の設置を依頼すると良いでしょう。
デザイン性にこだわりたい方は飾り棚の設置がおすすめです。
飾り棚は隠すのではなく見せるデザインとなっているため、雑貨や小物を置きたいときに向いています。
製品によって価格はピンキリですが、安価であれば1万円以下で購入できます。
工事の設置は1万円〜2万円で依頼でき、工事期間は1日〜3日程度で可能です。
お客様に特別な雰囲気を演出したいなら、自宅の扉にもこだわりを持たせることが大切です。
とくにキッチン周りに扉をつけることで全体を隠すこともできます。
間仕切り戸と呼ばれる扉を設置すれば、普段は開けっ放しで来客時には閉めることができます。
扉の工事には、本体と設置費用を合わせて15万円〜20万年程度必要です。
工事期間は1日〜3日程度なので、ほかの内装工事と一緒に進められます。
キッチン周りを隠したいなら、全体を囲んでしまう工事もおすすめです。
全てを壁にして囲むのも良いですが、窓にすればリビングやダイニングの様子を見ることもできます。
工事の規模が大きいため、費用は8万円〜25万円程度となっています。
工事期間も4日〜6日程度必要なので、スケジュールに余裕があるタイミングで工事を依頼しましょう。
エステサロンのタイプによりますが、施術のスペースはお客様が一番リラックスして受けていただきたい空間になりますので、ベージュや茶色などの落ち着いた色にしましょう。
ラーメン屋さんが回転率を良くするために赤色の内装が多いように、色には人間の感情に働きかける効果がありますので、サロンのコンセプトがPOPな感じだからといって施術スペースまで明るい色合いにすることはオススメしません。
お客様が来客された時、まずはカウンセリングからはじめると思います。 カウンセリングでは、お客様に対して施術へのワクワク感を高める場所だと思いますので、カウンセリングスペースから施術スペースへの移動を短くしてワクワク感が維持されるようにしましょう。
カウンセリングスペースには、エステサロンのメニューや取り扱っている商品のPOPを壁に飾り、商品をディスプレイして興味を持っていただけるように工夫しましょう。
1室を丸ごとカウンセリングスペースにする余裕がなく、リビングと兼用となる場合、前章でもお伝えした通りなるべくキッチンを隠す工夫をしましょう。
これから物件をお探しになる場合、玄関から各部屋まで1本の廊下から出入りできるような間取りを選びましょう。
トイレや洗面台など、居住スペースと共用になる部分については清潔感を重視し、こまめな掃除をして汚れや異臭に気をつけましょう。
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自宅サロンのキッチンを隠すのは自分でもできますが、DIYが得意でなかったり、センスに自信がないと難しいかもしれません。迷うなら業者に依頼したほうが手っ取り早いですから、まずは相談だけでもしてみてはいかがでしょうか。
エステ機器にはさまざまな種類があり、目指すサロンによって購入する機器は変わってきます。サロンのコンセプトに沿った正しい機器の選定が重要と言えるでしょう。また、保証やアフターフォローの有無は、その後のサロンの運営に大きく関わります。
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